2024年11月1日金曜日

デビッド・イゾンリティ(David Izonritei)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

オリンピック・ヘビー級銀メダリスト。アリ・アレン戦、デビッド・トゥア戦、デリク・ジェファーソン戦を紹介します。

デビッド・イゾンリティ(David Izonritei)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

デビッド・イゾンリティ(ナイジェリア)

身長191cm:オーソドックス(右構え)


デビッド・イゾンリティ 2R KO アリ・アレン

(ヘビー級4回戦、1995年)

イゾンリティ:左ジャブ、右ストレート、左フック

アレン:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

2R:左フックでアレンがダウン

(感想:イゾンリティはアマチュアで実績。バルセロナ・オリンピック(1992年)ではヘビー級で銀メダル。その大会で後にプロで活躍するデビッド・トゥア、カーク・ジョンソンを破っている(キューバのフェリックス・サボンに敗退)。フランスでプロデビュー。以来、全勝。アレン戦は初のアメリカでの試合。場所はアトランチックシティ。アレンはまだ経験が浅い選手だが、年齢は36(イゾンリティは27歳)。ジャブを連打するイゾンリティ。右ストレート、左フック。右ストレートをクロス気味に打つなど右パンチは悪くはないが、パンチのキレはそこそこ。スキンヘッドでガッチリした体のアレンは見た目は強そうだが、コチラも動き・パンチのキレがあまり感じられない。2R、右ストレートからの左フックでアレンがダウン。立てず、KO。イゾンリティが右パンチで勝利。最後のフィニッシュはそんなに強いパンチには見えなかったが、「重さ」があったか。ディフェンスができない相手だったため、結果は妥当なところ。アレンは次の試合もKO負けで引退。)


デビッド・トゥア 12R TKO デビッド・イゾンリティ

(WBCインターナショナル・ヘビー級タイトル戦、1996年)

イゾンリティ:左ジャブ、右ストレート、フック

トゥア:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

12R:左フックでイゾンリティがロープダウン

(感想:トゥアがタイトル防衛。アレン戦後も快調のイゾンリティだったが、モーリス・ハリスに判定で初黒星。トゥア戦は再起戦。WBC21位。王者のトゥアはサモア出身の強打者。後に世界王者になるジョン・ルイスを1RでKOしてインター王座獲得。これまで25戦全勝(21KO)。アメリカで行われた一戦。共にジャブ連打。イゾンリティは左を使いながら右を狙う。トゥアは前傾姿勢でダッキングしながらフック攻め(マイク・タイソン方式)。ハンドスピードはトゥアの方が速い。ただ、イゾンリティは動きのスピードには欠けるが、パンチの正確さがある。接近戦。互いにディフェンス。10R、トゥアの強烈な左フックがヒット。12R、イゾンリティをロープ際に追い込んで連打するトゥア。左フックでイゾンリティがロープダウン。ファイティングポーズを取るイゾンリティだが、ダメージ深くレフェリーストップ。トゥアが回転の速さ&強打で防衛。オリンピックでは負けたが、プロで雪辱。ただ、動きのスピードは同じぐらいだった印象。)


デビッド・イゾンリティ 8R TKO デリク・ジェファーソン

(ヘビー級戦、2000年)

イゾンリティ:左ジャブ、右ストレート、フック

ジェファーソン:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

8R:右フックでジェファーソンがダウン

(感想:トゥア戦後、ルー・サバリースらを破ったイゾンリティだが、マイケル・グラントに敗北。その後、連勝。しかし、大きな試合は無し。これまで24勝(20KO)3敗。ジェファーソンは22勝(18KO)1分。バート・クーパーをTKOで破ったり、NABA王座を獲得したりといった実績。イゾンリティを破ったモーリス・ハリスをKOしたこともある。ニューヨークでの一戦。共に31歳。手数が多いジェファーソン。アップライトな姿勢でジャブ連打、右ストレート、フック連打、右アッパー、ボディ打ち。なかなか積極的ではあるが、手打ち気味。イゾンリティはどっしり構えてジャブ、右フック。パンチの打ち方は良いが、相手の手数に押され気味。接近戦では互いにフック攻撃。8R、もみ合いの中、イゾンリティが右フック。ダウンしたジェファーソンは立ったがダメージ深く、追撃されてフラフラになったところでレフェリーに止められた。イゾンリティが正確な強打で勝利。しかし、スタミナに欠けているような試合ぶりだった。ジェファーソンはよく頑張ってはいたが、パワーが乗らないうえに疲れる手打ちな打ち方だった。その後、ジェファーソンはウラジミール・クリチコのWBO世界ヘビー級王座に挑んだが、勝てず。イゾンリティは結局、世界戦をすることなくキャリアを終えた。銀メダリストにしては寂しい結果。) 


①「Heavyweight 

David Izonritei vs. Ali Allen」

②「WBC International Heavyweight Title

David Tua vs. David Izonritei」

③「Heavyweight 

David Izonritei vs. Derrick Jefferson」


デビッド・トゥア(David Tua)のページ 

0 件のコメント:

コメントを投稿