2020年6月19日金曜日

ジェフ・ハーディング(Jeff Harding)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

オーストラリアのL・ヘビー級、ハーディング。デニス・アンドリュース戦(初戦・三戦目)、クリストフ・ティオーゾ戦を紹介します。

ジェフ・ハーディング(Jeff Harding)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ジェフ・ハーディング(オーストラリア)
身長182cm:オーソドックス(右構え)

ジェフ・ハーディング 12R TKO デニス・アンドリュース
(WBC世界L・ヘビー級タイトル戦、1989年)
ハーディング:左ジャブ、右ストレート、左右フック
アンドリュース:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(ダウンシーン)
5R:左フックでハーディングがダウン
12R:連打で2度、アンドリュースがダウン
(感想:ハーディングがタイトル獲得。当時ジェフ・フェネックに並ぶ人気者で、同門だったハーディング。ニックネームは「ヒットマン」。アマチュア時代にそのハードパンチから付けられたようで、アマで優秀な成績。プロ入り後はオーストラリアのL・ヘビー級タイトル、東洋太平洋L・ヘビー級タイトルを獲得し、これまで全勝。ただし、これまでの試合は全て地元で行ってきた。アメリカ・アトランチックシティで実力を証明することができるかどうか。アンドリュースは英国の選手。パワーはあるが不器用な男。トーマス・ハーンズにKOされて王座を奪われた時にハーンズのテクニックに感動してハーンズが所属する「クロンクジム」に入門した、というのは有名なエピソード。王座決定戦で再び王者に。ハーディングとの試合は奪回した王座の初防衛戦となる。「ハーディング vs. アンドリュース」シリーズ三連戦の初戦。会場ではマイク・タイソンが観戦。ジャブとボディ打ちのハーディング。パワーで押すアンドリュースはジャブと連打。5R、左フックでハーディングがダウン(ダメージを与えるほどのパンチではなかったような感じ)。終盤になって、ボディが効いてきたのか、パンチを振り回しすぎて疲れたのか、アンドリュースの動きが鈍る。12R、連打で二度ダウン。さらに連打でレフェリーストップ。ハーディングがボディ攻撃で逆転KO。堅実な攻めだった。)

ジェフ・ハーディング 12R 判定 デニス・アンドリュース
(WBC世界L・ヘビー級タイトル戦、1991年)
ハーディング:左ジャブ、右ストレート、左右フック
アンドリュース:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(感想:ハーディングがタイトル奪回。再戦はオーストラリアで行われ、アンドリュースがKO勝ち、王座奪回。そしてこの英国で行われた三度目の対戦。決着をつけよう、といった感じで1Rからフック攻撃のアンドリュース。ハーディングはジャブ、ボディ攻撃。ハイペースな打撃戦が続く。最終ラウンド終了時には両者とも手を上げて「自分が勝った」とアピール。判定は2-0でハーディング。パンチの正確さが評価されたと思われる。ダウンシーンは無し。一応決着はついたが、年齢的に若いハーディングの方が条件的に有利だったのではないかと。王座を失ったアンドリュースはその後、階級を上げて英国クルーザー級王座を獲得するなど、リングに上がり続けた。)

ジェフ・ハーディング 8R TKO クリストフ・ティオーゾ
(WBC世界L・ヘビー級タイトル戦、1992年)
ハーディング:左ジャブ、右ストレート、左右フック
ティオーゾ:左ジャブ、右ストレート、左右フック
(ダウンシーン)
8R:左フックでティオーゾがダウン
(感想:ハーディングがタイトル防衛。ティオーゾはフランスの選手で、元WBA世界S・ミドル級王者。地元での試合で二階級制覇なるか、といったところ。ジャブの打ち合い。ティオーゾは連打。しかしパンチの重さはハーディングが上か。8R、強烈な左フックでティオーゾがダウン。連打でレフェリーストップ。ハーディングがパワーで快勝。ジャブと左フックが良かった印象。アンドリュースとの三試合でレベルアップしたようだ。奪回した王座の初防衛に成功したハーディングだが、三度目の防衛戦で古豪マイク・マッカラムのテクニックにしてやられて王座陥落、引退。大柄ではあったが、「ヒットマン」というより「テクニシャン」だったハーディング。よりテクニックがあるマッカラムには敵わなかったが、層が薄いオーストラリアのL・ヘビー級から世界王者になったのはなかなかの才能。「ジェフ・ハーディング」と言えば「デニス・アンドリュース」。「デニス・アンドリュース」と言えば「トーマス・ハーンズ」。セットで覚えておきたいところ。)

①「WBC World Light Heavyweight Title
Dennis Andries vs. Jeff Harding」
②「WBC World Light Heavyweight Title
Dennis Andries vs. Jeff Harding」
③「WBC World Light Heavyweight Title
Jeff Harding vs. Christophe Tiozzo」

デニス・アンドリュース(Dennis Andries)のページ
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クリストフ・ティオーゾ(Christophe Tiozzo)のページ

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