2024年9月18日水曜日

マルコス・マイダナ(Marcos Maidana)②「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

世界二階級制覇王者(スーパーライト、ウェルター級)。エスメラルド・ホセ・ダ・シルバ戦、シルベリオ・オルティス戦を紹介します。

マルコス・マイダナ(Marcos Maidana)②「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

マルコス・マイダナ(アルゼンチン)

身長170cm:オーソドックス(右構え)


マルコス・マイダナ 2R TKO エスメラルド・ホセ・ダ・シルバ

(スーパーライト級戦、2008年)

マイダナ:左ジャブ、右ストレート、フック

ダ・シルバ:左ジャブ、右ストレート

(ダウンシーン)

2R:右ストレート、右カウンターで2度、ダ・シルバがダウン

(感想:これまで全勝(17KO)のマイダナ。地元でブラジルのダ・シルバと対戦。ダ・シルバは長身選手で、11勝(7KO)1敗1分。ブラジル王座(スーパーライト級)を獲得した実績。アップライトスタイルでジャブ、右ストレートのダ・シルバ(ヘンな髪型)。マイダナが距離を詰めてワンツー、フック。2R、左ボディが効いたダ・シルバにマイダナがラッシュ。右ストレートでダ・シルバがダウン。立ったが、強烈な右カウンターで二度目。ダウンと同時にレフェリーが止めたほど強烈なフィニッシュだった。マイダナがパワーで圧勝。ダ・シルバは線が細く、パワー不足だった。その後、ダ・シルバはブランク。カムバック後に勝ち星はなかった。)


マルコス・マイダナ 2R KO シルベリオ・オルティス

(スーパーライト級戦、2008年)

マイダナ:左ジャブ、右ストレート、フック

オルティス:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

2R:左ボディでオルティスがダウン

(感想:全勝のマイダナがドイツで試合。オルティスはメキシカン。ローカル王座を獲得したことがあるが、直前の試合はWBOの地域王座戦(ライト級)で、判定負け。似たタイプの両者。ジャブ、ストレート、フック。共に動きのスピードは速くないが、フックはパワフル。しかし、やはりパワーではマイダナ。2R、左ボディでオルティスがダウン。ヒザをキャンバスに着いたままカウントアウトされた。パンチの正確さでマイダナが勝利。オルティスは攻めに正確さを欠いた(後、IBA王座(スーパーライト級)を獲得。しかし、キャリア後半は負けが続いた)。その後のマイダナ。オルティス戦の次の試合はWBA世界スーパーライト級王者アンドレアス・コテルニク(ウクライナ)への挑戦。判定負けで初黒星。WBA世界スーパーライト級暫定王座を決定戦で獲得。しかし、正規王者との統一戦に敗れ、王座陥落。WBA世界スーパーライト級暫定王座を奪回し、レギュラー王者に昇格。そして2013年12月14日、WBA世界ウェルター級王者エイドリアン・ブローナーに3-0の判定勝ちで二階級制覇達成。WBC世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザー・ジュニアとの王座統一戦で敗北。再戦も判定で敗れ、それが最後の試合に。非常にパワフルで積極的なファイターだったマイダナ。そんな男を負かす選手がいる。世界は広い。)


①「Super Lightweight 

Marcos Maidana vs. Esmeraldo Jose da Silva」

②「Super Lightweight 

Marcos Maidana vs. Silverio Ortiz」

マルコス・マイダナ①

(クリスチャン・ルイス戦、セルジオ・ベニテス戦、ラズロ・コムジャティ戦) 

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