2025年1月29日水曜日

トッド・フォスター(Todd Foster)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

モンタナ州J・ウェルター級王者。デビー・モンタナ戦、マウリシオ・アセベス戦、ヘクター・カマチョ戦を紹介します。

トッド・フォスター(Todd Foster)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

トッド・フォスター(アメリカ)

身長173cm:オーソドックス


トッド・フォスター 10R TKO デビー・モンタナ

(モンタナ州J・ウェルター級タイトル戦、1991年)

フォスター:左ジャブ、右ストレート、フック

モンタナ:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

6R:右ボディでモンタナがダウン

8R:左ボディでモンタナがダウン

(感想:フォスターがタイトル防衛。モンタナ州の白人フォスター。アマチュアで実績。1988年のソウル・オリンピックにはライトウェルター級で出場(メダルは獲得ならず)。プロ入り後はこれまで19連勝(16KO)。ただし、試合のほとんどがローカルなもの。モンタナ(これはリングネームで、本名ではない)もまたモンタナ州の白人。ボビー・チャコン、ジョン・ミーキンス、パーネル・ウィテカーにKO負けするなど20勝(15KO)11敗。このところ負けが込んでいる。モンタナ州ビュートでの一戦。足でリズムを取りながらジャブ、ワンツー、左右フックのフォスター。左フックに巧さがあり、1Rからヒットさせる。また、左右フックボディ打ちも器用。モンタナは前進してジャブ、フック。共に動きのスピード、パンチのキレは同じくらい(それほど速くない)。しかしながら、ガードの隙を突く右アッパーを入れるなど当てる巧さでフォスター。6R、右ボディでモンタナがダウン。8Rには右フックからの左ボディでダウン。ボディ攻撃が多いフォスターだが、ローブローになるシーンも。10R、フォスターがワンツー、ショート連打をモンタナに浴びせたところでレフェリーストップ。フォスターが正確な攻撃で勝利。「細かいボクシング」をするフォスターは「堅実な性格」なのだろう。モンタナは攻撃の正確さに欠いた。これが最後の試合に。)


トッド・フォスター 7R TKO マウリシオ・アセベス

(J・ウェルター級戦、1991年)

フォスター:左ジャブ、右ストレート、フック

アセベス:左ジャブ、右ストレート、フック

(感想:連勝を続けるフォスター(WBC世界J・ウェルター級19位)。アセベスはこれまで26勝(19KO)10敗1分のメキシカンで元WBO世界ライト級王者。ロジャー・メイウェザーのWBC世界J・ウェルター級王座に挑戦したときは3RでTKO負け。その後、WBOが設立され、その初代王者決定戦に出場。初戦はドロー、再戦で判定勝ちして王者に。初防衛に成功。しかし、二度目の防衛戦でディンガン・トベラに敗北。再起戦に敗北して、このフォスター戦。モンタナ州ボーズマンでの一戦。フォスターが堅実なワンツー、左フック、ディフェンス。アセベスは突き上げるように打つ左ジャブ、フック。この試合も動きのスピードが同じぐらいで似たような武器。右ストレートを当てるフォスター。アセベスは右マブタから出血。6R終了後、キズで棄権(ダウンシーンは無し)。フォスターが負傷TKO勝ち。慎重に相手を選んで白星を重ねている印象。アセベスは「元世界王者」ではあるが、危険な選手ではなかった。その後もアセベスはブランクを作りながらリングに上がり続けたが、シェーン・モズリーらを相手に全敗だった。)


ヘクター・カマチョ 5R TKO トッド・フォスター

(IBCウェルター級王座決定戦、1995年)

フォスター:左ジャブ、右ストレート、フック

カマチョ:右ジャブ、左ストレート、フック

(ダウンシーン)

4R:左フックでフォスターがダウン

5R:左右フックでフォスターがダウン

(感想:カマチョがタイトル獲得。アセベス戦の次の試合で元IBF世界ライト級王者ジミー・ポールにKO負けしたフォスター。パンチに伸びがあり、パワーもあるポールのようなタイプには敵わず。その後も敗北。これまで33勝(29KO)3敗。戦績は悪くはないが、「元ホープ」といった状況に。48勝(22KO)3敗のカマチョは三階級制覇王者。「マチョマン(真の男)」を自称する派手好きな男。フリオ・セサール・チャベス(WBC世界J・ウェルター級王座戦)、フェリックス・トリニダード(IBF世界ウェルター級王座戦)に判定負けするなど全盛を過ぎて最早トップクラスには敵わないがテクニックでリングに上がり続けている。アトランチックシティでの一戦。ジャブを連打しながら前進するフォスター。ワンツー、左フックなどを積極的に出すが、攻撃をかわされる。しかも相手がサウスポーだと勝手が違うのか、左フックの打ち方がよろしくない。カマチョは足で距離を取りながら右ジャブ、左カウンターで、「当てさせないボクシング」を展開。4R、カマチョの左カウンターがヒット。左フックでフォスターがダウン。5R、左ストレート、連打でフォスターがピンチ。そして左右フックでダウン。レフェリー(フランク・カプチーノ)はダウンと同時に試合を止めた。カマチョが左パンチで勝利。テクニックが通用する相手には強い。フォスターはよく頑張ったがパワー不足。カマチョをぶっ飛ばすようなパンチは無かった。その後、フォスターは無敗。ただし、大きな試合は無し。ジミー・ポールにKOされる前の連戦連勝だった時が彼のベスト。)


①「Montana State Junior Welterweight Title

Todd Foster vs. Davey Montana」

②「Junior Welterweight 

Todd Foster vs. Mauricio Aceves」

③「vacant IBC Welterweight Title

Todd Foster vs. Hector Camacho」


ヘクター・カマチョ(Héctor "Macho" Camacho)のページ

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ジミー・ポール(Jimmy Paul)のページ 

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