2020年6月24日水曜日

坂本博之(Sakamoto Hiroyuki)①「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ライト級のハードパンチャー、坂本。桑田弘戦、ファン・マルチン・コッジ戦、スティーブ・ジョンストン戦を紹介します。

坂本博之(Sakamoto Hiroyuki)①ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

坂本博之(日本)
身長170cm:オーソドックス(右構え)

坂本博之 10R TKO 桑田弘
(J・ウェルター級戦、1994年)
坂本:左ジャブ、右ストレート、左右フック
桑田:左ジャブ、右ストレート、左フック
(感想:福岡県出身の坂本。子供の頃はつらいことが多かったという。ボクシングの才能にめぐまれ、プロに。連戦連勝。1992年度全日本ライト級新人王獲得。リック吉村を破り、日本ライト級王座獲得。その強さに国内には相手がいない状況。日本ライト級王者の坂本が日本J・ウェルター級王者の桑田と対決。日本王者同士の注目のノンタイトル戦。リングサイドでWBC会長ホセ・スレイマンが観戦。ジャブで距離を取って右ストレートを使う桑田。坂本はジャブで接近して、フック攻撃。最後はロープ際で桑田が連打され、レフェリーストップ。共にバランスが良い選手だったが、「ガツン」という感じのパンチで坂本が勝った。プロボクシングで物を言うのはやはり「パンチ力」だ。)

ファン・マルチン・コッジ 10R 判定 坂本博之
(J・ウェルター級戦、1995年)
坂本:左ジャブ、右ストレート、左右フック
コッジ:右ジャブ、左ストレート、左フック
(ダウンシーン)
3R:左フックで2度、坂本がダウン
(感想:平仲明信、吉野弘幸との試合で日本でも知られているアルゼンチンの剛腕コッジ。フランキー・ランドールにWBA世界J・ウェルター級タイトルを奪われ、今では無冠。しかしながら、サウスポースタイルから繰り出すパンチはかなりのパワーと速さで、強さ健在。坂本は攻めるがディフェンスされ、3Rにダウン。判定は3-0。坂本が初黒星。コッジの世界レベルの強さと当てさせないテクニックが印象に残った。この次の試合でコッジはランドールから王座を奪回。そしてまた奪われた。)

スティーブ・ジョンストン 12R 判定 坂本博之
(WBC世界ライト級タイトル戦、1997年)
坂本:左ジャブと左右フック
ジョンストン:右ジャブ、左ストレート、左右フック
(感想:ジョンストンがタイトル防衛。決定戦で東洋太平洋ライト級王座を獲得した坂本。防衛にも成功し、この世界初挑戦。王者ジョンストンはこれまで21戦全勝(13KO)のサウスポー。フットワークで距離を取り、ジャブ・ストレートのジョンストン(「打ち抜く」パンチではなくポイント狙いの「当てる」パンチ、といった印象。)。坂本はフック攻撃で前に出るがジャブが少なく、空振りが多い。相手の攻撃をかわして当てるジョンストン。判定は2-1。ダウンシーンは無し。惜しい敗北を喫した坂本。ジャブとボディ打ちを増やしていれば勝っていたかもしれない。)

①「Super Lightweight
Kuwata Hiromu vs. Sakamoto Hiroyuki」
②「Super Lightweight
Juan Martin Coggi vs. Sakamoto Hiroyuki」
③「WBC World Lightweight Title
Stevie Johnston vs. Sakamoto Hiroyuki」

坂本博之(Sakamoto Hiroyuki)②
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ファン・マルチン・コッジ(Juan Martin Coggi)のページ
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スティーブ・ジョンストン(Stevie Johnston)①のページ
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スティーブ・ジョンストン(Stevie Johnston)②のページ

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