2022年4月15日金曜日

シュガー・ラモス(Sugar Ramos)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

キューバ出身の世界フェザー級王者。リズミカルなコンビネーションで世界を獲得。デビー・ムーア戦、ラウル・ソリアノ戦(再戦)、マンド・ラモス戦を紹介します。

シュガー・ラモス(Sugar Ramos)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

シュガー・ラモス(キューバ)

身長164cm:オーソドックス(右構え)

シュガー・ラモス 11R TKO デビー・ムーア

(世界フェザー級タイトル戦、1963年)

ラモス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ムーア:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

10R:左ジャブ連打でムーアがダウン

(感想:ラモスがタイトル獲得。キューバのラモス。対戦相手を二人死亡させたことで「殺人パンチャー」と呼ばれる男(個人的にはこういう表現は好ましくないと思う。相手の死は痛ましい事故であり、本人が意図した結果ではないから)。本名は「Ultiminio Ramos Zaqueira」。「シュガー」はニックネーム。「国際ボクシング殿堂」入り。キューバ・ハバナでプロデビュー。連戦連勝でキューバ・フェザー級王座を獲得したが、キューバ革命により、妻子を残したままメキシコへ亡命。メキシコを主戦場に。35戦目で初黒星を喫してしまったが(反則負け)、その後、連勝。そしてこの世界初挑戦。王者ムーアは日本でも防衛戦をやったことがある選手で、これが六度目の防衛戦。共にジャブ、ストレートが強く、左フックからの右ストレートが武器。ただ、ラモスがリズミカルに連打するのに対し、王者ムーアは一発一発に力を込めた打ち方。そのためムーアはパンチの正確さに欠け、打ち負けるシーンも。7R、ムーアが強打で優勢。9R、ラモスの右アッパー。10R、左ジャブ連打でムーアがダウン。立ったが、連打されてロープにもたれる。10R終了でラモスが勝利。ラモスにとってもキツい試合だったが、リズミカルな連打と左フックを当てる巧さで王者を上回った。試合後インタビューを受けるなどしていたムーアだが、この試合のダメージにより死去。ダウンしたときにロープで頭を打ったことが原因だという。ボクシングは危険なスポーツ。選手もファンも試合で事故が起こりうることを承知している。それでも実際に選手が亡くなるのはつらいものがある。)


シュガー・ラモス 2R TKO ラウル・ソリアノ

(ライト級(?)戦、1965年)

ラモス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ソリアノ:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:四度目の防衛戦でビセンテ・サルジバルに敗れて世界フェザー級王座を失ったラモス。メキシコシティでメキシコ・ライト級王者ソリアノとノンタイトル戦(再戦。初戦はTKOでラモス勝利)。ソリアノは負けてはいるがホセ・ナポレス、イスマエル・ラグナと戦ったことがある男。共に速いジャブ。ジャブで攻めるソリアノ。フットワークとジャブのラモス。ソリアノが押し気味、と思ったら、2Rにラモスが一気に左右フックでラッシュ。ソリアノが背を向けるような形でギブアップ。どうやら実力差があった様子。ダウンシーンは無し。圧勝のラモスだが、その後、カルロス・オルチスの世界ライト級王座に二度挑戦していずれもTKO負け。世界王者に返り咲くことはなかった。)


マンド・ラモス 10R 判定 シュガー・ラモス

(ライト級戦、1970年)

シュガー:左ジャブ、右ストレート、左右フック

マンド:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想: ロサンゼルス「オリンピック・オーディトリアム」での「ラモス」対決。マンド・ラモスはスラリとしたボクサータイプで元世界ライト級王者。この試合は世界ライト級王座を失った再起戦。キレのあるジャブ、コンビネーション(左ジャブ、右ストレート、左フック)、左のボディ打ちを見せる。シュガーは正確なジャブ、そして右ストレート。2R、左フックでグラつくシュガー。その後、積極的に攻めるシュガー、連打で応戦するマンド。ジャブを打たれたのが原因なのか、マンドがキズのチェックを受ける。判定は2-1。マンドの連打、カウンターが評価されたか。ダウンシーンは無し。シュガーは負けたがジャブは見事なものだった。体が大きくなかったためライト級王座には結局手が届かなかったが、世界ライト級王座を失ったばかりの相手によく頑張った。個人的にシュガー・ラモスの試合を観た経験は少ないが、動き・パンチのキレを見た感じからするとフェザー級時代が彼の全盛期だったのではないかと思われる。)

①「World Featherweight Title 

Davey Moore vs. Sugar Ramos」

②「Lightweight 

Sugar Ramos vs. Raul Soriano」

③「Lightweight 

Sugar Ramos vs. Mando Ramos」 

ビセンテ・サルディバル(Vicente Saldivar)①のページ

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ビセンテ・サルディバル(Vicente Saldivar)②のページ

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マンド・ラモス(Mando Ramos)のページ

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