2020年8月7日金曜日

金容江(キム・ヨンガン、Yong-Kang Kim)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBCとWBAの世界フライ級タイトルを獲得した、金容江。ソット・チタラダ戦(初戦)、レパード玉熊戦、ジョナサン・ペニャロサ戦を紹介します。

金容江(キム・ヨンガン、Yong-Kang Kim)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

金容江(韓国)
身長170cm:オーソドックス(右構え)

金容江 12R 判定 ソット・チタラダ
(WBC世界フライ級タイトル戦、1988年)
金:左ジャブ、右ストレート、左フック
ソット:左ジャブ、右ストレート、左フック
(感想:金がタイトル獲得。これまで全勝の金。韓国王座、東洋太平洋王座(いずれもJ・フライ級)を獲得している。階級を上げて、フライ級で世界初挑戦。王者ソットはタイの選手。ガブリエル・ベルナルを判定で下して以来、WBC世界フライ級王座を六度防衛。前回の防衛戦では日本で神代英明にTKO勝ちしている。韓国で行われた一戦。力を込めてジャブを打つソット。フットワークとジャブで打ち合わない金。4R、右ストレートでソットがダウン寸前。判定は3-0。時折、右をヒットさせて金が勝利。ダウンシーンは無し。逃げ回る金にうっかり油断してストレートを打たれてしまったソット。力み過ぎで空振りが多かった印象。ジャブをもっと多めに出していれば勝てたのでは?)

金容江 12R 判定 レパード玉熊
(WBC世界フライ級タイトル戦、1989年)
金:左ジャブ、右ストレート、左右フック
玉熊:右ジャブ、左ストレート、左右フック
(感想:金がタイトル防衛。挑戦者の玉熊。日本フライ級王座を獲得、防衛してきた。しかし、「パンチはあまり無い」という評価。日本で行われた一戦。金がフットワークとストレート。サウスポーの玉熊は細かいパンチで連打。判定は3-0。ダウンシーンは無し。強いて言えば金のストレートの方が若干パワーが上だった印象。12Rにマウスピースを落とした玉熊。レフェリーのリチャード・スティールが試合を止めてマウスピースを玉熊のセコンドに渡す。洗うこともなく、そのままマウスピースを玉熊の口に入れるセコンド。だったらレフェリーが入れてあげればよかったのでは? 後、玉熊はWBA世界フライ級タイトル獲得。)
           
金容江 6R KO ジョナサン・ペニャロサ
(WBA世界フライ級タイトル戦、1992年)
金:左ジャブ、右ストレート、左右フック
ペニャロサ:右ジャブ、左ストレート、右フック
(ダウンシーン)
6R:右フック、右ストレートで2度、ペニャロサがダウン
(感想:金がタイトル防衛。タイで行われたソットとの再戦に敗れ、王座を失った金。タイに乗り込んでカオサイ・ギャラクシーのWBA世界J・バンタム級王座に挑戦してKO負け。終わったかに思われたが、エルビス・アルバレス(玉熊から王座を奪った男)に勝ってWBAタイトルを獲得。レオ・ガメスに勝利して、初防衛。二度目の相手は「ボクシング一家」のペニャロサ(兄ドディ・ボーイはIBFで世界二階級制覇。弟ジェリーも後に世界二階級制覇)。これまで無敗。シャープなパンチの持ち主で、WBCのインター王座(フライ級)を獲得、防衛してきた。韓国で行われた一戦。サウスポーのペニャロサが前進し、金が応戦。金はクリンチが多く、押され気味。5Rの終盤から連打を使う金。6R、バッティングで後退したペニャロサに連打してダウンを奪う。最後はキレイな右ストレートでKO。クリンチで相手の勢いを殺いでから、連打で攻めた金。なかなか老獪な試合運び。しかしKOのきっかけがバッティング、てのがスッキリしない。フィニッシュの右ストレートは実に見事だったが。6Rには金が滑って転ぶハプニングも。金は次の防衛戦でアキレス・グスマンに敗れ、王座陥落。二年のブランク後、いきなりWBA世界フライ級王者セーン・ソープロエンチットに挑戦。ダウンを奪ったのはさすがだったが、判定負け。それが最後の世界戦に。ガチャガチャした打ち方のうえ、パンチがあまり無かった金は韓国では人気が無かったという。個人的にはソットを初戦でダウン寸前に追い込んだシーンが印象に残っている。)

ペニャロサ一家
(フィリピンの有名なボクシング一家。ペニャロサ三兄弟の長男ドディ・ボーイ・ペニャロサはIBFで二階級制覇(J・フライ、フライ級)。ジョナサンは次男。三男のジェリー・ペニャロサも二階級制覇(J・バンタム、バンタム級)。父親のカール・ペニャロサもボクサー。)

ツニャカオ兄弟
(フィリピン。マルコム・ツニャカオはWBC世界フライ級タイトルを獲得。山中慎介のWBC世界バンタム級タイトルに挑戦したこともある。ノエル・ツニャカオはマルコムの兄。井岡弘樹のWBA世界J・フライ級タイトルに挑戦した選手。)

①「WBC World Flyweight Title
Sot Chitalada vs. Yong Kang Kim」
②「WBC World Flyweight Title
Kim Yong-kang vs. Leopard Tamakuma」
③「WBA World Flyweight Title
Kim Yong-kang vs. Jonathan Penalosa」

ソット・チタラダ(Sot Chitalada)のページ
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レパード玉熊(Leopard Tamakuma)のページ
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セーン・ソー・プルンチット(Saen Sor Ploenchit)のページ

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