2020年7月31日金曜日

セーン・ソー・プルンチット(Saen Sor Ploenchit)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

タイ国フライ級の強豪、セーン。デビッド・グリマン戦、金容江戦、レオ・ガメス戦を紹介します。

セーン・ソー・プルンチット(Saen Sor Ploenchit)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

セーン・ソー・プルンチット(タイ)
身長168cm:オーソドックス(右構え)

セーン・ソー・プルンチット 12R 判定 デビッド・グリマン
(WBA世界フライ級タイトル戦、1994年)
セーン:左ジャブ、右ストレート、左右フック
グリマン:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(感想:セーンがタイトル獲得。幼い頃から苦労してきたセーン。家が貧しかったためムエタイの選手に。国際式(プロボクシング)に転向した二戦目で世界ランカーを破ったことから運が開き始める。これまで全勝。練習熱心で大学にも通うマジメな青年。王者グリマンはベネズエラの選手で、帝拳ジムと契約したことで日本でも有名。カオサイ・ギャラクシーのWBA世界J・バンタム級王座にタイで挑戦したときは惨敗だったが、同国人のアキレス・グスマンを破ってWBA世界フライ級王座獲得。セーン戦は三度目の防衛戦となる(初防衛戦では井岡弘樹にTKO勝ち)。タイで行われた試合(セーンの世界戦は井岡弘樹戦を除いて全てタイで行われた)。ジャブ、ストレート、ロングフックといった長いパンチを使うセーン。グリマンはジャブ、連打で攻めるがディフェンスされてしまう。判定で3-0(ダウンシーンは無し)。見栄えのいいセーンの大きなパンチが評価されたか。テクニックに定評のあるグリマンにセーンがテクニックで勝利。グリマンは良い選手だが、セーンのディフェンス作戦にしてやられた感じ。タイではない別の場所での再戦がなかったのが少し残念。)

セーン・ソー・プルンチット 12R 判定 金容江
(WBA世界フライ級タイトル戦、1994年)
セーン:左ジャブ、右ストレート、左右フック
金:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(ダウンシーン)
1R:右ストレートでセーンがダウン
(感想:セーンがタイトル防衛。金はかつてこのタイトルを持っていた選手で、WBC王者時代にはレパード玉熊の挑戦を斥けたこともある。1R、右ストレートでセーンがダウンするハプニング。その後はセーンが伸びるジャブ、ストレートをリズミカルに打ち、ディフェンス。金は例のガチャガチャした連打で攻めるが、パンチの正確さに欠ける。判定は3-0。金はこれが2年ぶりの再起戦だったそうな。それがいきなり世界挑戦。「世界ランキング」とは一体何なのか? という気もするが、プロボクシングはスポーツであり、商売でもあるからそういうこともある。)

セーン・ソー・プルンチット 12R 判定 レオ・ガメス
(WBA世界フライ級タイトル戦、1996年)
セーン:左ジャブ、右ストレート、左右フック
ガメス:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(感想:セーンがタイトル防衛。ガメスは二階級王者。その強打は日本でもおなじみ(後、四階級制覇)。セーンとは階級が違うと言いたくなるほど小柄なガメス。しかし1Rから強打をヒットさせる。激しい打ち合いが続いて12R終了。判定は2-1。ダウンシーンは無し。接近戦ではガメスも良かったが、離れた距離ではセーンの長いパンチが有効だった。その後もセーンは王座を防衛し続けたが、ホセ・ボニージャに敗れ、初黒星。王座陥落後も連勝を続けたが、なぜか世界挑戦は無し。最後は日本で二連敗(相手は辰吉丈一郎、木村章司)してキャリアを終えた。世界王者時代が素晴らしかったセーン。伸びのあるジャブ、正確な左ロングフック、ディフェンス、打ち合う度胸など、世界王者にふさわしいレベルのものを持っていた。)

①「WBA World Flyweight Title
David Griman vs. Saen Sor Ploenchit」
②「WBA World Flyweight Title
Saen Sor Ploenchit vs. Yong Kang Kim」
③「WBA World Flyweight Title
Saen Sor Ploenchit vs. Leo Gamez」

金容江(キム・ヨンガン、Yong-Kang Kim)のページ
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レオ・ガメス(Leo Gámez)のページ
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井岡弘樹(Ioka Hiroki)②のページ

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