2024年12月20日金曜日

マヌエル・ヘスス・エレラ(Manuel Jesus Herrera)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBC地域王者(J・フライ級)。チャナ・ポーパオイン戦、サマン・ソーチャトロン戦、アニス・ロガ戦を紹介します。

マヌエル・ヘスス・エレラ(Manuel Jesus Herrera)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

マヌエル・ヘスス・エレラ(ドミニカ)

身長163cm:オーソドックス(右構え)


チャナ・ポーパオイン 12R 判定 マヌエル・ヘスス・エレラ

(WBA世界ストロー級タイトル戦、1994年)

エレラ:左ジャブ、右ストレート、フック   

チャナ:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

6R:ワンツーでチャナがダウン

(感想:チャナがタイトル防衛。ドミニカの実力者エレラ。デビュー当初に負けと引き分けがあったが、WBCの地域王座(J・フライ級)を獲得、連続防衛。ただ、直前の試合では北米フライ級王座戦で強打者ダニー・ロメロにTKO負けをしている。タイのチャナは日本でもおなじみ。これまで全勝。大橋秀行からWBA王座を獲得し、これが六度目の防衛戦。タイで行われた一戦。慎重に距離を取ってディフェンスしながらジャブを打つ両者。左フックにパワーを込めるチャナ。WBA9位のエレラはワンツーが得意の様子。攻めるチャナ。距離を取りたいエレラは攻められると受け身に。4R、エレラがオープン気味の右パンチをレフェリーから注意される。6R、ワンツーをヒットさせたエレラ。さらにワンツーでチャナがダウン。その後、右アッパー、左フックからの右ストレートで攻めるエレラだが、チャナは右ストレート、左フックで反撃。11R、エレラがホールドで減点。実力的には一進一退のまま12R終了。判定は2-1。チャナが攻めの姿勢で勝利。打たれて足に来たシーンもあったが、逆に前に出た。惜しくも敗北のエレラ。しかしながら、この試合が彼を象徴しているような気がする。クリーンなファイトぶりでディフェンスもでき、速いワンツーを打つが、攻められると引いてしまったりする。中南米の選手によく見られる特徴でもある。)


サマン・ソーチャトロン 12R 判定 マヌエル・ヘスス・エレラ

(WBC世界J・フライ級タイトル戦、1996年)

エレラ:左ジャブ、右ストレート、フック   

サマン:左ジャブ、右ストレート、フック

(感想:サマンがタイトル防衛。チャナ戦後のエレラ。WBCの地域王座を防衛し、WBAの地域王座も獲得。またしてもタイで世界挑戦。タイの王者サマンはウンベルト・ゴンザレスを豪快にKOして王者になったパンチャー。以来、その強打で連続防衛中。屋外リングでの一戦。ガードを上げて前進し、相手にプレッシャーをかける「筋肉マン」サマン。エレラは足とジャブで距離を取ってワンツー。右ストレートからの左ジャブ(逆ワンツー)なども使うエレラだが、パンチが軽くディフェンスされてしまう。サマンがエレラの最大の武器であるワンツーをかわして強打。左フックからの右ストレート、右アッパーを交えた連打(8Rほか)。ただ、エレラもディフェンスが巧く、サマンは攻めるが大きな見せ場は作れない。12R終了。判定は僅差の3-0(ダウンシーンは無し)。サマンが先手を取る展開だったがエレラのアウトボクシングも評価されたらしく、ポイント差はわずか。しかしながら、この試合でもエレラは受け身なところがあり、大きなチャンスを逃してしまった。)


マヌエル・ヘスス・エレラ 9R 負傷引分 アニス・ロガ

(IBF世界J・フライ級暫定王座決定戦、1997年)

エレラ:左ジャブ、右ストレート、フック   

ロガ:左ジャブ、右ストレート、フック   

(感想:エレラがサマンに敗れた再起戦で暫定王座を狙う。ロガはインドネシア期待の新鋭で、これがプロ四戦目。二戦目でIBFのインター王座(J・フライ級)を獲得した逸材。インドネシアでの一戦。共に速いジャブ、右ストレート。エレラが距離を取りながらワンツー、左フック、左ボディ打ち。ロガはジャブと右ストレートで追う。前に出るが、単発なロガ。エレラは迎え撃つ姿勢で連打。共にディフェンス。7Rに右ストレートをヒットさせたロガだが、ポイント上は手数でエレラが勝っている印象。9R、両者激しく出血(バッティングと思われる。映像ではよく見えなかった)。ドクターチェック後、試合終了。負傷引分で共に王座獲得ならず。ダウンシーンは無し。共にシャープなパンチを打つ良い試合で、そのまま行けばエレラは「暫定」ではあるが王者になっていたはず。またしても王座を獲り損ねた。その後、エレラはマウリシオ・パストラナの正規王座に挑戦したが、パワーに屈してKO負け。結局、世界王者にはなれなかった。王者が実力者だったこととロガ戦での負傷引分。どこか運が無かった選手。一方のロガもパストラナにKOされて世界王者になることなくリングを去った。)


①「WBA World Minimumweight Title

Chana Porpaoin vs. Manuel Jesus Herrera」

②「WBC World Light Flyweight Title

Saman Sorjaturong vs. Manuel Jesus Herrera」

③「vacant IBF Interim World Light Flyweight Title

Anis Roga vs. Manuel Jesus Herrera」


チャナ・ポーパオイン(Chana Porpaoin)のページ

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サマン・ソーチャトロン(Saman Sorjaturong)のページ 

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マウリシオ・パストラナ(Mauricio Pastrana)のページ

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