2023年1月13日金曜日

バレリオ・ナチ(Valerio Nati)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBO世界J・フェザー級王者。連打で攻めるファイター。エステバン・イギア戦、バリー・マクギガン戦、ダニエル・サラゴサ戦を紹介します。

バレリオ・ナチ(Valerio Nati)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」[Google Blogger]

バレリオ・ナチ(イタリア)

身長165cm:オースドックス(右構え)

バレリオ・ナチ 5R TKO エステバン・イギア

(欧州バンタム級タイトル戦、1982年)

ナチ:左ジャブ、右ストレート、左右フック

イギア:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

4R:左ボディフック、フック連打で2度、イギアがダウン

5R:イギアがスタンディングダウン、フック連打でダウン

(感想:ナチがタイトル防衛。デビュー以来、無敗でイタリア王座(バンタム級)を獲得したナチ。その後も好調。欧州王座も獲得し、連続防衛中。イギアはスペインの選手でベテラン。スペイン王座(バンタム級)を防衛するなど、このところ連勝中。かつて引き分けで獲れなかった欧州王座に再挑戦。イタリアでの一戦。イギアがジャブ連打、そして右ストレート、左フック。パンチや動きのスピードはそれほどではないが、手数が多い。ナチは相手を伺うような感じでブロック、ジャブ。4R、左フックでイギアがダウン。打たれて守勢になるイギア。ラッシュをかけるナチ。5R、最後はフック連打。イギアは立ったが、レフェリーは試合を止めた。イギアは左が器用な感じだったが、打たれると弱いところがあった。ナチはあまり器用ではないように見えた。「洗練されたヨーロッパスタイル」というより、かつての日本タイトル戦でよく見られたような「根性と連打で勝とうとするタイプ」。攻めるときのアグレッシブさが良かった印象。)


バリー・マクギガン 6R KO バレリオ・ナチ

(欧州フェザー級王座決定戦、1983年)

ナチ:左ジャブ、右ストレート、左右フック

マクギガン:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

6R:左フック連打でナチがダウン

(感想:マクギガンがタイトル獲得。イギアに勝利して欧州王座を防衛したナチだが、その次の試合(防衛戦)で初黒星。その後はパッとせず。欧州フェザー級王座戦でロリス・ステッカに敗北。このマクギガン戦はその再起戦。ベルファストで行われた後の世界王者同士の一戦。「アイリッシュの誇り」マクギガンがいつものように上体を動かしながらジャブを連打する忙しいボクシング。ナチはウィービングしながらジャブ、ストレート、接近してフック連打。マクギガンのボディ攻撃。ナチは攻めようとするが、ディフェンスされてしまう。6R、左フック連打でナチがダウン。立ったが、カウントアウト。マクギガンが左ボディとディフェンスで快勝。ナチはどうも攻めるリズムがよくない。強いパンチを当てようと努力しているのは伝わってくるが。)


ダニエル・サラゴサ 5R KO バレリオ・ナチ

(WBC世界J・フェザー級タイトル戦、1988年)

ナチ:左ジャブ、右ストレート、左右フック

サラゴサ:右ジャブ、左ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

5R:左フックでナチがダウン

(感想:サラゴサがタイトル防衛。マクギガンにKOされてしまったナチ。しかし、その後、好調。連勝を続け、欧州フェザー級王座を獲得。これまで42勝(26KO)3敗4分。地元イタリアで初の世界挑戦。36勝(17KO)4敗1分の王者サラゴサはサウスポーの二階級制覇王者。後に日本でも強さ、巧さを見せつける男。サラゴサがリズミカルにジャブ、左ストレートを飛ばし、右フックでボディを叩く。右を当てようとするナチは接近戦では左フックを使う。攻めるナチ、カウンターを取るサラゴサ。5R、サラゴサは肩をぶつけてナチを突き放し、左フックでダウンを奪う。立ったが、カウントアウト。ナチはよく頑張ったが、サラゴサがサウスポーのディフェンステクニックと当てる巧さで勝利。テクニシャンタイプのサラゴサにKOされてしまったナチだが、翌年、ラッキーな反則勝ちでWBO世界J・フェザー級王座を獲得。しかし、初防衛戦でオーランド・フェルナンデスに奪われてしまった。あまり器用なタイプではなかったナチ。一度でも世界王者になれたのだからそれでよかったのでは?)

①「EBU Bantamweight Title 

Valerio Nati vs. Esteban Eguia」

②「vacant EBU Featherweight Title 

Barry McGuigan vs. Valerio Nati」

③「WBC World Super Bantamweight Title 

Daniel Zaragoza vs. Valerio Nati」

バリー・マクギガン(Barry McGuigan)のページ

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レオ・クルス(Leo Cruz)のページ

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ダニエル・サラゴサ(Daniel Zaragoza)のページ

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