2019年12月26日木曜日

チャールズ・マレー(Charles Murray)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

IBF世界J・ウェルター級王者。速いパンチが武器。リビングストン・ブランブル戦、ロドニー・ムーア戦、コートニー・フーパー戦を紹介します。
チャールズ・マレー(Charles Murray)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

チャールズ・マレー(アメリカ)
身長178cm:オーソドックス(右構え)

チャールズ・マレー 10R 判定 リビングストン・ブランブル
(J・ウェルター級10回戦、1991年)
マレー:左ジャブと右ストレート
ブランブル:左ジャブと右ストレート
(感想:ニューヨーク州ロチェスター出身のマレー。ニックネームは「The Natural」(何が「ナチュラル」なのかは知らないが「天性の勘を持っている」という意味だと思われる)。バスケットボール選手になれるような身長ではなかったためボクシングを選んだらしい。アマチュアでは好成績だったが、ソウル五輪には出場ならず。プロ入りし、レイ・マーサー、アルフレド・コールらとトリオで売り出されてきた(結果的に三人とも世界王者に)。デビュー以来、全勝で全米J・ウェルター級王座を獲得するが、実力者テレンス・アリに2-1で判定負け、初黒星。ブランブル戦は復帰三戦目となる。ブランブルは元WBA 世界ライト級王者。長いパンチが武器のテクニシャンタイプであるが、接近戦で乱打する荒っぽいパワーもある。アトランチックシティ「コンベンション・ホール」で行われた試合。リングサイドでドナルド・トランプが観戦。先制攻撃をかけるブランブルだが、やや力みすぎ。マレーは軽いがシャープなパンチとディフェンス。結局、軽いパンチをチョコチョコ当てて、判定は3-0でマレー。ダウンシーンは無し。マレーは手数の多さと右アッパーが効果的だった。)

チャールズ・マレー 12R 判定 ロドニー・ムーア
(IBF世界J・ウェルター級王座決定戦、1993年)
マレー:左ジャブと右ストレート
ムーア:ガード高めで左ジャブ、右ストレート、左フック
(感想:マレーがタイトル獲得。ムーアは苦労人。デビュー戦に敗北(相手はタイロン・トライス。後、サイモン・ブラウンとIBF世界ウェルター級王座を争った)。二戦目、五戦目も敗北。次第に実力をつけていくが、テレンス・アリにTKO負け(アリは結局、世界王者にはなれなかったが、「若手の壁」として存在感を見せた)。地道に戦い続け、リビングストン・ブランブルに判定勝ちしてこの決定戦出場。共通点がある二人の対戦。どんな内容になるか? お互いシャープなパンチを打ち合い、一歩も譲らず。ムーアは左フックの打ち方が印象的だったが、マレーが手数とディフェンスで少しずつ上回る。判定は3-0(ダウンシーンは無し)。マレーは速いパンチだけではなく、いざとなると打ち合う度胸もあるところを見せた。ムーアはなかなか良いパンチを持っていた。この試合での踏ん張りがなかったならばマレーは世界王者になっていなかったのではないか? 2Rの始めに客席でのトラブルでファンが試合よりもそっちの方を見てしまうハプニングあり。プロの試合より客同士(?)のもめごとの方が注目を集めるのは選手としては少し悲しい。)

チャールズ・マレー 6R TKO コートニー・フーパー
(IBF世界J・ウェルター級タイトル戦、1993年)
マレー:左ジャブと右ストレート
フーパー:左ジャブと左フック
(感想:マレーがタイトル防衛。二度目の防衛戦。フーパーはWBA米大陸J・ウェルター級王座を獲得したことがあるが、メルドリック・テーラーのIBF世界J・ウェルター級王座への挑戦は判定負け。これが二度目の同王座へのチャレンジ。「小型ハグラー」といった感じで頑丈そうなフーパー。しかしながら、正直なところスピードがあまりなく、世界王者になれるような動きではない。マレーがテンポよくジャブ、ストレート、左フックのボディ打ちを決める。5R終了でフーパーはギブアップ。ダウンシーンは無し。5R終盤のマレーのラッシュが見所だった一戦。フーパーはこれで引退。マレーは次の防衛戦でジェイク・ロドリゲスに判定負け、王座陥落。その後もリングに上がり続け、北米J・ウェルター級王座を獲得するなどの活躍を見せたが、世界王座に返り咲くことはなかった。スピードはあったが、パワーの方はもう一つだったのが原因と思われる。引退後は若い選手の指導をしているとのこと。)

①「Charles Murray vs. Livingstone Bramble」
②「IBF World Super Lightweight Title
Charles Murray vs. Rodney Moore」
③「IBF World Super Lightweight Title
Charles Murray vs. Courtney Hooper」

リビングストン・ブランブル(Livingstone Bramble)のページ

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