2020年4月24日金曜日

ジミー・ポール(Jimmy Paul)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ライト級のハードパンチャー、ポール。ハリー・アローヨ戦、ロビン・ブレイク戦、トッド・フォスター戦を紹介します。

ジミー・ポール(Jimmy Paul)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ジミー・ポール(アメリカ)
身長175cm:オーソドックス(右構え)

ジミー・ポール 15R 判定 ハリー・アローヨ
(IBF世界ライト級タイトル戦、1985年)
ポール:左ジャブ、右ストレート、左フック
アローヨ:左ジャブ、右ストレート、左フック
(ダウンシーン)
3R:右ストレートでアローヨがダウン
10R:連打でアローヨがダウン
13R:右ストレート、連打でアローヨがダウン
(感想:ポールがタイトル獲得。スラリとした体型から、ややアップライトな姿勢で繰り出すジャブ、ストレートにパワーと伸びがあるポール。有名な「クロンクジム」所属。ミシガン州デトロイト出身。マクローリー兄弟が近所に住んでいたということもあってボクシングには縁があったようだ(ポールの兄もプロボクサー)。アマチュアを経て、プロ入り。連戦連勝で強打者アンディ・ガニガンをTKOして全米ライト級王座を決定戦で獲得。ダリル・タイソンに判定負けしてしまったが、この世界挑戦のチャンスを得た。王者アローヨもまたスラリとした体型。キレイなジャブ、ストレートを打つボクサータイプ。互いにジャブ。ポールのジャブはよく伸びるうえにパワーもある。アローヨのパンチは良く言えば「速い」、悪く言えば「軽い」といった感じ。3Rのダウンはアローヨのジャブに対してポールの右ストレートがクロス気味にヒットしたもの。アローヨが左フックを決めるシーンもあったが(9Rなど)、時折ヒットするポールの強い右ストレートが印象的。10R、13Rにダウンを追加して判定は3-0でポール。正統派でパワーの乗ったジャブ、ストレート、フックを打つポール。彼の打ち方はこれからボクシングをやろうとする人には良いお手本になるだろう。)

ジミー・ポール 14R TKO ロビン・ブレイク
(IBF世界ライト級タイトル戦、1985年)
ポール:左ジャブ、右ストレート、左フック
ブレイク:右ジャブ、左ストレート、左右フック
(ダウンシーン)
9R:右フックでブレイクがダウン
12R:左フックでブレイクがダウン
(感想:ポールがタイトル防衛。サウスポーのブレイクはサウスポーの「やりにくさ」を利用してポイントを取ろうとするタイプで「一発のパワー」はそれほどない印象。ポールのよく伸びるジャブがヒット。5Rに右フックを決めたりするなどそれなりにパワーがあることを見せたブレイクだが、9R、12Rにダウン。14R、強い連打を食ってブレイクが横を向いたのを見てレフェリーは試合を止めた。ポールの安定した強さが目立った内容。ブレイクの連打は力強かったが持続しなかった。もっとスタミナがあれば勝てたかも。)

ジミー・ポール 7R TKO トッド・フォスター
(J・ウェルター級戦、1992年)
ポール:左ジャブ、右ストレート、左フック
フォスター:左ジャブ、右ストレート、左フック
(ダウンシーン)
4R:ワンツー(左ジャブからの右ストレート)でフォスターがダウン
6R:左フックでフォスターがダウン
(感想:グレグ・ホーゲンに15R判定負けでIBF世界ライト級王座を失ったポール。その後、二連敗(すっかり自信を無くしてしまったか?)。ブランク後、カムバック。売り出し中の若手有望株フォスターと試合。トーマス・ハーンズがリングサイドで観戦。ジャブの打ち合い。しかしながら、ポールのジャブの方がパワーがある。フォスターはジャブを連射するなど手数が多く、悪い選手ではないが、4Rには絵に描いたようなワンツーでダウン。ポールは強烈な左のボディ打ちも披露。6R、タイミングのいい左フックでフォスターがダウン。ジャブを打たれて右のまぶたから出血するなど散々な目に遭ったフォスターは7Rに連打されたところで自らギブアップ。若手を粉砕したポール。やっぱり強く、日本にはいないタイプの優秀な選手。これが世界のトップレベル、と言いたくなるような本当に良いハードパンチャーだった。後、強打者カルロス・ゴンザレスとのWBO世界J・ウェルター級王座戦であっけなくKOされてしまうが、この頃は全盛を過ぎていた。)

①「IBF World Lightweight Title
Harry Arroyo vs. Jimmy Paul」
②「IBF World Lightweight Title
Jimmy Paul vs. Robin Blake」
③「Super Lightweight
Jimmy Paul vs. Todd Foster」

ハリー・アローヨ(Harry Arroyo)のページ
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グレグ・ホーゲン(Greg Haugen)②のページ
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カルロス・ゴンザレス(Carlos "Bolillo" Gonzalez)のページ

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