2020年12月18日金曜日

アントニオ・ターバー(Antonio Tarver)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

映画『ロッキー』シリーズに出演したことでも有名なL・ヘビー級、ターバー。ロイ・ジョーンズ・ジュニアとの三連戦を紹介します。

アントニオ・ターバー(Antonio Tarver)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

アントニオ・ターバー(アメリカ)

身長188cm:サウスポー

ロイ・ジョーンズ・ジュニア 12R 判定 アントニオ・ターバー

(WBA・WBC世界L・ヘビー級タイトル戦、2003年)

ターバー:右ジャブ、左ストレート、左右フック

ジョーンズ:左ジャブ、右ストレート、左フック

(感想:ジョーンズがタイトル獲得。フロリダ州オーランド出身のターバー。ニックネームは「Magic Man」(元世界ウェルター級王者マーロン・スターリングと同じ。「まるでマジックのようにテクニックがある」という意味か?)。アマチュアで立派な成績。1995 年、ベルリンでの世界ボクシング選手権ではライトヘビー級で優勝。1996年、アトランタオリンピックではライトヘビー級で銅メダル。プロ入り後は連勝だったが、IBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦でエリック・ハーディングに判定負け、初黒星。レジー・ジョンソンに勝利し、北米ライトヘビー級王座、全米ライトヘビー級王座獲得。エリック・ハーディングとの再戦にTKO勝ち。空位のWBC・IBF世界ライトヘビー級王座をモンテル・グリフィンと争って3-0の判定勝ち。しかし、IBF王座は防衛戦を行うことなく返上。そしてこのジョーンズとの大一番。ジョーンズはWBA世界ヘビー級王者。WBC王者ターバーが自身のWBCタイトルと空位のWBA世界L・ヘビー級タイトルを懸けてラスベガスで勝負。ジョーンズはこれまで48勝(38KO)1敗。ターバーは21勝(17KO)1敗。一発で倒すのではなく、連打でポイントを取るタイプのターバー。ジャブと連打で勝負。ジョーンズは右ストレートを狙う。ダウンなどの決定的なシーンがないまま12R終了。両者とも勝利をアピール。判定は2-0。個人的にはターバーの連打の方が良かったと思う。実際ターバーは判定のアナウンスを聞いてかなりガッカリした様子だった。ジョーンズはブロックしたり、速いジャブ・ストレートを打っていたが、パワー不足を感じた。ヘビー級に挑戦したりするなどジョーンズのチャレンジ精神は素晴らしいとは思うが、ボブ・フォスターやマイケル・スピンクスのような「L・ヘビー級王者」と呼ぶにふさわしい強さや魅力が感じられない勝ち方だった。)


アントニオ・ターバー 2R KO ロイ・ジョーンズ・ジュニア

(WBA・WBC世界L・ヘビー級タイトル戦、2004年)

ターバー:右ジャブ、左ストレート、左右フック

ジョーンズ:左ジャブ、右ストレート、左フック

(ダウンシーン)

2R:左フックでジョーンズがダウン。

(感想:ターバーがタイトル奪回。ラスベガスで行われたいわゆる「ダイレクト・リマッチ」。基本的な戦い方は共に前回と同じ。しかしかなりの緊迫感。互いにストレートを狙う。2R、ジャブを使うターバー。打ち合いの中、ターバーの左フックがヒット。ワンパンチKO。ジョーンズには前回よりはややパワーを感じたが、やはりこの選手はL・ヘビー級ではない(S・ミドルではウェートがキツい。しかしそれより上の階級ではパワー不足)。これで決着がついたと思うような結果だったが、両者は後、三度目の対戦を行うことに。)


アントニオ・ターバー 12R 判定 ロイ・ジョーンズ・ジュニア

(IBO L・ヘビー級タイトル戦、2005年)

ターバー:右ジャブ、左ストレート、左右フック

ジョーンズ:左ジャブ、右ストレート、左フック

(感想:ターバーがタイトル防衛。WBAタイトルは返上、WBCタイトルは剥奪されてしまったターバー。ジョーンズとの三戦目はターバーのIBOタイトルのみが懸けられた。「ジョーンズがどんな動きをするのか」に注目の試合。ターバーがジャブ。ジョーンズは足を使って距離を取りながら、時折妙な動きを入れて、連打・左のボディ打ち。11Rが最大の見せ場。ターバーの右フックでジョーンズが大ピンチ。12R終了で判定は3-0。ダウンシーンは無し。打ち合いを避けてスピードで勝とうとしたジョーンズ。やはりパワー負け。ジョーンズにはできればミドル級にとどまってマービン・ハグラーのような存在になって欲しかったところ。ジョーンズとのライバル戦に決着をつけたターバーだが、次の試合でバーナード・ホプキンスに敗北。その後、世界王座を奪回したが初防衛戦で敗北したり、試合間隔が長くなっていったり、と安定感に欠けるキャリアに。相手が強いと緊張感のある試合をやるが、変に余裕があるとモタついた試合になってしまうことがあったターバー。優秀な選手であったが、金銭問題、ドーピング、家庭内暴力などのトラブルも。『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006年)では「無敵の世界ヘビー級チャンピオン、メイソン・ディクソン」を好演。良いところと悪いところが同居する男のようだ。)

①「WBA・WBC World Light Heavyweight Title

Antonio Tarver vs. Roy Jones Jr」

②「WBA・WBC World Light Heavyweight Title

Roy Jones Jr vs. Antonio Tarver」

③「IBO Light Heavyweight Title

Antonio Tarver vs. Roy Jones Jr」

ロイ・ジョーンズ・ジュニア(Roy Jones, Jr.)のページ

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グレン・ジョンソン(Glen Johnson)のページ

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『ロッキー・ザ・ファイナル』日本版劇場予告編(YouTube)


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