2020年3月25日水曜日

ブルース・セルドン(Bruce Seldon)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBA世界ヘビー級王者。ヘビー級の筋肉マン、セルドン。ホセ・リバルタ戦、トニー・タッカー戦、マイク・タイソン戦を紹介します。

ブルース・セルドン(Bruce Seldon)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ブルース・セルドン(アメリカ)
身長187cm:オーソドックス(右構え)

ブルース・セルドン 4R TKO ホセ・リバルタ
(ヘビー級、1991年)
セルドン:左ジャブと左右フック
リバルタ:左ジャブと左右フック
(ダウンシーン)
1R:右フックでセルドンがダウン
3R:左右フックでリバルタがダウン
(感想:「筋肉マン」のセルドン。ニュージャージー州アトランチックシティ出身。少年院を出た後、ボクシングを始める。アマチュアでの試合数は少ないが、州大会で優勝している。プロ入り後、早い回で相手をKOする戦いぶりから「The Atlantic City Express(超特急)」と呼ばれるようになった。ここまで全勝。オジー・オカシオ(元WBA世界クルーザー級王者)、デビッド・ベイ(ラリー・ホームズのIBF王座に挑戦、敗北)らに勝利している。リバルタは背の高いキューバ人。マイク・タイソンに10RでTKO負けした試合で日本のファンにもおなじみ。直前の試合では元王者ティム・ウィザスプーンに2-0で惜しくも敗れている。1R、いきなりの右フックでセルドンがダウン。スクッと立ち上がって、まるで何事もなかったかのようにリバルタを猛攻。3R、セルドンの攻撃でロープにうつ伏せの体勢でもたれかかったリバルタ。レフェリーが体勢を整えさせなかったため、セルドンが攻撃を続行。ダウンしたリバルタのダメージは大きく、3R終了で棄権。ゴツい体の割りには意外なほど打たれ弱いセルドン。しかしパワーは一流。)

ブルース・セルドン 8R TKO トニー・タッカー
(WBA世界ヘビー級王座決定戦、1995年)
セルドン:左ジャブと左右フック
タッカー:左ジャブ、右ストレート、左フック
(感想:セルドンがタイトル獲得。リバルタ戦の後、後に世界王者になるオリバー・マッコールにTKO負けしたセルドン。続くリディック・ボウ戦でもKO負け。ジェシー・ファーガソンと空位のIBFインター王座(ヘビー級)を争って獲得するなど再浮上。トニー・タッブス(マイク・タイソンと東京ドームで戦った元WBA王者)には敗れたが、インター王座戦で勝ち続け、タッカーとの王座決定戦に出場、世界初挑戦。タッカーは元IBF王者。この選手もタイソンとの試合で有名。バスター・ダグラスを下して王者になったが、タイソンに敗北。マネージメントの関係でリングから遠ざかってしまい、全盛期を無駄に過ごしてしまったが、王座決定戦に出場することとなった。シーザース・パレスの屋外リングで行われた一戦。速いジャブの打ち合い。思い切ったフック攻撃をするセルドン。タッカーは3Rに右フックでセルドンをグラつかせたが、左目の腫れが悪化して7R終了後に棄権。ダウンシーンは無し。タッカーはタイソンに負けてIBFタイトルを失った後の長いブランクにより体が重くなり、動きにキレが無くなっていた。本来のタッカーが見たい人には「タイソンに負ける前の試合」をオススメしたい。)

マイク・タイソン 1R KO ブルース・セルドン
(WBA世界ヘビー級タイトル戦、1996年)
セルドン:左ジャブと左右フック
タイソン:左ジャブと左右フック
(ダウンシーン)
1R:右フック、左フックで2度、セルドンがダウン
(感想:タイソンがタイトル奪回。初防衛戦でジョー・ヒップをTKOで下したセルドン。二度目の防衛戦の相手はあのタイソン。タイソンは事件を起こして刑務所に入ったが、出所後、フランク・ブルーノをKOしてWBC王座奪回。次の狙いはセルドンのWBA王座。かつて自身が持っていた王座を取り戻すつもり。しかし、WBCがタイソンに対し、レノックス・ルイスと防衛戦を行うよう指令。タイソンはセルドンと試合する契約をすでにしていたため、WBC王座を返上。本来なら統一戦になるはずだったが、セルドンのWBA王座のみが懸けられることとなった。ラスベガス「MGM Grand」での一戦。1R、強打でセルドンを追い回すタイソン。あっけなく倒されたセルドンは二度目のダウンから立ち上がったが、足がフラついており、レフェリーにストップされた。ある程度予想されていた結末だが、実際に観るとなかなか衝撃的なKO劇。セルドンは決して弱い選手ではなかったが・・・。リディック・ボウがWBC王座を剥奪されて以来、分裂しているヘビー級王座(王者としては微妙な選手も)。この試合で統一されることはなかったが、事実上のナンバーワンが決まった形(タイソンの次の相手はイベンダー・ホリフィールド)。セルドンはその後、事件を起こしてタイソン戦が事実上のラストファイト。ブランク後にカムバックしてリングに上がり続けたが、世界戦を行うことはなかった。最後の試合は2009年。公式には引退をしていないが、ボクサーになった息子の指導を熱心に行っているという。)

①「Heavyweight
Bruce Seldon vs. José Ribalta」
②「WBA World Heavyweight Title
Bruce Seldon vs. Tony Tucker」
③「WBA World Heavyweight Title
Bruce Seldon vs. Mike Tyson」

トニー・タッカー(Tony "TNT" Tucker)のページ
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リディック・ボウ(Riddick Bowe)のページ
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マイク・タイソン("Iron" Mike Tyson)のページ

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