2020年9月23日水曜日

ヘクター・カマチョJr(Hector Camacho Jr)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

父親そっくりのファイトスタイル、カマチョJr。ハロルド・ウォーレン戦、ラリー・ラクールシエール戦、ジェシー・ジェームス・レイハ戦を紹介します。

ヘクター・カマチョJr(Hector Camacho Jr)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ヘクター・カマチョJr(プエルトリコ)
身長173cm:サウスポー

ヘクター・カマチョJr 1R KO ハロルド・ウォーレン
(NABA S・ライト級タイトル戦、2000年)
カマチョ:右ジャブ、左ストレート、左右フック
ウォーレン:右ジャブ、左ストレート、左右フック
(ダウンシーン)
1R:右フックでウォーレンがダウン
(感想:カマチョがタイトル防衛。ニューヨーク・スパニッシュハーレム出身のカマチョ。父ヘクターが16歳の時に産まれた。子供の頃からボクシングに親しみ、18歳でプロ入り。デビュー以来、全勝でNABA S・ライト級王座獲得。これまで26戦全勝(15KO)。世界挑戦の経験もあるベテランのウォーレンと防衛戦。サウスポー同士の一戦。父親と同じように速いジャブ・ストレートを使うカマチョ。余裕があるような雰囲気で攻めるウォーレンだが、右フックでダウン。完全に足に来て、立てなかった。カマチョが快勝。KOパンチはなかなかタイミングの良い一撃だった。ウォーレンはこの後、三連敗して引退。)

ヘクター・カマチョJr 1R KO ラリー・ラクールシエール
(S・ライト級戦、2001年)
カマチョ:右ジャブ、左ストレート、左右フック
ラクールシエール:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(ダウンシーン)
2R:左フックでラクールシエールがダウン
(感想:WBAランク1位になったカマチョ。ラクールシエールはミネソタ州のS・ライト級王座を獲得したことがある選手だが、このところは勝ったり負けたりの中堅どころ。1R、ラクールシエールを自在に打ちまくるカマチョ。最後は左フックでラクールシエールが前のめりにダウン、KO。結果は妥当なところだが、倒しっぷりが豪快だった。オヤジさんとは違ってポイント狙いではなく、倒しに行く姿勢がジュニアのいいところ。左で倒したが、右フックにもパワーがあった。)

ヘクター・カマチョJr 5R 負傷判定 ジェシー・ジェームス・レイハ
(S・ライト級戦、2001年)
カマチョ:右ジャブ、左ストレート、左右フック
レイハ:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(感想:勝ち続けるカマチョ。元WBC世界J・ライト級王者レイハと対戦。レイハは地味な印象のある選手だが、正確にパンチを当てていくタイプで、アズマー・ネルソンに勝利したことがある。ニューヨーク・ブルックリンで行われた一戦。1R、カマチョが速いジャブからの左ストレート。レイハは右ストレートを狙う。左フックでカマチョがグラつく。その後は、スピードはカマチョ、パワーはややレイハ、といった展開。右目のまぶたをカットしたカマチョ。5R終了で負傷判定。ダウンシーンは無し。これで33戦全勝(18KO)のカマチョ。しかし、この試合の記録を「BOXREC」で調べたら「NC」。ノーコンテスト? どっちが正しいのだろう? その後、カマチョは初黒星。マイナー王座を獲得したが、世界タイトル戦は一度もしていない。そういった点で父親と比較されてしまうが、もっと活躍できるだけの実力と人気は確かにあった。)
  
①「NABA Super Lightweight Title
Hector Camacho Jr vs. Harold Warren」
②「Super Lightweight 
Hector Camacho Jr vs. Larry LaCoursiere」
③「Super Lightweight 
Hector Camacho Jr vs. Jesse James Leija」

ヘクター・カマチョ(Héctor "Macho" Camacho)のページ
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ジェシー・ジェームズ・レイハ(Jesse James Leija)のページ

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