2023年11月10日金曜日

グレン・マクローリー(Glenn McCrory)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

IBF世界クルーザー級王者。ジャブ、ストレートが武器の英国人。チサンダ・ムッティ戦、パトリック・ルムンバ戦、レノックス・ルイス戦を紹介します。

グレン・マクローリー(Glenn McCrory)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

グレン・マクローリー(イギリス)

身長193cm:オースドックス(右構え)

グレン・マクローリー 12R 判定 チサンダ・ムッティ

(英連邦クルーザー級タイトル戦、1987年)

マクローリー:左ジャブ、右ストレート、左フック   

ムッティ:左ジャブ、右ストレート、左フック

(感想:マクローリーがタイトル獲得。重量級では貴重な白人ホープ、マクローリー。子供の頃はケンカ小僧だったようだが、ボクシングを始めてからマジメになったという。アマチュアを経てプロへ。元々はヘビー級。デビューした頃は連戦連勝であったが、初黒星の後、4連敗を喫したためクルーザー級に下げて出直し。ガッチリした立派な体格。その割りには器用で、ジャブにスピードがあり、コンビネーションを使う(打ち方も良い)。ムッティはザンビア出身で二度、IBF世界クルーザー級王座に挑戦(いずれも敗北)。リー・ロイ・マーフィーに挑戦したときの「ダブルノックダウン」で有名。ザンビア王座(ミドル級、ライトヘビー級)、英連邦クルーザー級王座を獲得してきた実績。かつて保持していた王座を取り戻せるかどうか? 英国・ゲーツヘッドでの一戦。マクローリーがガードを上げてジャブ、ワンツー、そして左フック。ムッティもジャブ、ストレート。左フックも強い。右ストレート、左フックを決めるマクローリー。ムッティも右ストレートをヒットさせたりするが(4Rなど)、倒しに行くような攻めをしない。判定はPTS。マクローリーのジャブが評価されたか。ダウンシーンは無し。共に良いパンチを打つ者同士の好試合。もしムッティがKO勝ちを狙うようなタイプだったら、マクローリーはもっと苦戦していたはず。アフリカの選手はクリーンに戦うことが多いが、その分、激しさに欠けることもしばしば。ムッティはその後、三試合やって引退。世界王座には手が届かなかった。)           


グレン・マクローリー 12R 判定 パトリック・ルムンバ

(IBF世界クルーザー級王座決定戦、1989年)

マクローリー:左ジャブ、右ストレート、左フック   

ルムンバ:左ジャブ、右ストレート、左フック

(感想:マクローリーがタイトル獲得。マクローリーはムッティ戦後、英国王座も獲得して防衛にも成功。これまで25勝(9KO)5敗。初の世界挑戦。ケニア出身のルムンバは13勝(5KO)2敗でアルフレド・エバンヘリスタ(ラリー・ホームズのWBC世界ヘビー級王座に挑戦してKO負け)、アルフォンソ・ラトリフ(元WBC世界クルーザー級王者)、ジェフ・ラムキンに勝っている。英国・スタンリーでの一戦。互いに速いジャブ連打。マクローリーは右ストレートにパワーとキレがある。左が器用なルムンバは左フックにキレがあり、右ストレートには伸びがある。パンチの伸びはルムンバだが、パワーではマクローリーが上。終盤はクリンチが多く、選手よりもレフェリーの方が忙しい。判定は3-0。マクローリーがパワーのあるジャブ、ストレートで勝利。ラウンドカットされた映像で観戦したため、ダウンシーンがあったかどうかは不明。アフリカの選手はいいパンチを打つことが多い。ルムンバは良い選手だったが、スタミナもあればもっと良かった。後にルムンバはバッシュ・アリに敗北して引退。マクローリーはルムンバに負けたジェフ・ラムキンにKO負けして世界王座陥落。)


レノックス・ルイス 2R KO グレン・マクローリー

(欧州、英国ヘビー級タイトル戦、1991年)

マクローリー:左ジャブと右ストレート   

ルイス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

2R:右アッパー、右ストレートで2度、マクローリーがダウン

(感想:ルイスがタイトル防衛。IBF王座を失ったマクローリーがヘビー級ホープと対戦。ルイスは説明不要。後に世界ヘビー級王座を統一する男。この時点ではオリンピック金メダルからプロ入りし、連勝で世界を目指している状況。ケンジントンでの英国対決。マクローリーはジャブで距離を取ろうとする。ルイスはそれに構うことなく前進し、得意の右ストレート、ぎこちない左右フック連打。ルイスの攻めが粗いため、クリンチが多い。2R、ロープ際での右アッパーでマクローリーがダウン。そして、ルイスの十八番である右ストレートで二度目のダウン、KO。見た目の感じではそれほど体格差は感じられなかったが、ルイスが力技で勝利。ヘビーとクルーザーでは全然パワーが違う、ということか。後、マクローリーはIBF世界クルーザー級王座の奪回に失敗。それがラストファイトに。引退後はTVのボクシングコメンテーターとして活躍。)

①「Cruiserweight 

Glenn McCrory vs. Chisanda Mutti」

②「vacant IBF World Cruiserweight Title 

Glenn McCrory vs. Patrick Lumumba」

③「EBU and British Heavyweight Title 

Lennox Lewis vs. Glenn McCrory」

リー・ロイ・マーフィー(Lee Roy Murphy)のページ

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レノックス・ルイス(Lennox Lewis)のページ 

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