IBF世界J・ライト級王者。ジュリアン・ウィーラー戦、ラモン・レドン戦、ジョン・ジョン・モリナ戦を紹介します。
ロベルト・ガルシア(アメリカ)
身長171cm:オーソドックス(右構え)
①ロベルト・ガルシア 12R 判定 ジュリアン・ウィーラー
(北米J・ライト級王座決定戦、1995年)
ガルシア:左ジャブ、右ストレート、フック
ウィーラー:左ジャブ、右ストレート、フック
(感想:ガルシアがタイトル獲得。カリフォルニア出身のガルシア。「帝拳ジム」に所属し、日本でデビュー。その後、主戦場をアメリカに。デリック・ゲイナーらを破り、これまで20戦全勝(16KO)。スリムな黒人ウィーラー(アメリカ)もまた全勝で、11戦全勝(5KO)。アマチュアで実績(バルセロナ・オリンピックにフェザー級で出場。メダルは獲得ならず)。ラスベガスでの一戦。積極的なガルシア。ワンツー、接近して左フック。ウィーラーも手数が多く、長いジャブ、ストレート、左ボディ打ち。接近戦では互いに激しく打ち合い、両者譲らず。しかし、次第に疲れてきたのかウィーラーは距離を取ろうとする。とにかく攻めるガルシア。最終ラウンドも勢いが落ちない。判定は3-0(ダウンシーンは無し)。ガルシアが攻めの姿勢で押し切って勝利。右パンチが特に効果的だった印象。ウィーラーは残念。速いパンチを打っていたが、根負けしたようだ。その後、ウィーラーはWBC米大陸王座(J・ライト級)、全米王座(ライト級)などを獲得。しかし、敗北もあり、世界挑戦はできなかった。)
②ロベルト・ガルシア 5R TKO ラモン・レドン
(IBF世界J・ライト級タイトル戦、1998年)
ガルシア:左ジャブ、右ストレート、左フック
レドン:右ジャブ、左ストレート、フック
(ダウンシーン)
2R:左ストレートでガルシアがダウン
4R:左フックでレドンがダウン
5R:連打で2度、レドンがダウン
(感想:ガルシアがタイトル防衛。これまで30戦全勝(23KO)のガルシア。ハロルド・ウォーレンとの決定戦でIBF王座を獲得し、これが初防衛戦。挑戦者レドンはキューバの選手で12勝(9KO)1分。アトランチックシティ「Trump Taj Mahal」での一戦。アップライトなサウスポー、レドン。軽快な動きからシャープなジャブ、ストレート。回転の速い連打はやや手打ち気味。右ストレート、左フックにパワーを感じるガルシアだが、サウスポーが苦手なのか受け身の姿勢でジャブも少ない。ジャブで先手を取るレドン。2Rに左ストレートでダウンを奪う。4Rに急展開。左フックが効いたレドン。さらに左フックを食って、間を置いてダウン。5Rにも左フックを食ってしまうレドン。連打で二度ダウンしてレフェリーストップ。ガルシアがパワーで勝利。ただ、攻めるリズムは良くなかった印象。レドンは打たれ弱さが(マイケル・ナンに似た感じ)。その後、レドンは一試合やってキャリア終了。)
③ロベルト・ガルシア 12R 判定 ジョン・ジョン・モリナ
(IBF世界J・ライト級タイトル戦、1999年)
ガルシア:左ジャブ、右ストレート、フック
モリナ:左ジャブ、右ストレート、フック
(ダウンシーン)
12R:ワンツーでガルシアがダウン
(感想:ガルシアがタイトル防衛。全勝のガルシア。プエルトリコのモリナと防衛戦。モリナはこれまで45勝(30KO)5敗で、33歳。トニー・ロペスとのライバル戦でおなじみの元王者。かつて所持していた王座を奪回できるかどうか、といったところ。ラスベガス「MGM Grand」での一戦(「マイク・タイソン vs. フランソワ・ボタ」のアンダーカード)。坊主頭のモリナ。見た目の感じがマービン・ハグラー。共にジャブ。ガルシアはいつものようにワンツー。モリナもワンツー、そして独特の打ち方の連打(説明が難しい。手首のスナップを効かせた打ち方)。接近戦では互いにフック、ボディ攻撃、モリナはアッパーを使う。よく攻めるモリナだがディフェンスされ、時折左を食う。ガルシアはサウスポーにスイッチするが、中途半端。12Rにハプニング。ワンツーでガルシアがダウン。そして、残り時間わずかのところでガルシアがローブロー。再開後、攻めるガルシアにモリナがバッティング(報復?)。最終ラウンド終了。判定は小差の3-0。ガルシアが左で勝利。左目が腫れる苦戦だった。モリナは一発で相手を倒すようなタイプの選手ではない。精力的ではあったが、相手のディフェンスを崩せなかった。その後、モリナは世界王座に返り咲くことはなかったが、WBCの地域王座を獲得する活躍。ガルシアは次の防衛戦でTKO負け、王座陥落。以後、世界挑戦のチャンスもあったが勝てず。初黒星の後は勢いが無くなってしまったようだ。)
①「vacant NABF Junior Lightweight Title
Roberto Garcia vs. Julian Wheeler」
②「IBF World Junior Lightweight Title
Roberto Garcia vs. Ramon Ledon」
③「IBF World Junior Lightweight Title
Roberto Garcia vs. John John Molina」
ジョン・ジョン・モリナ(John John Molina)のページ
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