2024年11月6日水曜日

フリオ・セサール・グリーン(Julio Cesar Green)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBA世界ミドル級王者。アウレリアーノ・ソーサ戦、WBA王座を懸けたウィリアム・ジョッピーとの三戦を紹介します。

フリオ・セサール・グリーン(Julio Cesar Green)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

フリオ・セサール・グリーン(ドミニカ共和国)

身長173cm:オーソドックス(右構え)


フリオ・セサール・グリーン 1R KO アウレリアーノ・ソーサ

(ミドル級戦、1992年)

グリーン:左ジャブ、右ストレート、フック

ソーサ:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

1R:右ストレートでソーサがダウン

(感想:ドミニカのグリーン。アメリカが主戦場で、本拠地はニューヨーク。デビューから四連勝。しかし、五戦目で判定負け。ソーサ戦はその再起戦。ソーサは中堅どころ。「BOXREC」の記録によるとブランクがあり、これが再起戦。ニューヨークでの一戦。ジャブで先制攻撃のソーサ。接近して左右フック連打。しかし、逆にグリーンがストレート、フックでラッシュ。左フックが効いたソーサ。ロープ際で右ストレートを食ってダウン。倒れると同時にレフェリーは試合を止めた。右パンチでグリーンが豪快にKO勝ち。攻めは強引だったが、倒せる自信があったのだろう。ソーサはこれが最後の試合となった。)


フリオ・セサール・グリーン 12R 判定 ウィリアム・ジョッピー

(WBA世界ミドル級タイトル戦、1997年)

グリーン:左ジャブ、右ストレート、フック

ジョッピー:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

2R:左フックでジョッピーがダウン

3R:右フック、右アッパーで2度、グリーンがダウン

(感想:グリーンがタイトル獲得。ソーサ戦後のグリーン。ニューヨーク王座(ミドル級)、北米王座(J・ミドル級)を獲得し、WBA世界J・ミドル級王座決定戦でカール・ダニエルズ(アメリカ)と対戦したが、判定負け(3-0)。これまで21勝(15KO)2敗でWBA4位。階級を上げ、ミドルで二度目の世界挑戦。24勝(19KO)1分の王者ジョッピーは日本でもおなじみ。バネのある動きをする選手で、竹原慎二をTKOで下してWBA世界ミドル級王座獲得。グリーン戦は三度目の防衛戦となる。ニューヨーク「マジソン・スクエア・ガーデン」での一戦。グリーンと陣営が緑色のコスチュームで入場(鮮やかな印象)。ジョッピーは黒のガウン(カッコいい)。共にジャブ。ジョッピーはリズミカルな動きで右を当てようとし、ジャブは独特のバックハンド気味の打ち方。グリーンはパワーを込めてフック、ボディ打ち。左のガードを下げた構えで相手を誘う。2R、左フックがカウンターで入ってジョッピーがダウン。3R、右フックでグリーンがダウン。足に来たグリーンはさらに連打からの右アッパーで二度目のダウン。KO負け寸前になったが、打ち返す。その後、ジョッピーは左ジャブが中心(右を痛めた?)。グリーンはジャブ、フック。11R、ジョッピーが背後からのパンチで減点。最終ラウンド終了時、共に両手を上げて自身の勝利をアピール。判定は僅差の3-0。前半で右拳を痛めたのか、中盤以降ジョッピーはジャブしか出さなかった。それでは勝てない。グリーンは特別ジョッピーを圧倒したわけではなかったが、相手の控えめな攻めに助けられて微妙な勝利を収めた。)   


ウィリアム・ジョッピー 12R 判定 フリオ・セサール・グリーン

(WBA世界ミドル級タイトル戦、1997年)

グリーン:左ジャブ、右ストレート、フック

ジョッピー:左ジャブ、右ストレート、フック

(感想:ジョッピーがタイトル奪回。フロリダで行われたダイレクト・リマッチ。ジョッピーがWBA2位として挑戦。1R、共にジャブ連打、右ストレート。接近戦ではフック。パワーを込めるグリーン。ジョッピーはハンドスピードで勝負し、左フックからの連打。2Rは逆にグリーンが右フックでチャンス。しかし、その後は前回の試合の続きのような内容。右を痛めているのか、ジョッピーはジャブが中心。右カウンターを出すシーンもあるが、右パンチが極端に少ない。一方、グリーンは攻めるが、ディフェンスされて有効打は少な目。しかも、10Rにはバッティングで減点。判定は3-0。ダウンシーンは無し。グリーンはパワーはあるが工夫が少ない。ジョッピーは序盤は連打の回転に迫力があったが、トーンダウン。あまり良い試合ではなかった。)


ウィリアム・ジョッピー 7R TKO フリオ・セサール・グリーン

(WBA世界ミドル級タイトル戦、1999年)

グリーン:左ジャブ、右ストレート、フック

ジョッピー:左ジャブ、右ストレート、フック

(感想:ジョッピーがタイトル防衛。ジョッピー戦後、決定戦でWBA世界ミドル級暫定王座を獲得したグリーン。正規王者ジョッピーと「王座統一戦」。ワシントンでの一戦(会場ではWBA世界スーパーライト級王者シャンバ・ミッチェル、WBC世界ミドル級王者キース・ホームズが観戦)。共にジャブ。ジョッピーが伸びのあるワンツー。そして、ジャブでカウンターを取ったり、ワンツーからの左フックといったコンビネーションを使ったり。グリーンは再戦のときと同じ。接近するがディフェンスされ、クリンチ時の反則打をレフェリーから警告されてしまう。手数でジョッピー優勢。7R、グリーンの左マブタのキズにより試合終了(ダウンシーンは無し)。ジョッピーは今回は右拳が万全だった様子。ワンツーが良かった。グリーンは腕力はあったが、正直なところ器用さに欠ける。その後、グリーンはスーパーミドルの世界王座に挑んだが、勝てず。ジョッピーはフェリックス・トリニダードとの大一番に敗れて王座陥落。しかし、決定戦で三度目の王座獲得。日本でも防衛戦を行った。)


①「Middleweight 

Julio Cesar Green vs. Aureliano Sosa」

②「WBA World Middleweight Title

William Joppy vs. Julio Cesar Green」

③「WBA World Middleweight Title

Julio Cesar Green vs. William Joppy」

④「WBA World Middleweight Title

William Joppy vs. Julio Cesar Green」


ウィリアム・ジョッピー(William Joppy)のページ 

0 件のコメント:

コメントを投稿