2023年11月17日金曜日

プンルアン・ソー・シンユー(Pungluang Sor Singyu)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

WBO世界バンタム級王者。日本選手との対戦でおなじみのタイ人。パウルス・アムブンダ戦、赤穂亮戦、ヘトロ・パブスタン戦を紹介します。

プンルアン・ソー・シンユー(Pungluang Sor Singyu)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

プンルアン・ソー・シンユー(タイ)

身長164cm:オースドックス(右構え)

パウルス・アムブンダ 12R 判定 プンルアン・ソー・シンユー

(WBO世界バンタム級タイトル戦、2013年)

プンルアン:左ジャブ、右ストレート、左右フック   

アムブンダ:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:アムブンダがタイトル獲得。ショート連打が武器だったタイ人、プンルアン。12歳の時、家計を助けるためムエタイ試合に出場。その後、国際式(プロボクシング)に転向。デビューから連勝でWBCユース王座(バンタム級)を獲得、防衛。2-1の判定で初黒星、王座陥落。今度はWBOのアジア王座(バンタム級)を獲得、防衛。そして、アレックス・ジョン・バナルとのWBO世界バンタム級王座決定戦で勝利して世界王座獲得。アムブンダ戦は初防衛戦となる。挑戦者アムブンダはナミビアの選手で、これまで全勝。WBOアフリカ王座、WBOインター王座(いずれもバンタム級)を獲得している。ナミビアの首都ウィントフックでの一戦。似た戦い方をする二人。ブロックしながらショート連打。プンルアンは左フックを狙うなど左パンチに自信がある様子。アムブンダは右ストレートからの左フックなどを見せる。接近戦では互いにディフェンスしながらショートパンチの交換。ガードの隙を突くアムブンダ。最終ラウンド終了時には共に勝利をアピール。判定は3-0。パンチを当てるテクニックでアムブンダが上回った。ダウンシーンは無し。「バンタム級」にしては両者とも小柄な感じに見えた。良いパンチが決まるシーンもあったが、全体的には「小粒な世界戦」という印象も。新王者アムブンダの初防衛戦はフィリピンで。挑戦者は亀田和毅。)


プンルアン・ソー・シンユー 2R KO 赤穂亮

(WBO世界バンタム級王座決定戦、2015年)

プンルアン:左ジャブ、右ストレート、左右フック   

赤穂:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

2R:連打で赤穂がダウン

(感想:プンルアンがタイトル奪回。アムブンダ戦の再起戦でWBOインター王座(バンタム級)を獲得したプンルアン。王座を防衛後、新WBO王者亀田和毅に挑戦したが、ボディショットでKO負け。その後、WBOアジア王座(バンタム級)を獲得してこの王座決定戦出場。赤穂は東洋太平洋スーパーフライ級王座、WBOインター・バンタム級王座を獲得した実績。佐藤洋太のWBC世界スーパーフライ級王座に挑戦して判定負け。プンルアン戦は二度目の世界挑戦となる。タイで行われた一戦。赤穂はジャブ、そして振りが大きめの左右フック。プンルアンはジャブ連打。クリンチする赤穂にプンルアンはラビットパンチを使い、相撲のような感じで赤穂を投げ飛ばす。2R、ロープ際でのもみ合いの中、連打で赤穂がダウン。立てず、KO。荒っぽいケンカのような内容、結末。ボクシングとケンカは別物ではあるが、ケンカファイトが勝つこともよくある。赤穂にはクリンチではなく、距離を取ってジャブ、ワンツーで勝負して欲しかったところ。その後、赤穂は日本バンタム級王座を獲得、防衛したが、三度目の世界挑戦はなかった。)


プンルアン・ソー・シンユー 7R 負傷判定 ヘトロ・パブスタン

(WBO世界バンタム級タイトル戦、2016年)

プンルアン:左ジャブ、右ストレート、左右フック   

パブスタン:右ジャブ、左ストレート、右フック

(感想:プンルアンがタイトル初防衛。奪回した王座の初防衛戦。挑戦者パブスタンはフィリピンのサウスポー。フィリピン王座(バンタム級)への挑戦は失敗に終わったが、このところ連勝中。タイで行われた一戦。基本に忠実なパブスタン。ジャブ、左ストレート、右フック。プンルアンは距離を詰めて右ストレート、左右フック。1Rから打ち合い、互いのストレートがヒット。3R、バッティングでパブスタンの左目の上の負傷が悪化してドクターチェック。共にディフェンスしながらボディ攻め。7R終わりで負傷判定。ダウンシーンは無し。どちらが勝ったとハッキリ言いがたい内容だったような気もするが、ディフェンスと手数でプンルアンだったか。プンルアンはショートフックが巧いため、サウスポーが相手でも特に苦労しているような様子は見られなかった。パブスタンは悪い選手ではないが、やや正攻法すぎた感じ(その後、WBOアジア王座(バンタム級)を獲得したが、初防衛戦で敗北)。プンルアンは次の防衛戦を再びフィリピン人(サウスポーのマーロン・タパレス)と行い、KO負け。その後は階級を上げ、勝ったり負けたり。2023年現在も現役続行中。全盛を過ぎてもベストな階級でないクラスで戦い続ける理由があるのだろう。)

①「WBO World Bantamweight Title 

Pungluang Sor Singyu vs. Paulus Ambunda」

②「vacant WBO World Bantamweight Title 

Pungluang Sor Singyu vs. Akaho Ryo」

③「WBO World Bantamweight Title 

Pungluang Sor Singyu vs. Jetro Pabustan」 

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