2021年12月1日水曜日

マルコム・ツニャカオ(Malcolm Tuñacao)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBC世界フライ級王者。伸びるジャブ、ストレートで世界を獲ったサウスポー。メッグン・シンスラット戦、セレス小林戦、中広大悟戦を紹介します。

マルコム・ツニャカオ(Malcolm Tuñacao)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

マルコム・ツニャカオ(フィリピン)

身長167cm:サウスポー

マルコム・ツニャカオ 7R TKO メッグン・シンスラット

(WBC世界フライ級タイトル戦、2000年)

ツニャカオ:右ジャブ、左ストレート、左右フック

メッグン:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:ツニャカオがタイトル獲得。これまで全勝のツニャカオは「ボクシング兄弟」(井岡弘樹やイヴァン・カルデロンと対戦したノエル・ツニャカオの弟)。パワーのある選手だが、足で距離を取ってジャブから入っていく慎重さもある。タイで初の世界挑戦。王者メッグン・シンスラットはあのマニー・パッキャオを3RでKOしてこの王座を獲得したタイ人。ガードしながら強いパンチで前進するメッグンだがジャブが少ない。ツニャカオの伸びるジャブが正確にヒット。7R、左ストレートをキッカケにツニャカオがフックでパワフルに攻める。メッグンが強打にさらされてレフェリーストップ。ダウンシーンは無し。共にパワフルだったが、ジャブで差がついた印象。)


マルコム・ツニャカオ 12R 引分 セレス小林

(WBC世界フライ級タイトル戦、2000年)

ツニャカオ:右ジャブ、左ストレート、左右フック

小林:右ジャブ、左ストレート、左右フック

(感想:ツニャカオがタイトル初防衛。日本で初防衛戦。挑戦者の小林は日本フライ級王座を防衛してきた選手で、これが初の世界挑戦。共にサウスポー。互いにジャブ。ツニャカオは伸びのあるジャブ、ストレート、そしてパワフルな右フック。小林は接近して右フックでボディを狙う。パワーでは上のツニャカオだが、頭をぶつけにいったり、プッシングしたりといったラフプレーで減点。10R、右フックをまともに食らって後退する小林。判定は引き分け。ダウンシーンは無し。反則での減点が無ければツニャカオが勝っていた。実力では上だったにもかかわらずラフ行為で勝てなかったツニャカオ。メッグン戦でも思いっ切り肩をメッグンにぶつけたりしていた(少し残念なところがある選手)。そんなツニャカオの次の防衛戦の相手はポンサクレック・ウォンジョンカム。)


マルコム・ツニャカオ 6R TKO 中広大悟

(東洋太平洋バンタム級タイトル戦、2011年)

ツニャカオ:右ジャブ、左ストレート、左右フック

中広:左ジャブ、右ストレート、左フック

(感想:ツニャカオがタイトル防衛。ポンサクレックに何と1RでKOされてWBC世界フライ級王座を失ったツニャカオ。その後は日本のリングにたびたび登場。東洋太平洋王座を獲得。これまで27勝(16KO)2敗3分。中広は21勝(8KO)3敗1分で、WBA世界S・フライ級9位。フライ級の世界王座を失ってから10年経ったツニャカオだが、パンチのキレは健在。ジャブ、ストレートにはパワーと伸びもある。中広はジャブ、ストレートを使うがディフェンスされ、ツニャカオが武器の左でカウンターを取る。6R、バッティングによるキズが悪化して中広のTKO負け(「負傷判定」ではなくTKO。そういうルールだったのであれば仕方がないところだが)。ダウンシーンは無し。中広の右ストレートがヒットするシーンもあったが、全体的にはツニャカオの方がパワー、テクニック、パンチの伸びとキレで実力が上だった。その後、ツニャカオは山中慎介の持つWBC世界バンタム級タイトルに挑戦(2013年)。王者を追い込むシーンもあったが、敗北。それが最後の世界戦に。実力はあったが、ポンサクレック戦後に世界戦のチャンスに長らく恵まれなかったのが残念。)

①「WBC World Flyweight Title 

Medgoen Singsurat vs. Malcolm Tuñacao」

②「WBC World Flyweight Title 

Malcolm Tuñacao vs. Celes Kobayashi」

③「OPBF Bantamweight Title 

Malcolm Tuñacao vs. Nakahiro Daigo」

 ポンサクレック・ウォンジョンカム(Pongsaklek Wonjongkam)のページ

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山中慎介(Yamanaka Shinsuke)のページ

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