2020年8月14日金曜日

ティム・オースティン(Tim Austin)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

速射砲のような連打を打つバンタム級、オースティン。ムブレロ・ボティーレ戦、スティーブ・ドトセ戦、ラファエル・マルケス戦を紹介します。

ティム・オースティン(Tim Austin)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ティム・オースティン(アメリカ)
身長166cm:サウスポー

ティム・オースティン 8R TKO ムブレロ・ボティーレ
(IBF世界バンタム級タイトル戦、1997年)
オースティン:右ジャブ、左ストレート、左右フック
ボティーレ:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(ダウンシーン)
7R:右フックでボティーレがダウン
8R:連打でボティーレがダウン
(感想:オースティンがタイトル獲得。オハイオ州シンシナティ出身のオースティン。ニックネームは「Cincinnati Kid」。1992年のバルセロナオリンピックではフライ級で銅メダルを獲得するなど、アマチュア時代から優秀。プロ入り後はこれまで無敗。王者ボティーレは南アフリカの選手。バランスの良い実力者で、これまで21戦全勝。五度の防衛に成功している。アメリカでの一戦。右と左の構えの違いはあるが、共にジャブから攻めていくタイプ。一進一退の内容。7Rのダウンは手首を引っかけたようなパンチによるものでダウンではないが、レフェリーの角度からはダウンに見えたのだと思われる。しかし8Rの右フックは効いた。フラついて連打されたボティーレがしゃがみ込んでダウン、KO。実力者相手に見事な試合ぶりだったオースティン。ストレートとフックが良かった。後、ボティーレはポール・イングルを破り、IBF世界フェザー級王座獲得、二階級制覇達成。)

ティム・オースティン 6R KO スティーブ・ドトセ
(IBF世界バンタム級タイトル戦、2001年)
オースティン:右ジャブ、左ストレート、左右フック
ドトセ:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(ダウンシーン)
6R:左ストレートでドトセがダウン
(感想:オースティンがタイトル防衛。地元シンシナティで行った七度目の防衛戦。ドトセはガーナのアクラ出身(アズマー・ネルソンと同じ)。ガーナ王座、アフリカ王座(いずれもバンタム級)を獲得している。ゆっくりした動きから速いジャブとパワーのある連打を打つドトセ。しかしながらオースティンはより速くジャブを打ち、回転の速い連打にはパワーもある。6R、強烈な左ストレートでドトセがダウンしてKO。王者になったときよりもパワーアップしたオースティン。左右フックのボディ打ちも迫力があった。)

ラファエル・マルケス 8R TKO ティム・オースティン
(IBF世界バンタム級タイトル戦、2003年)
オースティン:右ジャブ、左ストレート、左右フック
マルケス:左ジャブと右ストレート
(ダウンシーン)
8R:右ストレートでオースティンがダウン
(感想:マルケスがタイトル獲得。10度目の防衛戦の相手は強敵。ファン・マヌエル・マルケスの弟ラファエル。ストレートが強いハードパンチャー。ラスベガス「シーザース・パレス」で行われた興味深い一戦。共にジャブを使い、ストレートを狙う一進一退の攻防。8R、左フックを打たれて後退するマルケス。しかし、逆に右ストレートを強打されたオースティンがロープ外に出るダウン。立ったが連打でストップ。マルケスがストレートで勝利。ただ、オースティンはドトセ戦と比べてパンチのキレが落ちていたような気がする。一番強かった頃は負け無しだったオースティン。この敗北で実力に対する評価が下がることはないと思う。その後、オースティンは目立った活躍も無く引退(マルケスは軽量級を大いに盛り上げた)。引退後、事件を起こして逮捕されるなど残念な話も。今はジムで若手を指導しているらしい。)

①「IBF World Bantamweight Title
Mbulelo Botile vs. Tim Austin」
②「IBF World Bantamweight Title
Tim Austin vs. Steve Dotse」
③「IBF World Bantamweight Title
Tim Austin vs. Rafael Marquez」

ムブレロ・ボティーレ(Mbulelo Botile)のページ
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ラファエル・マルケス(Rafael Márquez)のページ

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