2020年10月14日水曜日

シャノン・ブリッグス(Shannon Briggs)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBO世界ヘビー級王座を獲得した個性派、ブリッグス。ジョージ・フォアマン戦、レノックス・ルイス戦、レイ・マーサー戦を紹介します。

シャノン・ブリッグス(Shannon Briggs)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

シャノン・ブリッグス(アメリカ)

身長193cm:オーソドックス(右構え)

シャノン・ブリッグス 12R 判定 ジョージ・フォアマン

(ヘビー級戦、1997年)

ブリッグス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

フォアマン:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:ニューヨーク・ブルックリン出身のブリッグス(少年時代、近所に住んでいたマイク・タイソンに会ったことがあるという)。17歳でボクシングを始める。アマチュアでも活躍したが、コブシの負傷でオリンピックには出場ならず。プロ入り後はこれまで29勝(24KO)1敗。個性的な髪型でも注目を集めている。フォアマンは大ベテランで、70年代に世界王者だった男。カムバックして何と90年代に世界王者に返り咲き。アトランチックシティで行われた個性派ブリッグスと「伝説の男」フォアマンの対決。フォアマンが重いジャブで攻め、ブリッグスはジャブで応戦するパターン。判定は2-0。ダウンシーンは無し。パンチの正確さと重さはフォアマンだったような気がするが、ブリッグスの手数が評価されたらしい。最終ラウンド終了後、サングラスをかけたフォアマン(似合ってない)。これがラストファイトとなった。)


レノックス・ルイス 5R KO シャノン・ブリッグス

(WBC世界ヘビー級タイトル戦、1998年)

ブリッグス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ルイス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

4R:右フック、右ストレートで2度、ブリッグスがダウン

5R:右ストレートでブリッグスがダウン

(感想:ルイスがタイトル防衛。フォアマンに勝ったブリッグスの次の試合はルイスへの挑戦(世界初挑戦)。王者ルイスはオリンピック金メダル、プロでは世界ヘビー級王座を獲得した強打者。驚異的な強さの右ストレートが武器。オリバー・マッコールに「ドカン」と倒されて一度は王座を失ったが、奪回し、防衛を続けている。アトランチックシティで行われた注目の一戦。右ストレート狙いでスタートの両者。左フックでグラついたルイスにブリッグスがラッシュ(1R)。左フックを決めたことでフック攻撃が中心になるブリッグス。ルイスは左ジャブからの右ストレート(得意パターン)。4R、ブリッグスが二度のダウン。5R、右ストレートでブリッグスがダウン。とどめを刺そうと連打するルイス。ブリッグスが左フックを空振りして転倒。ここでレフェリーが試合を止めた。最後は空振りで試合終了。しかしダウンを食った右パンチはどれも強烈なもの。効いていたから止められた、ということか。)


シャノン・ブリッグス 7R KO レイ・マーサー

(ヘビー級戦、2005年)

ブリッグス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

マーサー:左ジャブ、右ストレート、左フック

7R:右フックでマーサーがダウン

(感想:ブリッグスが元WBO王者マーサーと対戦。マーサーがWBO世界ヘビー級王座を剥奪されたのは92年。全盛を過ぎ、マーサーは丸っこい顔に。背中には「GOLDEN PALACE COM」という文字(広告収入?)。パンチもジャブぐらいしか出ない。ブリッグスはジャブと連打。7R、マーサーが攻めたところロープ際でバランスを崩し、ブリッグスがマーサーをかかえるようにして右フックを連発。マーサーがダウンしてKO。なんかスッキリしない倒し方(反則っぽい感じも)。髪型もKOシーンも個性的なブリッグス。後にWBOタイトルを獲得。しかし、初防衛に失敗。王者としては長く活躍できず。個性的ではあったが、隙が多いファイティングスタイルだったのが原因と思われる。)

①「Heavyweight 

George Foreman vs. Shannon Briggs」

②「WBC World Heavyweight Title

Lennox Lewis vs. Shannon Briggs」

③「Heavyweight 

Ray Mercer vs. Shannon Briggs」

ジョージ・フォアマン(George Foreman)のページ

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レノックス・ルイス(Lennox Lewis)のページ
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レイ・マーサー("Merciless" Ray Mercer)のページ

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