2022年1月21日金曜日

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1994年7月号~10月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

貴重な写真が満載の雑誌。「クリサント・エスパニャ vs. アイク・クォーティ」など「雑誌の内容についての個人的な解説」「雑誌で紹介された選手のその後」。

ボクシングマガジン1994年7月号

(コメント)

カラーポスターはケビン・ケリー。ケリー、デラ・ホーヤ、ロイ・ジョーンズらが防衛。スチーブ・コリンズが王座獲得(後、クリス・ユーバンク、ナイジェル・ベンと勝負)。「日本チャンピオン名鑑」(飯田覚士、坂本博之ら。これまでの試合、今後の予定、戦績が載っている資料)。「<世界>の顔」は「ジェシー・ジェームス・レイハ」(WBC世界J・ライト級王者。堅実なボクシング。ボクサーだった父の指導、プロでの経歴、など)。「ジャック・フィスクの連載2:ジョーイ・マキシム vs. シュガー・レイ・ロビンソン」(当時無敵だったロビンソンがマキシムの世界L・ヘビー級王座に挑戦。ハプニング、結果、についての記事)。「WHO's WHO」は「ジョン・マイケル・ジョンソン」「スチーブ・ロビンソン」。ジョンソンはWBA世界バンタム級王者。中間距離で強さを発揮するタイプ(初防衛戦で不運な敗北。その後は中堅選手のような存在に)。ロビンソンはWBO世界フェザー級王者。パワーはないがスタイリッシュな選手(王座を守り続けたがナジーム・ハメドに敗れ、王座陥落。その後も戦い続けた)。「古き良き時代の拳豪たち」は「イスマエル・ラグナ」(世界ライト級王者。パナマ出身。アマ時代、デビュー、カルロス・オルチス、マンド・ラモス、鈴木石松らとの試合、について)。カラー写真、シュガー・レイ・ロビンソン、「WHO's WHO」、イスマエル・ラグナに特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1994年7月号~10月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1994年8月号

(コメント)

カラーポスターは川島郭志。「バズーカ」クォーティが世界獲得(エスパニャが打たれている写真に注目)。バスケスが防衛(崔在元が打たれてちょっと面白い表情に)。セーン、ガメス、ノリス、カニザレス、ジョンソンが防衛。<世界>の顔「マイケル・モーラー」(WBA・IBF世界ヘビー級王者。プロでの快進撃、不祥事、ホリフィールド戦、今後の予定、について)。「ジャック・フィスクの連載3:ファイティング原田 vs. ライオネル・ローズ」(ローズに訪れた突然のチャンス、不利な試合条件、直前のケガ、試合内容、について)。「WHO's WHO」は「アイク・クォーティ」「ホルヘ・ルイス・ゴンザレス」。クォーティはWBA世界ウェルター級王者。ガーナ出身でアダナは「バズーカ」(王座を守り続けたが剥奪。オスカー・デラ・ホーヤのWBC世界ウェルター級王座に挑戦して初黒星。その後、王座に返り咲くことはなかった)。ゴンザレスはキューバ出身のヘビー級。パンチはあるがキレがない(リディック・ボウのWBO王座に挑戦してKO負け。それが唯一の世界戦となった)。「古き良き時代の拳豪たち」は「ジーン・タニー」(世界ヘビー級王者。少年時代、海兵隊時代、デビュー、ジャック・デンプシー戦、引退後の成功、について)。カラー写真、モーラー、「WHO's WHO」、ジーン・タニーに特に注目の一冊です。

-----------------

ボクシングマガジン1994年9月号

(コメント)

カラーポスターはウィルフレド・バスケス(ベルトにも注目)。トニー、ワンバ、ヒル、薬師寺、勇利、川島が王座防衛。デラ・ホーヤがパエスを軽くKOして二冠王に。マッカラムが三階級制覇。カルバハル、コティがWBO王座を獲得。「チャンピオンベルトについて」(ベルトに関するエピソード。ジョン・L・サリバンのダイヤモンドベルトの写真に注目)。「タイのボクシング界について」(タイでは4人のプロモーターが仕切っている。WBC系、IBF系など、団体とプロモーターとは強いつながりがある)。「<世界>の顔」は「ナイジェル・ベン」(WBC世界S・ミドル級王者。子供の頃の憧れはブルース・リー、北アイルランド紛争に従軍、プロでの活躍と痛い敗北、について)。「ジャック・フィスクの連載4:ジェイ・エドソンのレフェリー時代の思い出」(多くの世界戦をさばいた男。判定に不満の観客が投げたイスが当たったこと、アジアで脅迫されたこと、など)。「WHO's WHO」は「ナジーム・ハメド」「ラリー・バーンズ」。ハメドはバンタム級。トリッキーな動きが注目されがちだが、パンチにキレがある、とのこと(後、フェザー級で世界を獲得)。バーンズはウェルター級。身長165センチ。タイソンっぽいファイター(フェリックス・トリニダード、ヨリボーイ・カンパスの世界王座に挑戦して敗北)。「古き良き時代の拳豪たち」は「シュガー・ラモス」(世界フェザー級王者。キューバ出身。少年時代、デビュー、デビー・ムーアへの挑戦、ビセンテ・サルディバル、カルロス・オルチス戦、について)。カラー写真、「チャンピオンベルト」、「タイのボクシング界」、「WHO's WHO」、シュガー・ラモスに特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1994年7月号~10月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1994年10月号

(コメント)

カラーポスターはグレート金山(日本王座ベルトにも注目)。バスケス、ユーバンク、ミゲル・アンヘルが防衛。ヒメネスが19秒で世界王座防衛(本誌の写真には「9秒」とある)。カストロ、ライルス、グレイ、ブングが新王者に。あのアルゲリョが復帰(2-0で何とか勝利。本誌の写真には「アハゲリョ」とある)。「ミゲル・アンヘル・ゴンザレスにインタビュー」(好きな選手はハグラー、目標は三階級制覇、また日本で試合したい、と語る)。「ミドル級の選手紹介」(ジェームス・トニー、ロイ・ジョーンズ、ロニー・ブラッドリーら)。「<世界>の顔」は「オルランド・カニザレス」(IBF世界バンタム級王者。15度防衛。防衛戦についての記事)。「ジャック・フィスクの連載5:アーチー・ムーア vs. イボン・デュレル」(L・ヘビー級王者ムーアの防衛戦。デュレルの地元で行われた。最初にダウンしたムーア。その後の逆転劇で有名な試合)。「WHO's WHO」は「フランク・ライルス」「ダニー・ロメロ」。ライルスはWBA世界S・ミドル級王者。アマで豊富な実績。動きはぎこちない(防衛を続けたがバイロン・ミッチェルに敗れて王座陥落)。ロメロはフライ級。「キッド・ダイナマイト」と呼ばれるパンチャー(後、IBF世界フライ級、IBF世界J・バンタム級王座を獲得)。「古き良き時代の拳豪たち」は「エディ・パーキンス」(世界J・ウェルター級王者。少年時代、デビュー、世界挑戦、防衛戦、日本での試合、について)。カラー写真、「ミドル級」、「WHO's WHO」、エディ・パーキンスに特に注目の一冊です。 

0 件のコメント:

コメントを投稿