2022年1月12日水曜日

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1991年1月号~6月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

貴重な写真が満載の雑誌。「イベンダー・ホリフィールド vs. ジョージ・フォアマン」など「雑誌の内容についての個人的な解説」「雑誌で紹介された選手のその後」。

ボクシングマガジン1991年1月号

(コメント)

カラーポスターはペドロ・デシマ。東京でKOされたタイソンの復帰二戦目(あのスチュワートを1RでKO。かつて「KO魔」と呼ばれたハードパンチャーのスチュワート。この惨敗でほぼ「終わった」存在に)。タイソンの次の相手とされるラドックのノンタイトル戦もカラー。チャベスが楽勝(ベルト姿の写真にも注目)。玉熊、柳明佑が防衛。デシマ、ジャクソンが豪快に王座奪取。張正九はソットに雪辱される。ティオゾが楽々防衛(相手のモーガンはデビュー以来40連勝だった男。どうやら「作られた記録」だったようす)。ナイジェル・ベンが敗北(ライバル、ユーバンクと対決。両者は後に再戦)。「ファイティング原田、殿堂入り」(ソニー・リストン、プリモ・カルネラ、ジョー・フレージャーらヘビー級と並んで表彰される。マイク・ウィーバー、マイク・マッカラム、ジミー・レノン父子も出席)。「リカルド・ロペスにインタビュー」(日本で圧勝したロペス。アルゲリョとスパーリングして足の使い方を習ったことがある、とか。戦いたい相手はウンベルト・ゴンザレス。亡くなった師匠クーヨ・エルナンデスについても語っている)。「WHO's WHO」は「ペドロ・デシマ」「レノックス・ルイス」。デシマはアルゼンチン出身の新WBC世界J・フェザー級王者。左フックが強い(意外なKO負けで初防衛に失敗。打たれモロさがあった)。ルイスはヘビー級。ソウル五輪金メダリスト(説明不要。後にヘビー級を支配。「ドカン」と倒されたことも)。「古き良き時代の拳豪たち」は「フラッシュ・エロルデ」(世界J・ライト級王者。フィリピン出身。サンディー・サドラー戦、ハロルド・ゴメス戦、カルロス・オルチス戦、防衛戦、引退後、について)。ビッグマッチのカラー写真、リカルド・ロペス、「WHO's WHO」、フラッシュ・エロルデに特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1991年1月号~6月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1991年2月号

(コメント)

カラーポスターはリカルド・ロペス(WBCベルトにも注目)。「ゴンザレス vs. パスクア」はなかなかの番狂わせ。バジェンサが反則負け(相手のジャブに翻弄されてイライラ。自滅)。ワンバも反則負け(頭を下げて攻撃するワンバ。「危険なヘディング」扱いされてしまった)。カオサイ、ペレス、カルバハル、モーラーはKO防衛。「イベンダー・ホリフィールドにインタビュー」(これまで試合の前日に眠れたことは一度もない、フォアマンは3R以上は戦えないだろう、と語る)。「レナード、テリー・ノリスにインタビュー」(アユブ・カルレ戦以来の世界J・ミドル級王座戦を行うことになったレナード。直前インタビュー。レナード「ファイターにとって年齢は重要なことではない」、ノリス「レナードの武器は経験。決して油断できない相手だ」)。「辰吉が日本タイトル返上」(世界を狙う辰吉。誰も辰吉に挑戦したがらないため王座返上。返上後、王座決定戦が行われ、「辰吉から逃げた選手たちによる試合」という印象を残した)。「WHO's WHO」は「ペドロ・サンチェス」「ブルース・セルドン」。サンチェスはドミニカのライト級。無敗のサウスポー(オバ・カー、コンスタンチン・チューらに敗北。世界挑戦ならず。WBCの地域タイトル獲得にとどまった)。セルドンはヘビー級。パワーのある筋肉マン(後、WBA王座獲得。しかし極端な打たれモロさがあり、リディック・ボウ、マイク・タイソンにアッサリKO負け)。「古き良き時代の拳豪たち」は「エザード・チャールズ」(世界ヘビー級王者。少年時代、ミドル級でデビュー、ジャージー・ジョー・ウォルコット戦、ロッキー・マルシアノ戦、について)。カラー写真、インタビュー記事、「WHO's WHO」、エザード・チャールズに特に注目の一冊です。

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ボクシングマガジン1991年3月号

(コメント)

カラーポスターはルイス・メンドサ。レナードが完敗(ジョー・フレージャーも観戦)。デシマが意外なKO負け(コロコロ倒れてしまったデシマ。驚異的なパンチ力と異常な打たれモロさを併せ持っていた)。マーサーが一撃でWBO王座獲得。テーラーが二階級制覇。ノーリーがKO負け(高橋ナオトとの試合で有名なノーリー。ハイレベルなメンドサを攻略できず)。「エルビス・アルバレスにインタビュー」(レパード玉熊の世界王座に挑戦するアルバレス。WBO王座を獲得したが、すぐに返上。一番タフだった相手はイスラエル・コントレラス、など)。「新<世界>の顔」は「ロレト・ガルサ」(WBA世界J・ウェルター級王者。サクラメントの人気者。アマ時代、プロ入り後、について)。「世界チャンピオン総カタログ」(四団体の王者を全て紹介。マイナー王者は顔写真が横向きだったり、写真自体が無かったり。マニアックな資料)。「プロ失格通告」(ソ連からやってきたスラフ・ヤコブレフらが所属する協栄ジムから通告された。生彩のない試合ぶりが理由)。「WHO's WHO」は「ローランド・パスクア」「レイ・マーサー」。パスクアはWBC世界J・フライ級王者。番狂わせで王座を獲得したフィリピン人。ナパ・キャットワンチャイに地元判定で敗れたのがキッカケで世界ランク入り、世界挑戦(メルチョール・コブ・カストロに初防衛戦で敗北)。マーサーはWBO世界ヘビー級王者。オリンピック金メダリスト。スピードはないが、パワーが乗った連打は迫力(トミー・モリソンを豪快にKOしたと思ったら、ピークを過ぎたラリー・ホームズに判定負けしたり。試合にムラがあった)。「古き良き時代の拳豪たち」は「ウイリー・ペップ」(世界フェザー級王者。天才的なテクニックで連戦連勝。タイトル統一、飛行機事故、サンディー・サドラー戦、ファイティング原田との因縁、について)。カラー写真、インタビュー記事、「世界チャンピオン総カタログ」「WHO's WHO」、ウイリー・ペップに特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1991年1月号~6月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1991年4月号

(コメント)

カラーポスターは畑中清詞(WBCベルトにも注目)。「タイソン、ラドックにインタビュー」(ノンタイトルで戦うことになった二人。タイソン「勝つ自信はある」、ラドック「(タイソン戦は)真実のヘビー級王者を決める戦いだ」)。辰吉が苦戦(引き分け。辰吉のショート連打、トーレスのジャブが印象的だった試合。辰吉は後に世界を獲ったが、トーレスはナナ・コナドゥにKOされて世界を獲ることはできなかった)。ハーンズが復帰(相手は格下ではあったがキレイなKO勝ち)。エリオットはいいところなく完敗。崔煕庸、グレグ・リチャードソン、ムアンチャイが新王者に(後に来日して防衛戦)。カマチョが初黒星。「カオサイ・ギャラクシーにインタビュー」(自分のパンチはそれほど強いとは思わない、チャンピオンとしての生活は疲れる、など)。「新<世界>の顔」は「マイケル・カルバハル」(IBF世界J・フライ級王者。「小さな石の拳」。パワーと勇敢さで人気者に。目標は四階級制覇、とのこと)。「WHO's WHO」は「崔煕庸」「ラファエル・ルーラス」。崔煕庸は新WBA世界ストロー級王者。これまで全勝。パンチにキレがある(日本で王座を失ったが、J・フライ級も獲得して世界二階級制覇)。ルーラスはフェザー級。身長180センチ。動きはぎこちないがパンチは鋭い、とのこと(後にIBF世界ライト級王座獲得)。「古き良き時代の拳豪たち」は「ディック・タイガー」(世界ミドル、L・ヘビー級王者。ナイジェリア出身。イギリス・アメリカに渡り、待たされた末にタイトル獲得。ジョーイ・ジアルデロ戦、ホセ・トーレス戦、祖国での内戦と最期、について)。カラー写真、インタビュー記事、カルバハル、「WHO's WHO」、ディック・タイガーに特に注目の一冊です。

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ボクシングマガジン1991年5月号

(コメント)

カラーポスターはメルドリック・テーラー。「タイソン vs. ラドック(初戦)」はかなりの激戦(カラー写真も迫力)。チャベス、ブラウンが勝利。玉熊は残念な結果。文成吉がスペインでコナドゥをKO。ガビー・カニザレスが痛烈KOでWBO奪取(勝つときは豪快なカニ。負けるときは・・・)。「ホリフィールド、フォアマンにインタビュー」(大一番の直前。ホリフィールド「フォアマンは普通の選手」、フォアマン「目標はアリに奪われたベルトを取り戻すこと(相手は誰でもいい、の意)」)。「リストンの死」(若くして亡くなったソニー・リストン。その謎に迫る記事)。「WHO's WHO」は「グレグ・リチャードソン」「シャンバ・ミッチェル」。リチャードソンはWBC世界バンタム級王者。パンチはないが動きが速い(後、日本で辰吉の挑戦を受ける)。ミッチェルはライト級。これまで全勝。スキルがあるサウスポー(後、WBA世界J・ウェルター級王座獲得。しかしコンスタンチン・チューに敗北)。「古き良き時代の拳豪たち」は「ヘンリー・アームストロング」(世界フェザー、ライト、ウェルター級王者。3つの王座を同時に保有。ノンストップで打ちまくるスタイルで人気者に。無理な増量をして得たウェルター級タイトルを19度防衛。タイトル獲得の流れ、四階級制覇を狙った試合、について)。カラー写真、インタビュー記事、リストン、「WHO's WHO」、ヘンリー・アームストロングに特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1991年1月号~6月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1991年6月号

(コメント)

カラーポスターはテリー・ノリス。「ホリフィールド vs. フォアマン」は熱戦(カラー写真に注目)。カオサイ、柳明佑、ビジャサナ、メンドサ、ウィリアムスが防衛。ラリー・ホームズがカムバック(タイソンにKOされたホームズ。「もう終わった選手」と思われたが・・・。楽な相手を1RでKO。ファイトマネーは何と20万ドル。ヘビー級は凄い)。「ダニエル・サラゴサにインタビュー」(畑中清詞の世界王座に挑戦するサラゴサ。親兄弟もボクサー。弁護士を目指した過去。祖国と自分のためにベストを尽くす、と語る)。「リカルド・ロペスにインタビュー」(平野の挑戦を受けることになったロペス。相手を見くびったことはこれまで一度もない、リングの中では完璧な男になりたい、と語る)。「WHO's WHO」は「メルチョール・コブ・カストロ」「ジュニア・ジョーンズ」。カストロはWBC世界J・フライ級王者。回転の速い連打が武器(後、ウンベルト・ゴンザレスに敗れ、初防衛に失敗。マイケル・カルバハルにも敗北したが、WBO王座獲得)。ジョーンズはバンタム級。攻撃力はあるが、ディフェンスが甘い、とのこと(後、バンタムとJ・フェザーで世界二階級制覇。ただし、いずれもKO負けで王座を失った)。「古き良き時代の拳豪たち」は「ジョン・L・サリバン」(初代世界ヘビー級王者。ベアナックル王者だったが、グローブ制の王者に。デビュー前、タイトル戦、2時間も戦った試合、ラストファイト、について)。カラー写真、インタビュー記事、「WHO's WHO」、ジョン・L・サリバンに特に注目の一冊です。 

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1991年7月号~12月号

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