2023年3月1日水曜日

マヤル・モンシプール(Mahyar Monshipour)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBA世界スーパーバンタム級王者。精力的なファイター。サリム・メジクンヌ戦(初戦)、ヨーダムロン戦、ソムサック戦を紹介します。

マヤル・モンシプール(Mahyar Monshipour)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

マヤル・モンシプール(フランス)

身長164cm:オースドックス(右構え)

マヤル・モンシプール 12R KO サリム・メジクンヌ

(WBA世界スーパーバンタム級タイトル戦、2003年)

モンシプール:左ジャブ、右ストレート、左右フック

メジクンヌ:右ジャブ、左ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

12R:右フックでメジクンヌがダウン

(感想:モンシプールがタイトル獲得。イランのテヘラン出身のモンシプール。国籍はフランス。これまで22勝(13KO)2敗2分。フランス王座、欧州王座(いずれもスーパーバンタム級)を獲得して、この初の世界挑戦。サウスポーの王者メジクンヌは41勝(21KO)3敗1分。佐藤修に判定勝ちして世界王座を獲得し、これが二度目の防衛戦。屋外リングで行われたフランス同士の一戦。共に髪を短く刈っており、遠くから見ると似た感じ。1Rからガードを上げて前進し、連打を振るうモンシプール。ジャブ、右フックで応戦するメジクンヌは距離を取ろうとするが、モンシプールは強引に接近。3R、メジクンヌが危険なヘディングで減点。モンシプールが右ストレートをヒットさせる(4Rほか)。互いにディフェンスができるため決定打が無い状態が続いたが、12R、右フックでメジクンヌがダウン、KO。メジクンヌはしばらく立てなかったほどのダメージを負った。最後に豪快に決めたモンシプール。ひたすら前進して攻める姿勢は「フランスのジェフ・フェネック」といったところ。メジクンヌは良いパンチを打っていたが、攻める姿勢で負けた。両者は後、この王座を懸けて再戦。モンシプールがTKO勝ち。メジクンヌはそれが最後の試合となった。)


マヤル・モンシプール 6R TKO ヨーダムロン・シンワンチャー

(WBA世界スーパーバンタム級タイトル戦、2004年)

モンシプール:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ヨーダムロン:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

6R:左ボディフックでヨーダムロンがダウン

(感想:モンシプールがタイトル防衛。三度目の防衛戦。挑戦者ヨーダムロン(タイ)は佐藤修にKOされた元王者でWBA1位。タイトル奪回を目指す状況。これまで37勝(19KO)1敗1分、となかなかの戦績。パリでの行われた一戦。1Rから接近戦。モンシプールはいつものように前進し、左右フックでボディ、アッパー攻撃。ヨーダムロンはフックで応戦。連打するモンシプール。ヨーダムロンの反撃は単発。6R、左ボディでヨーダムロンがダウン。立ったが、連打を浴びてレフェリーストップ。ヨーダムロンは左フックが良かったが(3Rほか)、タイ人ボクサー特有の一発ずつパワーを込める打ち方。手数で圧倒されてしまった。モンシプールはブロックしながらひたすら攻撃。打たれ強さとディフェンスに相当な自信があるのだろう。ヨーダムロンはその後もリングに上がり続けたが、大きな実績は無かった。)


ソムサック・シンチャチャワン 10R TKO マヤル・モンシプール

(WBA世界スーパーバンタム級タイトル戦、2006年)

モンシプール:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ソムサック:右ジャブ、左ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

1R:左フックで2度、モンシプールがダウン

(感想:ソムサックがタイトル獲得。フランスで行われたモンシプールの六度目の防衛戦。レフェリーはジョン・コイル。ヒョウ柄のガウンで入場のソムサック(タイ)はこれまで45勝(36KO)1敗1分。ナジーム・ハメドに似た柔軟なサウスポースタイルで左フックを連打するタイプ。1R、いつものように前進するモンシプールだが左フックで二度ダウン。その後は、攻めるモンシプール、ジャブ、フックで応戦するソムサック。共に手数が多い接近戦。互いにディフェンスするが、ソムサックの右フックが時折ヒット。10R、フック連打を浴びて足に来たモンシプール。レフェリーストップ。モンシプールはいつもと変わらないコンディション、試合運びだったように見えたが、ブロック以外のディフェンスがやや甘かったか。ソムサックはモンシプールの連打に負けないくらい手数を多く出し、敵地でよく頑張った(しかしながら、次の試合で暫定王者に負けて王座を取られてしまった)。モンシプールはこの後、ブランク。カムバックしてアンセルモ・モレノのWBA世界バンタム級王座に挑戦したが、2-1で敗北。それが最後の試合となった。)

①「WBA World Super Bantamweight Title 

Salim Medjkoune vs. Mahyar Monshipour」

②「WBA World Super Bantamweight Title 

Mahyar Monshipour vs. Yoddamrong Sithyodthong」

③「WBA World Super Bantamweight Title 

Mahyar Monshipour vs. Somsak Sithchatchawal」

仲里繁(Nakazato Shigeru)のページ

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アンセルモ・モレノ(Anselmo Moreno)のページ

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