2021年9月29日水曜日

ラタナポン・ソーウォラピン(Ratanapol Sor Vorapin)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

IBF世界ストロー級王座を通算18回防衛。タイのハードヒッター、ラタナポン。マニー・メルチョル戦、アラ・ビラモア戦、ロジャー・エスパニヨーラ戦を紹介します。

ラタナポン・ソーウォラピン(Ratanapol Sor Vorapin)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ラタナポン・ソーウォラピン(タイ)

身長162cm:サウスポー

ラタナポン・ソーウォラピン 12R 判定 マニー・メルチョル

(IBF世界ストロー級タイトル戦、1992年)

ラタナポン:右ジャブ、左ストレート、左右フック   

メルチョル:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

7R:左フックでメルチョルがダウン

11R:右ストレートでラタナポンがダウン

(感想:ラタナポンがタイトル獲得。「Khaosai Noi」と呼ばれるラタナポン。意味は「Little Khaosai(小さいカオサイ)」。あの強打者カオサイ・ギャラクシーの小型版ということらしい。両親は広い土地を所有する農民であったが、その土地は山岳地帯にあり農業には厳しい「やせた土地」だったそうで、一家は貧しい暮らしをしていたとか(弟もプロボクサーになった)。14歳でムエタイの世界に入ったラタナポン(この「ラタナポン」は本名ではなく、別人の名前を拝借したものらしい。「ソーウォラピン」はジムの名前)。国際式(プロボクシング)に転向以来、負けもあったが、IBFのインター王座(ストロー級)を獲得するなど実力を付け、19歳でこの世界初挑戦。メルチョルはフィリピンの選手。タイのファーラン・ルークミンクワン(息子もボクサーに。日本で世界挑戦も)から王座を奪取。これが初防衛戦。タイ国としては奪われた王座を奪回したいところ。バンコクで行われた小柄な選手同士の試合。共にバランスが良く、思い切ったパンチの打ち方。ラタナポンはジャブを連打して、左ストレートを狙う。メルチョルは右を当てようとする。7R、11Rのダウンはどちらもタイミングのいいパンチによるもの。判定は2-1。共にディフェンスができるため、どちらかが一方的に打たれるということは無かった。ジャブを多く出していたラタナポンの方がジャッジからは見栄えが良かったようだ。ジャブを使わずいきなり右を当てようとするメルチョルは空振りが多かった。)


ラタナポン・ソーウォラピン 7R TKO アラ・ビラモア

(IBF世界ストロー級タイトル戦、1993年)

ラタナポン:右ジャブ、左ストレート、左右フック   

ビラモア:右ジャブ、左ストレート、右フック

(ダウンシーン)

5R:左ストレートでビラモアがダウン

6R:左フックでビラモアがダウン

7R:左ストレートでビラモアがダウン

(感想:ラタナポンがタイトル防衛。バンコクでの二度目の防衛戦。共にサウスポー。IBF1位のビラモアは日本でもおなじみのフィリピン人。フィリピン・ストロー級王座を獲得、防衛してきた選手で、ナパ・キャットワンチャイをKOしたこともある。フットワークを使いながらジャブ、ストレート、フックをコンビネーションで打っていくビラモア。しかしながらパワーの差が。1Rからラタナポン得意の左ストレートがヒット。5Rのダウン以降は一方的に。ラタナポンが左ストレートでビラモアを追い込み、左右フックを連打。最後はダウン後、ビラモアのセコンドがリングインして試合終了。ラタナポンが腕っぷしで勝利。ビラモアはパンチの打ち方は良かったが、フットワークが多かった印象。あまり足を使いすぎると踏ん張って強く打てないのでは?  ビラモアは後、リカルド・ロペスのWBC王座にも挑戦したがKO負け。それが最後の試合となった。) 


ラタナポン・ソーウォラピン 6R KO ロジャー・エスパニョーラ

(IBF世界ストロー級タイトル戦、1994年)

ラタナポン:右ジャブ、左ストレート、左右フック   

ビラモア:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

6R:左ボディフックでエスパニョーラがダウン

(感想:ラタナポンがタイトル防衛。六度目の防衛戦。挑戦者エスパニョーラはフィリピン人(フィリピンの選手とばかり戦っているような気がする。思い切った戦いをするため、どこの国の選手とやってもエキサイティングな試合にはなるが)。ジャブとストレートのエスパニョーラだが、2R、左ストレートを打たれる。しかし、逆に打たれて後退するラタナポン(意外と打たれ弱い?)。4R、ラタナポンが出血でドクターチェックを受ける。パワーで押すラタナポン。エスパニョーラはロープを背にして応戦するが、6R、左ボディでKO。得意の左ストレートを中心にした攻めでラタナポンが押し切った。地元でのみ戦い、ストロー級では強さを誇ったラタナポン(「リカルド・ロペスにも負けない」と豪語したことも)。しかし、アメリカで行った一階級上のライトフライ級での世界挑戦(ウィル・グリッグスピー、リカルド・ロペスと対戦)はいずれも失敗。パワーのある選手ではあったが、体格的に限界があったようだ。)

①「IBF World Minimumweight Title 

Manny Melchor vs. Ratanapol Sor Vorapin」

②「IBF World Minimumweight Title 

Ratanapol Sor Vorapin vs. Ala Villamor」

③「IBF World Minimumweight Title 

Ratanapol Sor Vorapin vs. Roger Espanola」 

リカルド・ロペス(Ricardo López)のページ

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ウィル・グリッグスピー(Will Grigsby)のページ

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