2026年3月11日水曜日

ロデル・マヨール(Rodel Mayol)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBC世界ライトフライ級王者。ピグミー・ゴーキャットジム戦、イーグル京和戦、フリオ・セサール・ミランダ戦を紹介します。


ロデル・マヨール(フィリピン)

身長163cm:オーソドックス(右構え)

ロデル・マヨール(Rodel Mayol)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ロデル・マヨール 5R KO ピグミー・ゴーキャットジム

(ライトフライ級戦、2001年8月)

マヨール:左ジャブ、右ストレート、フック

ピグミー:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

1R:ワンツーでピグミーがダウン

2R:ワンツーでピグミーがダウン

3R:左フックでピグミーがダウン

5R:右ボディ、左ボディで2度、ピグミーがダウン

(感想:フィリピンのマヨール。アマチュアで活躍(大会で優勝したことも)。4戦目でフィリピン王座(ミニマム級)を獲得したり、後に世界挑戦する中島健を下したりするなどプロデビュー以来、連勝中。タイのピグミーは来日経験あり。フィリピンでジョマ・ガンボアにTKO負けしたことも。フィリピン・アンティポロでの一戦。小さいながらもガッチリした体のピグミー。しかしながら、1Rからマヨールが素晴らしいパンチ。速いワンツーでピグミーがダウン。その後も伸びのあるワンツー、パワーのある左フックを自在に使いこなすマヨール。ピグミーはブロックしながらジャブで応戦。2R、マヨールが右アッパーからの左アッパー。後退したピグミーにワンツーで二度目のダウンを奪う。それでも接近戦を挑む勇敢なピグミー。右ストレート、左フックに強さが感じられるが、攻めが単発で試合の主導権を握ることができない。3R、左フックでピグミーがダウン。しかし、これは引っかけたようなパンチで大したことはなさそう。4R、ボディが効いたピグミー。5Rにボディで二度ダウンして試合終了。マヨールは実に素晴らしい選手。パンチに伸びとパワー、そして正確さ。ワンツーからの左フックが特に良かった。ピグミーはパンチは強そうだったが、単発で当てさせてもらえず。後にミニマム級で世界挑戦したが、勝てなかった。)                     


イーグル京和 12R 判定 ロデル・マヨール

(WBC世界ミニマム級タイトル戦、2006年)

マヨール:左ジャブ、右ストレート、フック

イーグル:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

12R:右フックでマヨールがダウン

(感想:イーグルがタイトル防衛。ピグミー戦後も好調のマヨール。東洋太平洋ミニマム級王座を三度防衛し、ロレンソ・トレホをKOしてWBC世界ミニマム級王座挑戦権も獲得。その次の試合で「三迫ジム所属」として待望の世界初挑戦。これまで22連勝(17KO)、WBC1位。王者イーグルは日本を拠点とするタイ人。肩の負傷で一度王座を手放したが、奪回。初防衛戦を中島健と行い、TKO勝ち。マヨール戦は奪回した王座の二度目の防衛戦となる。「後楽園ホール」での一戦(TV解説席にファイティング原田、浜田剛史、セレス小林)。1Rから激しい強打の応酬。ディフェンスしながら互いに右ストレート、左右フックを打ち合うスリリングな展開。2R、イーグルの右目が早くも腫れる。3R、マヨールの左フックがヒット。5R、バッティングでイーグルが負傷し、ドクターチェック(この時、レフェリーは「試合ストップ」と一瞬勘違いして試合終了のゼスチャーをしかけた。日本のドクターと外国人レフェリーは言葉が通じるのだろうか、と以前から思っていたが、伝わりにくい時もあるようだ)。その後もパワフルにフックを振るうマヨール。イーグルはワンツー、右カウンター、ボディ打ちなどで隙を狙う攻め。12R、右目下のキズを負ったマヨールが右フックで痛恨のダウン。12R終了。判定は僅差の3-0。一進一退の攻防だった試合。イーグルが王者のアドバンテッジで何とか勝利。マヨールは最後までパワーがあったが、やや攻め方が単調だったか。その後もイーグルはロレンソ・トレホ、八重樫東を相手に防衛。オーレイドン・シスサマーチャイに敗れて王座陥落。それが最後の試合となった。)   


その後のマヨール 

ウリセス・ソリスのIBF世界ライトフライ級王座に挑戦したが、8RでTKO負け。再起戦のアドリアン・エルナンデス戦は4RでのKO負け。フィリピン王座(ライトフライ級)を決定戦で獲得(ただし、2-1の負傷判定勝ち)。イバン・カルデロンのWBO世界ライトフライ級王座に二度挑戦したが、いずれも負傷判定でドロー、敗北。その次の試合でWBC世界ライトフライ級王者エドガル・ソーサ(メキシコ)を破ってついに世界王者に。しかし、初防衛戦はオマール・ニーニョ・ロメロと妙なドロー(反則打で決着)。再戦でロメロに判定負け、王座陥落。その強さに見合わないキャリアとなってしまった感がある。


ロデル・マヨール 10R 判定 フリオ・セサール・ミランダ

(スーパーフライ級戦、2012年)

マヨール:左ジャブ、右ストレート、フック

ミランダ:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

1R:左フックでミランダがダウン

2R:左アッパー連打でミランダがダウン

5R:連打でミランダがダウン

(感想:世界王座陥落後、連勝のマヨール。再び世界を目指す状況。ミランダはメキシカンで、元WBO世界フライ級王者。コチラもまた世界王座返り咲きを目指す状況。フィリピン・パシッグでのサバイバル戦。1R、ワンツーで攻めるミランダ。マヨールは距離を取ってジャブ。右ストレートからの左フックでミランダがダウン。それでも前進するファイターのミランダ。マヨールはディフェンスしながら左フックからの右ストレートなどで応戦。2R、左アッパー連打でミランダがダウン。しかしながら、実にしぶといミランダ。サウスポーにスイッチしたりしながら接近戦を仕掛ける。5R、右ボディが効いたミランダ。連打でダウン。その後は接近戦。互いに振りが大きめのフック。そのためパンチの正確さに欠け、クリンチ、もみ合い。10R終了。判定は3-0。似たタイプの二人。ダウンを奪ったマヨールが勝利したが、大きな力量差は感じられなかった。その後の二人。ミランダはメキシコ王座(バンタム級)を獲得したが敗北もあり、世界戦はなかった。マヨールはこの次の試合でIBF世界スーパーフライ級王者ファン・カルロス・サンチェス・ジュニアに挑戦。KO負けで二階級制覇ならず。それが最後の試合となった。)


①「Light Flyweight 

Rodel Mayol vs. Pigmy Kokietgym」

②「WBC World Minimumweight Title

Eagle Den Junlaphan vs. Rodel Mayol」

③「Super Flyweight 

Rodel Mayol vs. Julio Cesar Miranda」


イーグル・デン・ジュンラパン(Eagle Den Junlaphan)のページ
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オーレイドン・シスサマーチャイ(Oleydong Sithsamerchai)のページ


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