2020年10月23日金曜日

ゲイリー・メイソン(Gary Mason)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

強打の英国ヘビー級。ドニー・ロング戦、アルフォンソ・ラトリフ戦、タイレル・ビッグス戦、レノックス・ルイス戦を紹介します。「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ゲイリー・メイソン(Gary Mason)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ゲイリー・メイソン(イギリス)

身長187cm:オーソドックス(右構え)


ゲイリー・メイソン 1R KO ドニー・ロング

(ヘビー級戦、1986年)

メイソン:左ジャブ、右ストレート、フック

ロング:左ジャブ、右ストレート、左フック

(ダウンシーン)

1R:右フックでロングがダウン

(感想:ジャマイカ生まれで英国籍のメイソン。パワーを込めたストレート・フックを武器とするガッチリした筋肉マン。戦いぶりは同じ英国のライバル、フランク・ブルーノに似ている(顔の雰囲気も)。アマチュアではそれほど活躍しなかったようだが、プロ入り後は「KOマシーン」といった感じの戦いぶりでこれまで全勝、全てKO勝ち。ロングはミシガン州出身の黒人で、中堅どころ。デビューから連勝だったが、ジェームズ・ブロード、ジョン・テートに敗北。マイク・タイソンには1RでKOされている。このところフランチェスコ・ダミアニ、レナルド・スナイプスらに三連敗中。英国「ウェンブリー・アリーナ」での一戦(レフェリーはラリー・オコーネル)。力強いメイソン。バズーカ砲のような速くパワフルなジャブ、右ストレート。フックにもパワーと正確さがある。ロングは「八」の字の構えから左ジャブ、振りが大きい左フック。接近戦。フック応酬の中、強烈な右フックでロングがダウン。ぶっ倒れたロングは立てず、KO。メイソンが完勝。パワーに加えて攻撃の正確さ。後は経験を積むだけ、といった勝ちっぷりだった。ロングは動きが大きく、隙があった。その後、ロングはウィリー・デウィット、ジェームス・ダグラスに連敗で引退。名のある選手と対戦できたが、ダメージは大丈夫?)


ゲイリー・メイソン 6R KO アルフォンソ・ラトリフ

(ヘビー級戦、1988年)

メイソン:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ラトリフ:左ジャブ、右ストレート、左フック

(ダウンシーン)

6R:右フックでラトリフがダウン

(感想:ロング戦後もKOで勝ち続けるメイソン。ラトリフは長身選手。カルロス・デ・レオンを番狂わせで破ってWBC世界クルーザー級タイトルを獲ったことがあるが、細身でパンチ力はそこそこ。マイク・タイソンには2RであっさりKOされた。ヘビー級の身体ではない印象。英国ウェンブリー「グランド・ホール」での一戦。ラトリフを強打で追い込むメイソン。6Rに右フックでラトリフをKO。メイソンはジャブを基本にした攻め方で、パンチの打ち方が良かった。ラトリフはやはりパワー不足。クルーザーでは良い選手なのだが・・・。)


ゲイリー・メイソン 7R KO タイレル・ビッグス

(ヘビー級戦、1989年)

メイソン:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ビッグス:左ジャブ、右ストレート、左フック

(ダウンシーン)

7R:右ストレートでビッグスがダウン

(感想:メイソンがオリンピック金メダリストのビッグス(アメリカ)と対戦。ロンドン・ケンジントン「ロイヤル・アルバート・ホール」での一戦(会場ではフランク・ブルーノが観戦)。タイソンの世界ヘビー級タイトルに挑戦したこともあるビッグス。ジャブは速いがパンチは軽め。パワーのあるストレート・フックで攻めるメイソン。7R、左フックからの右ストレートでビッグスをKO。メイソンらしい勝ち方だった。ビッグスは中途半端。パンチが軽いのに妙に打ち合ったりする。どうせなら徹底的にアウトボクシングして動きを止めないようにすればよかったのに。結局、ビッグスは世界王者にはなれなかった。)


レノックス・ルイス 7R TKO ゲイリー・メイソン

(欧州ヘビー級・英国ヘビー級タイトル戦、1991年)

メイソン:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ルイス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:ルイスがタイトル防衛。快進撃のメイソンだが、網膜剥離に。引退を考えたが、カムバック。そして「英国ヘビー級王者」として欧州ヘビー級王者のルイスと対戦。ルイスは世界王座を目指すオリンピック金メダリスト(後の活躍は皆さんもご存じ)。英国同士の実に興味深い全勝対決。試合地は「ウェンブリー・アリーナ」。いつものようにフック攻撃のメイソン。しかしジャブが少な目のため、動きがぎこちなく、雑な攻め方。ルイスはジャブからの右ストレート(得意パターン)。3R終了時、ルイスがメイソンを突き飛ばしてレフェリーから注意される。ジャブで右目が腫れるメイソン。7R、押され気味のメイソンは打って出るが、目の腫れが悪化してレフェリーストップ。ダウンシーンは無し。ジャブが出ず、体も重そうな感じだったメイソン。目の不調に加え、ピークを過ぎていたのかも。その後、ブランクを作り二連勝したが、世界王座戦をすることもなく引退。ルイス戦が唯一の敗戦となった。)


①「Heavyweight 

Gary Mason vs. Donnie Long」

②「Heavyweight 

Gary Mason vs. Alfonzo Ratliff」

③「Heavyweight 

Gary Mason vs. Tyrell Biggs」

④「EBU Heavyweight Title、BBBofC British Heavyweight Title

Lennox Lewis vs. Gary Mason」


アルフォンソ・ラトリフ(Alfonso Ratliff)のページ

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タイレル・ビッグス(Tyrell Biggs)のページ

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レノックス・ルイス(Lennox Lewis)のページ

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