2020年1月9日木曜日

柳明佑(Myung-Woo Yuh)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

17連続防衛、「ソナギ(夕立)パンチ」柳明佑。ジョーイ・オリボ戦、ロドルフォ・ブランコ戦、レオ・ガメス戦、を紹介します。

柳明佑(Myung-Woo Yuh)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

柳明佑(韓国)
身長163cm:オーソドックス(右構え)

柳明佑 15R 判定 ジョーイ・オリボ
(WBA世界J・フライ級タイトル戦、1985年)
柳:左右フック
オリボ:左ジャブと右ストレート
(感想:柳がタイトル獲得。ソウル出身の柳。子供の頃は野球をやっていたが、身体が小さいためボクサーに。日本へ移籍する話もあったが、パンチ力に欠けるため実現しなかったというのは有名なエピソード。王者オリボはスラリとした長身(175cm)で、フットワークを使いながらジャブを打つボクサータイプ。柳がケンカみたいにしつこく、左右フックで追いかけ、オリボがジャブと右ストレートで応戦する、というパターンが15R続き、判定は2-1で柳(ダウンシーンは無し)。オリボはキレイなボクシングをするが、柳を止めるにはパワー不足だった印象。それとも柳が異常に打たれ強かったのだろうか? 柳の長い時代がここから始まり、オリボはこの試合の後、ブランクを作ってカムバック。北米フライ級王座を獲得したが、三連敗を喫して引退した。)

柳明佑 8R KO ロドルフォ・ブランコ
(WBA世界J・フライ級タイトル戦、1987年)
柳:左ジャブ、右ストレート、左右フック
ブランコ:左ジャブと右ストレート
(ダウンシーン)
8R:左フックでブランコがダウン
(感想:柳がタイトル防衛。ブランコはコロンビアの選手で、後にIBF世界フライ級王者になる男。力強いジャブを打ち、ディフェンスもできるため、柳が苦戦しそうな雰囲気。互いにジャブ、ストレートでよく打ち合うが、8R、右ストレートが効いたブランコ。左フックでダウン、KO。柳が実力者相手にキレイなKO勝利。打たれ強さの差で勝負がついた。)

柳明佑 12R 判定 レオ・ガメス
(WBA世界J・フライ級タイトル戦、1990年)
柳:左ジャブ、右ストレート、左右フック
ガメス:左ジャブと左右フック
(感想:柳がタイトル防衛。柳の15度目の防衛戦。具志堅用高が持つ同王座の防衛記録「13」を抜いた柳。張正九はWBC王座を15度防衛。その記録に並ぶことができるかどうか、といったところ。挑戦者ガメスはベネズエラのハードパンチャー。小柄ながら、かなりの強打の持ち主で、日本でKOで王座を防衛したことがある元WBA世界ストロー級王者。最初から最後まで打ち合いが続いた試合。柳は「突貫ファイター」のイメージがあるが、基本的なジャブ、ストレートを正確に打つことができる正統派でもある。ガメスの強打にひるむどころか逆にガメスを追い回す。判定で2-1で柳(ダウンシーンは無し)。柳が攻めの姿勢で勝利。ガメスはこれが初黒星。しかし、あの柳の打たれ強さは一体何なんだろう? 柳がダウンしたところを見たことがない。しかも、パンチや動きにキレがある。いくら打っても倒れないのでは相手も柳と戦うのがイヤになるだろう。再戦は柳が3-0の判定で勝利。結果的に柳は17連続防衛。全盛を過ぎて井岡弘樹に負けてしまったが、王座を奪回して一度防衛。通算防衛回数「18」は見事な記録。ただ、韓国国内での試合がほとんどで、J・フライ級の実力者ウンベルト・ゴンザレス、マイケル・カルバハルとの対戦が無かったのが少し残念。) 

①「WBA World Light Flyweight Title
Joey Olivo vs. Myung-Woo Yuh」
②「WBA World Light Flyweight Title
Myung-Woo Yuh vs. Rodolfo Blanco」
③「WBA World Light Flyweight Title
Myung-Woo Yuh vs. Leo Gamez」

レオ・ガメス(Leo Gámez)のページ
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井岡弘樹(Ioka Hiroki)①のページ

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