2020年2月21日金曜日

ピンクロン・トーマス(Pinklon Thomas)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBC世界ヘビー級王者・特集③。ジェームス・ティリス戦、ティム・ウィザスプーン戦、マイク・ウィーバー戦を紹介します。

ピンクロン・トーマス(Pinklon Thomas)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ピンクロン・トーマス(アメリカ)
身長190cm:オーソドックス(右構え)

ピンクロン・トーマス 8R TKO ジェームス・ティリス
(ヘビー級、1982年)
トーマス:左ジャブと右ストレート
ティリス:左ジャブと右ストレート
(感想:ミシガン州出身のトーマス。子供の頃からスポーツ万能であったが、同時に薬物にもハマってしまう。ボクサーになって、これまで全勝。ドン・キングと契約することを拒んで、大きな試合に恵まれない状態になったことも(キングが仕切る世界ヘビー級王座戦。なぜ、特定のプロモーターが世界王座を私物化できるのか?)。ティリスは(晩年の)モハメド・アリっぽい動きをする男で、デビュー当初に早い回でのKO勝ちが多かったことから「クイック」と呼ばれる。世界タイトルを狙う者同士の対戦。互いにジャブを打ち合う。しかしながら、ティリスのパンチは速い(クイック)が軽い。トーマスの「ドスンドスン」という感じの重いジャブが試合を支配。7Rにはトーマスの強打が連続してヒット。8R、強打されるティリスを見てレフェリーがストップ。ダウンシーンは無し。同じジャブの打ち合いなら重くて強い方が勝つ、という当たり前(?)の結果に。トーマスはハードパンチャーだが、使うジャブが「フリッカー」気味なのが気になった。「フリッカー」を使う選手は攻めている時はいいが、守りになったときに脆い、というイメージがある(トーマス・ハーンズ、ミルトン・マクローリーのイメージ?)。)

ピンクロン・トーマス 12R 判定 ティム・ウィザスプーン
(WBC世界ヘビー級タイトル戦、1984年)
トーマス:左ジャブと右ストレート
ウィザスプーン:左ジャブ、右ストレート、左フック
(感想:トーマスが世界タイトル獲得。ウィザスプーンは「テリブル」と呼ばれる男(モハメド・アリとスパーリングしたときにアリから「テリブル(凄い奴)」と言われたのが由来)。グレグ・ペイジとの決定戦に勝利してこの王座を獲得。これが初防衛戦となる。似たタイプのパワーファイター同士の対戦。にもかかわらず、ジャブを打ち合う展開。ウィザスプーンの左ボディフックはローブローになることが多く、減点されてしまう。最終ラウンド終了時には両者とも「オレが勝った!」という感じで両手を上げてアピール。判定は2-0でトーマス。映像ではどちらが勝ったとは言い難い内容だった。リングサイドのジャッジにはトーマスが勝ったように見えたのだろう。ダウンシーンは無し。)

ピンクロン・トーマス 8R KO マイク・ウィーバー
(WBC世界ヘビー級タイトル戦、1985年)
トーマス:左ジャブ、右ストレート、左フック
ウィーバー:左ジャブ、右ストレート、左フック
(ダウンシーン)
1R:連打でウィーバーがダウン
8R:右ストレートでウィーバーがダウン
(感想:トーマスがタイトル防衛。ウィーバーは元WBA王者(ジョン・テートを衝撃の逆転KOで倒し、王座獲得)。ニックネームが「ヘラクレス」。ムキムキなボディビルダーみたいな筋肉のため、そう呼ばれるようになった。こちらもパワーファイター同士の対戦。初回から打ち合い、ウィーバーがダウン。その後、ウィーバーは得意のジャブ、左フックで応戦。同じように打ち合うのであれば若い選手の方が有利ということか。8Rに右ストレートでウィーバーがダウン。立とうとしたがまた倒れてKO。世界戦であるということとKO勝利であるということで、おそらくこの試合がトーマスのベストファイト。トーマスはこの後、トレバー・バービックの挑戦を受ける。)

①「Heavyweight                     
Pinklon Thomas vs. James Tillis」
②「WBC World Heavyweight Title       
Tim Witherspoon vs. Pinklon Thomas」
③「WBC World Heavyweight Title       
Pinklon Thomas vs. Mike Weaver」

ジェームス・ティリス(James "Quick" Tillis)のページ
---------------
ティム・ウィザスプーン("Terrible" Tim Witherspoon)のページ
---------------
マイク・ウィーバー(Mike "Hercules" Weaver)のページ

0 件のコメント:

コメントを投稿