2020年8月19日水曜日

ビクトル・カジェハス(Victor Callejas)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

左を使う名人、強打のJ・フェザー級、カジェハス。ロリス・ステッカ戦(初戦)、李承勲戦、ロリス・ステッカ戦(再戦)を紹介します。

ビクトル・カジェハス(Victor Callejas)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ビクトル・カジェハス(プエルトリコ)
身長168cm:オーソドックス(右構え)

ビクトル・カジェハス 8R KO ロリス・ステッカ
(WBA世界J・フェザー級タイトル戦、1984年)
カジェハス:左ジャブ、右ストレート、左右フック
ステッカ:左ジャブ、右ストレート、左フック
(ダウンシーン)
8R:左フックでステッカがダウン
(感想:カジェハスがタイトル獲得。カジェハスはセンスが良く、同じプエルトリコのウィルフレド・ゴメスと比較され、「ゴメス二世」と評価されることもある実力者。アマチュアからプロへ。デビュー戦で判定負けしてしまったが、再戦で雪辱し、以後、連勝中。王者ステッカはイタリアの人気者(弟マウリシオもボクサーで後に世界王者になった)。これまで無敗。レオ・クルスを破って王者に。プエルトリコで行われた一戦。速いジャブを連打するカジェハス。フックにキレがあり、ボディ打ちも上手い。ステッカもバランスが良く、ジャブから入るスタイル。一歩も譲らず打ち合う。8R、ロープ際、コーナーで連打されたステッカが左フックでダウン、KO。カジェハスがスピードと左の巧みさで上回った。)

ビクトル・カジェハス 15R 判定 李承勲
(WBA世界J・フェザー級タイトル戦、1985年)
カジェハス:左ジャブと左フック
李:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(ダウンシーン)
2R:左フックで李がダウン
(感想:カジェハスがタイトル初防衛。サンファンでの試合。李はベテラン選手。韓国フライ級王者になった後、ラファエル・オロノと空位のWBC世界J・バンタム級王座を争ったが2-1で敗北。その後、連勝したがルペ・ピントールにKOされ、WBC世界バンタム級王座獲得ならず。さらに連勝し、この三度目の世界挑戦。上半身を忙しく動かしてディフェンスする李。そしてジャブと大振りのフック。2Rにダウン。しかしカジェハスにはいつものような力強さが見られず、足を使ってジャブと時折左フック。タフな李の前進を持て余す。14Rにはフットワークを使いすぎてカジェハスが滑る(ちょっとカッコ悪い)。判定は3-0でカジェハス。パンチの正確さが評価されたのだと思われる。15Rが長く感じた試合。フットワークと左ジャブがほとんどだったカジェハスは右を痛めていたのかも。またしても世界を獲れなかった李だが、後にIBF世界J・フェザー級タイトルを獲得。諦めずによく頑張った。)

ビクトル・カジェハス 7R TKO ロリス・ステッカ
(WBA世界J・フェザー級タイトル戦、1985年)
カジェハス:左ジャブ、右ストレート、左右フック
ステッカ:左ジャブ、右ストレート、左フック
(ダウンシーン)
6R:左ジャブ、左フックで2度、ステッカがダウン
(感想:カジェハスがタイトル防衛。二度目の防衛戦はイタリアでのステッカとの再戦。互いにジャブ・ストレート・フックでハイペースな打ち合い。早くも1Rに左フックでグラつくステッカ。6Rに二度のダウン。6R終了でステッカが棄権。二度目のダウンを奪った左フックはかなり強烈なもの。これだけ自在に左を使えるカジェハスの「左」はもはや名人芸。左にスピード・キレ・パワーがあり、右も強かった。その後、カジェハスは階級を上げ、ジェフ・フェネックと空位のWBC世界フェザー級タイトルを懸けて対戦。これにTKO負けしたのが最後の世界戦に。定評のある左のテクニックも「剛の者」フェネックには通用せず。上には上があるのがボクシング界の常。)
                                                     
①「WBA World Super Bantamweight Title
Loris Stecca vs. Victor Callejas」
②「WBA World Super Bantamweight Title
Victor Callejas vs. Seung-Hoon Lee」
③「WBA World Super Bantamweight Title
Victor Callejas vs. Loris Stecca」

ジェフ・フェネック(Jeff Fenech)のページ

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