2022年8月31日水曜日

タイロン・クローリー(Tyrone Crawley)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

自由奔放な攻めとディフェンスで世界挑戦したライト級。「狂犬」ジーン・ハッチャー戦、ロビン・ブレイク戦、スティーブ・ロメロ戦を紹介します。

タイロン・クローリー(Tyrone Crawley)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

タイロン・クローリー(アメリカ)

身長173cm:スイッチヒッター(両構え)

タイロン・クローリー 10R 判定 ジーン・ハッチャー

(J・ウェルター級戦、1982年)

クローリー:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ハッチャー:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:フィラデルフィア出身のクローリー。スイッチヒッターで、ニックネームは「Butterfly(蝶)」。素早い動きを形容したものだという。アマチュアを経験(タイトルを獲得したことも)。プロ入り後は快調で、これまで全勝。ハッチャー(具志堅ばりのアフロな髪型)はファイタータイプ。後にWBA世界J・ウェルター級王者になる「狂犬」と呼ばれる男。アトランチックシティでの一戦。まずはサウスポースタイルでスタートするクローリー。ディフェンスしながらジャブ、ストレートでカウンターを取る。ハッチャーは前進して左右フックでボディ攻撃。スピードがあって器用なクローリーは左右にチェンジしながら時折カウンターをヒットさせる。判定は2-0。ダウンシーンは無し。よく攻めたハッチャー。最終ラウンド終了時にはどちらも手を上げて自身の勝利をアピールしていたが、わずかにクローリーが上回った(実力差による「勝利」もあれば、判定の理由をジャッジに説明してもらいたいような「勝利」もある)。クローリーは頻繁に左右をスイッチしていたが、オーソドックスのときの方がいいパンチを打っていた。)


タイロン・クローリー 10R 判定 ロビン・ブレイク

(J・ウェルター級戦、1983年)

クローリー:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ブレイク:右ジャブ、左ストレート、左右フック

(感想:メルビン・ポールに初黒星を喫してしまったクローリー(13勝(3KO)1敗)。WBA1位の白人サウスポー、ブレイクと勝負。ブレイクは当時ライト級で世界獲りを予想されていた選手で、これまで22戦全勝(16KO)。ジャブを連打して左ストレート、コンビネーションで攻めるブレイク。クローリーは右をヒットさせる(3R、4Rほか)。連打するブレイクだが、ディフェンスされて不発。判定は3-0。ダウンシーンは無し。相手のディフェンスの隙を突いて右をヒットさせたクローリーはなかなか器用だった。ブレイクはこれまで軽い連打を当てて勝ってきた選手。元々ぎこちなさがあるうえにディフェンスされて連打できなかった。)


タイロン・クローリー 6R KO スティーブ・ロメロ

(ライト戦、1984年)

クローリー:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ロメロ:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

6R:右ストレート、ワンツーで2度、ロメロがダウン

(感想:ブレイク戦の次の試合はアトランチックシティで。相手のロメロはWBCのライト級17位。これまで23勝(15KO)1敗。左フックを振るうファイタータイプ。思い切った右ストレートと左フックで前進するロメロ。クローリーは足を使ってジャブ。力強いロメロだがディフェンスされてしまう。6R、ロープ際に追い込まれたロメロ。左フックからの右ストレートでダウン。さらにロープ際でワンツー(左ジャブからの右ストレート)を食って完全KO。テクニックで勝つイメージのクローリーが豪快なKO勝利。パワーもあることを証明。その後、クローリーは北米ライト級王座を獲得。リビングストン・ブランブルのWBA世界ライト級王座に挑んだがTKO負け。強い選手ではあったが、世界タイトルを奪い取るにはパワーが足りなかったようだ。大学に通ったり、警官になったり、といった顔もあったクローリー。引退後、ニュージャージー州の「ボクシング殿堂」入り。息子もボクサーになった。)

①「Super Lightweight

Tyrone Crawley vs. Gene Hatcher」

②「Lightweight

Tyrone Crawley vs. Robin Blake」

③「Lightweight

Tyrone Crawley vs. Steve Romero」

ジーン・ハッチャー(Gene Hatcher)のページ

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リビングストン・ブランブル(Livingstone Bramble)のページ 

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