ムブレロ・ボティーレ(南アフリカ共和国)
身長165cm:オーソドックス(右構え)
①ムブレロ・ボティーレ 2R KO ハロルド・メストレ
(IBF世界バンタム級タイトル戦、1995年)
ボティーレ:左ジャブ、右ストレート、左右フック
メストレ:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(ダウンシーン)
2R:右ストレートでメストレがダウン
(感想:ボティーレがタイトル獲得。南アフリカのボティーレ。地元を中心に試合をし、これまで全勝。デリク・ホワイトボーイ(名前は「ホワイトボーイ」であるが、黒人選手)を破って南アフリカ・バンタム級王座獲得。世界初挑戦。チャンピオンのメストレはコロンビアの選手。決定戦で王座を獲得し、これが初防衛戦。ヨハネスブルグでの一戦。ロングの左フックを使うメストレ。ボティーレは左フック狙い。2R、ボティーレの右ストレートがヒットして、メストレが少し間を置いてダウン。立とうとしたが、また倒れた。「タイソンvsバービック」のようなKO。パンチのスピードはそれほど感じなかったボティーレ。しかし、ここぞというときは速く、当てるのも巧かった。)
(IBF世界バンタム級タイトル戦、1995年)
ボティーレ:左ジャブ、右ストレート、左右フック
ウルタド:左ジャブ、右ストレート、左フック
(ダウンシーン)
2R:連打でウルタドがダウン
(感想:ボティーレがタイトル防衛。南アフリカでの二度目の防衛戦。ウルタドはコロンビアの選手。特に目立った活躍は無いが、戦績は良く、このところ連勝中。ボティーレが伸びるパンチを丁寧に当てて連打。ウルタドは打ち下ろすような右ストレートが迫力。しかし、2R、連打でウルタドがダウン、試合終了。ボティーレの冷静さが印象的だった試合。ウルタドは不思議な選手。ボティーレ戦後、連敗。そして連勝、また連敗。モチベーションにムラがある選手だったのかもしれない。)
(IBF世界バンタム級タイトル戦、1996年)
ボティーレ:左ジャブ、右ストレート、左右フック
アルロス:右ジャブと左右フック
(感想:ボティーレがタイトル防衛。南アフリカでの四度目の防衛戦。サウスポーのアルロスはフィリピン人で、パンチを振り回すタイプ。フィリピンのバンタム級王者になってはいるが、はっきり言って世界王者になるような選手ではない(ただし、彼の粗い打ち方には要注意)。そんなアルロスに丁寧にパンチを当てていくボティーレ。8R終了でアルロスが棄権。ダウンシーンは無し。相手の背が高かろうがサウスポーだろうが関係なく冷静に正確にジャブ・フックを当てるボティーレは優秀な選手。後、六度目の防衛戦に敗れたが、連勝。ポール・イングルを破ってIBF世界フェザー級王座獲得、二階級制覇。そして三連敗して引退。フェザー級ではそれほど活躍できなかったが、バンタム級時代が彼のベスト。南アフリカはウェルカム・ニシタ、ブヤニ・ブング、レーロホノロ・レドワバなど魅力的な軽量級の宝庫である。)
①「IBF World Bantamweight Title
Harold Mestre vs. Mbulelo Botile」②「IBF World Bantamweight Title
Mbulelo Botile vs. Reynaldo Hurtado」
③「IBF World Bantamweight Title
Mbulelo Botile vs. Marlon Arlos」
ウェルカム・ニシタ(Welcome Ncita)のページ
-------------
ブヤニ・ブング(Vuyani Bungu)のページ
-------------
レーロホノロ・レドワバ(Lehlohonolo Ledwaba)のページ
0 件のコメント:
コメントを投稿