2022年1月5日水曜日

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1988年7月号~12月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

貴重な写真が満載の雑誌。「マイク・タイソン vs. マイケル・スピンクス」など「雑誌の内容についての個人的な解説」「雑誌で紹介された選手のその後」。

ボクシングマガジン1988年7月号

(コメント)

カラーポスターはマーロン・スターリング。「ハーンズ vs. バークレー(初戦)」は衝撃の番狂わせ(カラー写真が迫力)。井岡が「微妙な判定」&「疑惑のゴング」。エストラーダが王座奪取(後に来日)。コッジが圧勝。カオコーがあのバスケスを下す。ラロンデが防衛(タイトルを獲ったデービス戦のときも「海外ニュース」で試合の写真無し。どういうこと?)。「WHO's WHO」は「マウリツィオ・ステッカ」「ゲイリー・メイスン」。ステッカはフェザー級。ロス五輪バンタム級金メダリスト。兄ロリスは元WBA世界J・フェザー級王者。ワンツーを主体としたスタイル(後にWBO王座獲得)。メイスンは英国のヘビー級。パワーで勝負する筋肉マン(タイレル・ビッグスなどの名のある相手にも勝利してKOの山を築いたがレノックス・ルイスに敗北。それが唯一の負けで、世界挑戦はできなかった)。梶間正夫の「世界リング万華鏡86」(「スパーリングパートナーがかつての雇い主を負かした話」「プロモーターのドン・キング、ボブ・アラム、ロナルド・ブッチ・ルイス」「有名ボクサーの兄弟」について)。世界戦のカラー写真、「WHO's WHO」、「万華鏡」に特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1988年7月号~12月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1988年8月号

(コメント)

カラーポスターはロジャー・メイウェザー。「タイソン vs. スピンクス」はタイソン圧勝(「スピンクス勝利」を予想した人いますか? カラー写真、特集記事にも注目)。大橋、内田は残念な結果(見せ場は作ったが。敗戦を振り返る特集記事もあります)。メイウェザー、ヒル、ネルソン、柳、カランベイ、エスパラゴサら実力派がタイトル防衛。あのレオン・スピンクスが1R、33秒でKO負け(試合ができる状態では無かった、とのこと。いたずらにダメージを重ねたスピンクス。晩年は悲惨だった)。「アイラン・バークレー」(トーマス・ハーンズを粉砕した男。無法地帯ブロンクス出身。これまでの試合を振り返る特集記事)。「WHO's WHO」は「文成吉」「ナイジェル・ベン」。文成吉はJ・バンタム級。アマ時代からスター選手だった(後、WBA世界バンタム級、WBC世界J・バンタム級王座を獲得。ただし、両方とも負傷判定によるもの)。ベンは英国のミドル級。ニックネームは「ダーク・デストロイヤー」。早い回でのKO勝ちが多い(後、WBO世界ミドル級、WBC世界S・ミドル級王座を獲得。クリス・ユーバンクとのライバル対決が有名)。梶間正夫の「世界リング万華鏡86」(「ボウ・ジャックの少年時代」「バスク地方出身のタフ男」「強い選手を自分のボクサーにぶつけたカス・ダマト」「頭突きに悩まされたピート・ハーマン」のエピソード)。「タイソン vs. スピンクス」、世界戦のカラー写真、「WHO's WHO」、「万華鏡」に特に注目の一冊です。

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ボクシングマガジン1988年9月号

(コメント)

カラーポスターはバージル・ヒル。ナパ・キャットワンチャイのインタビュー記事がカラー掲載(ムエタイで80戦以上のキャリア、井岡に勝つ自信は100%、とのこと)。「スライマン会長のパーティー」(モハメド・アリ、ジョー・フレージャー、ロベルト・デュラン、シュガー・レイ・レナードらが出席)。ドナルド・カリーが二階級制覇(かつてはハグラーへの挑戦を目指したほど注目されていたカリー。挫折や不運でかなりの回り道)。ジュリアン・ジャクソンは豪快なKO防衛。ウェルター級のハニガン、スターリングはパッとしない試合。金容江が番狂わせの勝利(後に来日)。オルランド・カニザレスが王座奪取(長い時代の始まり)。トニー・ロペス、マイケル・ナンも王座奪取(「新しい時代の到来」を感じさせる王座交代劇)。「メッカの争奪戦」(ボクシングイベントの誘致でライバル関係にあるラスベガスとアトランチックシティ。ドナルド・トランプがアトランチックシティに作った「トランプ・プラザ」が大試合を誘致して注目を集めている)。「柳明佑にインタビュー」(「ホセ・デ・ヘススが一番強かった」「日本で防衛戦をやってみたい」「井岡と対戦してみたい」とのこと)。「WHO's WHO」は「ヘスス・ポール」「ウェルカム・ヌィシタ」。ポールは北米J・フェザー級王者。テクニシャンタイプ。後の世界王者ポール・バンキ、元世界王者ルイ・エスピノサに勝利している無敗の男(ファン・ホセ・エストラーダのWBA世界J・フェザー級王座に挑戦して敗北。その後は負けが多くなっていった)。ヌィシタは南アフリカのフライ級。これまで全勝。兄もボクサー。WBA世界J・バンタム級王者カオサイへの挑戦を希望しているが、なかなか実現しない状況(本誌では「ヌィシタ」と表記されているが、後に「ニシタ」と呼ばれる男。IBF世界J・フェザー級タイトルを獲得。もしカオサイとやっていたらどんな結果になっていただろう?)。梶間正夫の「世界リング万華鏡87」(「ラスベガスとアトランチックシティのライバル争い」「リングを去るマービン・ハグラー」「マイク・タイソンとジム・ジェイカブス」「早く終了ゴングが鳴ったWBCストロー級タイトル戦」「アンジェロ・ダンディの本」について)。カラー写真、インタビュー記事、「WHO's WHO」、「万華鏡」に特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1988年7月号~12月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1988年10月号

(コメント)

カラーポスターはミゲル・ロラ(WBCベルトにも注目)。今月号はアジア、軽量級が中心。畑中はローブローで苦戦。ロラ、フェネック、柳が防衛。カオコーとカルビン・グローブは王座陥落。チャベスがノンタイトル戦(カラー報道)。「フリー・オベル特集」(WBA世界S・ミドル級王者。ハグラーに挑戦してKO負けした過去。ようやくつかんだベルト。トーマス・ハーンズの挑戦を受ける予定(ハーンズとのビッグマッチは流れてしまい、白仁鉄に王座を奪われた))。「7人のホープ」(川島郭志、ピューマ渡久地、鬼塚勝也、平仲信敏らを紹介する記事)。「WHO's WHO」は「オーリン・ノリス」「サミー・リーズン」。ノリスは北米ヘビー級王者。親に勧められてボクサーになった(後にWBA世界クルーザー級王座を獲得。弟テリーは中量級のスター選手になった)。リーズンは英国のJ・ヘビー級(クルーザー級)。技巧派のサウスポー(カルロス・デ・レオンと空位のWBC世界クルーザー級王座を争って敗北、引退)。梶間正夫の「世界リング万華鏡88」(「マネージャーと揉めるマイク・タイソン」「アメリカのボクシング有料中継」「お客にウケまくる引退後のジェイク・ラモッタ」について)。カラー写真、「WHO's WHO」、「万華鏡」に特に注目の一冊です。

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ボクシングマガジン1988年11月号

(コメント)

カラーポスターはフリオ・セサール・チャベス。「五階級制覇に挑むレナード、ハーンズ」(ドニー・ラロンデと二つのベルトを懸けて戦うレナード。フリー・オベルのWBA世界S・ミドル級王座に挑む(予定だった)ハーンズ。練習風景をカラー報道)。メルドリック・テーラーが世界獲得(あのマクガートが完敗。「新しい時代」を感じる王座交代劇。マクガートも後にWBC世界ウェルター級タイトルを獲得して二階級制覇)。「ソウルオリンピック・ボクシング決勝」(マイケル・カルバハル、ケネディ・マッキニー、ロイ・ジョーンズ、レイ・マーサー、リディック・ボウらが登場。ただし、ヘッドギアをしているため顔がほとんど見えない)。「ファン登場」に「香川照之」(テクニック無しで根性で勝とうとする日本人ボクサーが嫌い、とのこと)。新連載「香川照之の熱病的思考法」(ちょいと難しい漢字を使いながらボクシングを語る。雑誌などで知った選手を実際に見てみると思ったイメージと違う場合がよくある、など)。「WHO's WHO」は「ホルヘ・パエス」「クリストフ・ティオーゾ」。パエスはIBF世界フェザー級王者。サーカス出身。突進型のファイター(人気はあったが、獲得した世界王座はフェザー級タイトルのみ)。ティオーゾはフランスの欧州ミドル級王者。これまで全勝のボクサーファイター(後にWBA世界S・ミドル級王座を獲得。弟ファブリスも人気者でWBC世界L・ヘビー級、WBA世界クルーザー級王座獲得)。梶間正夫の「世界リング万華鏡89」(「マイク・タイソンを狙うジョージ・フォアマン」「カムバックするシュガー・レイ・レナード」「ボクサーの禁欲」「モハメド・アリの病状」について)。カラー写真、オリンピック、香川照之、「WHO's WHO」、「万華鏡」に特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1988年7月号~12月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1988年12月号

(コメント)

カラーポスターはファン・ホセ・エストラーダ。ビッグマッチが多かった今月号。議論の余地があるレナード、ハーンズの「五階級制覇」(新興団体「WBO」が設立された記念すべき(?)試合。WBOベルトを巻いたハーンズのカラー写真にも注目。「日本はWBOを認めず」の記事も)。メイウェザー、ローマン、ナン、カオサイらが防衛。チャベスがしつこいラミレスを下してライト級統一(やや消化不良な結果)。ヒルトン、ロラが敗北。六車は残念。デューク・マッケンジーが王座獲得(後に三階級制覇)。「WHO's WHO」は「ジョージ・ナバロ」「マイケル・ワトソン」。ナバロはフェザー級。ブルックリン出身。スピード主体のスタイル(ジェフ・フェネックのWBC世界フェザー級タイトルに挑戦してTKO負け。世界は獲れなかった)。ワトソンはイギリスのミドル級(なかなかの実力者ではあったが強い王者に阻まれて世界王座獲得ならず)。「香川照之の熱病的思考法」(アントニオ・リベラ、グレグ・ホーゲン、スンブ・カランベイの優れた点を紹介している。難しい表現でボクシングを語る香川さん。良いテクニックを持っている選手を見習えば他のボクサーたちもレベルを上げることができる、という主張)。梶間正夫の「世界リング万華鏡90」(「試合前のマイケル・スピンクス」「マイク・タイソンのトレーナー、ケビン・ルーニー」「アイリーン・イートン夫人とソニー・リストン」「シュガーレイ・レナードとマービン・ハグラーの関係」のエピソード)。世界戦のカラー写真、「五階級制覇」、「WHO's WHO」、「万華鏡」に特に注目の一冊です。 

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1989年1月号~6月号

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