2022年12月28日水曜日

ミッキー・ウォード(Micky Ward)①「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

パワフルなフックが武器だったJ・ウェルター級。ハロルド・ブレージャー戦、ルイス・ビーダー戦、ビンス・フィリップス戦を紹介します。

ミッキー・ウォード(Micky Ward)①ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ミッキー・ウォード(アメリカ)

身長173cm:スイッチヒッター(両構え)

ハロルド・ブレージャー 12R 判定 ミッキー・ウォード

(IBFインターコンチネンタルJ・ウェルター級タイトル戦、1990年)

ウォード:ジャブ、ストレート、左右フック

ブレージャー:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:ブレージャーがタイトル防衛。マサチューセッツ州出身のウォード。アイルランド系アメリカ人で、本名はジョージ・マイケル・ウォード・ジュニア(「Wham!」っぽい名前)。貧しい家庭に育ち、ボクシングの道へ。アマチュアではタイトルも獲得。プロ入り後、連勝。しかし、15戦目で初黒星。フランキー・ウォーレンの全米J・ウェルター級王座に挑戦したが敗北。そしてこのブレージャーへの挑戦。これまで21勝(14KO)3敗。王者ブレージャーは精力的にリングに上がる経験豊富な選手で、67勝(50KO)10敗1分。一発のパンチはそれほどでもないが、ジャブ、ストレートをキレイに打つタイプ。アトランチックシティでの一戦。足で距離を取るウォード。ブレージャーはジャブ。頻繁に左右にスイッチするウォード。フック攻撃は強烈だが単発。ブレージャーの長いジャブ、ストレート、接近戦でのコンビネーションが印象的。判定は3-0。ダウンシーンは無し。足を使うのは最初だけかと思ったが、終始足を使い続けて受け身の姿勢だったウォード。せっかくのフック強打を生かせず。もどかしい感じの試合ぶりだった。)


ミッキー・ウォード 9R KO ルイス・ビーダー

(WBUインターコンチネンタルJ・ウェルター級王座決定戦、1996年)

ウォード:ジャブ、ストレート、左右フック

ビーダー:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

8R:左フックでビーダーがダウン

9R:連打でビーダーがスタンディングダウン。左ボディフックでビーダーがダウン。

(感想:ウォードがタイトル獲得。ブレージャー戦後、三連敗して引退状態だったウォードがカムバック。連勝し、このビーダー戦。ビーダーはこれまで全勝。古豪リビングストン・ブランブルを破ったことがあり、これが初の王座戦。共にガードを上げてジャブ。ブレージャー戦に比べて積極的なウォード。得意の左フックを狙う。ビーダーはワンツー(左ジャブからの右ストレート)が速い。接近戦。ビーダーが連打でやや優勢。8R、もみ合いの後、左フックでビーダーがダウン。9R開始早々ラッシュをかけるウォード。ビーダーは連打でスタンディングカウントを取られ、さらに左ボディフックでダウンしてKO。ウォードが逆転勝利。最初は勢いがあったが攻められるとブレージャー戦のように引いた戦い方になったウォード(あまり器用な選手ではない印象)。得意のパンチを狙いすぎて苦戦したが、得意パンチで逆転KO勝ちできた。ビーダーの方が良いパンチを打っていたが一発で逆転負け。再戦もウォードの勝ち(3-0)。その後、ビーダーは王座を獲得することなくキャリアを終えた。)


ビンス・フィリップス 3R TKO ミッキー・ウォード

(IBF世界J・ウェルター級タイトル戦、1997年)

ウォード:ジャブ、ストレート、左右フック

フィリップス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:フィリップスがタイトル防衛。ウォードがボストンで世界初挑戦。王者フィリップスはこれまで36勝(25KO)3敗。パワフルに右ストレート、左フックを叩き込むタイプ。あのコンスタンチン・チューをTKOで下して王座を獲得し、これが初防衛戦。ウォードが得意の左を振るう。フィリップスはジャブを使いながら右ストレート。3R、ウォードの左目の上の傷(右パンチで切れたものと思われる)が深く、ドクターチェックの後、レフェリーストップ。ダウンシーンは無し。ボクシングをたくさん観てきたが、こういう消化不良な終わり方が選手にとってもファンにとっても一番ガッカリなのではないだろうか? ただ、試合続行したとしてもウォードはフィリップスの右を食い続けたのでは? という気も。フィリップスは左のボディ打ちもパワフルだった。)

①「IBF Inter-Continental Super Lightweight Title 

Harold Brazier vs. Micky Ward」

②「vacant WBU Intercontinental Super Lightweight Title 

Louis Veader vs. Micky Ward」

③「IBF World Super Lightweight Title 

Vince Phillips vs. Micky Ward」

ハロルド・ブレージャー(Harold Brazier)のページ

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ビンス・フィリップス(Vince Phillips)のページ

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