2021年12月24日金曜日

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1985年7月号~12月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

貴重な写真が満載の雑誌。「ラリー・ホームズ vs. マイケル・スピンクス(初戦)」など「雑誌の内容についての個人的な解説」「雑誌で紹介された選手のその後」。

ボクシングマガジン1985年7月号

(コメント)

カラーポスターはマービン・ハグラー。ホームズが48連勝(前の試合で引退するはずだったのに)。ゴメスが地元で三階級制覇(ヘタに勝たない方がよかったかも)。アリを称えるパーティには多くのスターが(ハグラー、ハーンズ、レナード、シュガー・レイ・ロビンソンら)。サラゴサが世界王者に(後に大ベテランとして日本でも試合)。「新<世界>の顔」は「サントス・ラシアル」(敵地で戦うチャンピオン。アマチュア時代、プロ入り後の活躍&トラブル、について)。梶間正夫の「世界リング万華鏡53」(「ムハマド・アリが兵役を拒否してカムバックするまで」「三階級を狙うヘンリー・アームストロング」のエピソード)。「WHO's WHO」は「レスター・エリス」「バスター・ドレイトン」「モーリス・ブロッカー」。エリスはIBF世界J・ライト級王者。オーストラリアの選手(世界王者としては短命だったが、王座転落後も長く活躍)。ドレイトンはJ・ミドル級の世界ランカー。ハグラーのスパーリングパートナーを長く務め、実力アップ。左右フックを振り回すタイプ(後にIBFタイトルを獲得)。ブロッカーは長身のウェルター級。目標はアルゲリョのような選手になること(後にWBC、IBFタイトルを獲得)。「ダイジェスト」に「明日のスーパーファイト」(ドナルド・カリーがミルトン・マクローリー、アーロン・プライアー、マービン・ハグラーらと戦ったら、を予想。カリーへの期待が感じられる記事)。カラー写真、「万華鏡」、「WHO's WHO」に特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1985年7月号~12月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1985年8月号

(コメント)

カラーポスターはダニエル・サラゴサ(表情とベルトに注目)。マイケル・スピンクスがマクドに快勝して王座防衛。デ・レオンが地味に王座転落。ピンクロン・トーマスが古豪に引導を渡す(ウィーバーはその後もリングに上がり続けた)。ソットの防衛は地元判定(らしい)。エウセビオ・ペドロサがついに落城(カラーページじゃないのが残念)。「新<世界>の顔」は「バリー・マクギガン」(ペドロサを破ったことによりアイルランドでパニックが発生。国民的ヒーローに。アマチュア時代、対戦相手が死亡した事故、人気ぶりについての記事)。「シャムのリング」(タイのボクシング事情について。ソット、カオサイ、若いホープたちで活気づくタイ。ムエタイ選手で国際式に転向するのは「強すぎて相手がいない選手」「弱すぎて使い物にならない選手」のどちらか。「期待のホープ」としてサーマートらの名を上げている)。梶間正夫の「世界リング万華鏡54」(「45ラウンド制で行われたジョー・ガンスとバトリング・ネルソンの世界ライト級タイトルマッチ」「汚い手を使う名人フリッツィー・ジビック」のエピソード)。「WHO's WHO」は「アルフォンソ・ラトリフ」「デュアン・トーマス」「スロボダン・カチャル」。ラトリフはWBC世界クルーザー級王者。身長195センチ。「2敗」はティム・ウィザスプーン、ピンクロン・トーマスに喫したもの(後、初防衛に失敗。ヘビー級戦ではマイク・タイソンに惨敗)。トーマスはJ・ミドル級の世界ランカー。元ストリートファイター(後にWBC王座を獲得)。カチャルはユーゴスラビアのL・ヘビー級。モスクワ五輪のL・ヘビー級金メダリスト。テクニシャンタイプ(後、エディ・ムスタファ・ムハマドと空位のIBF世界L・ヘビー級王座を争って獲得。しかし初防衛戦でボビー・チェズに敗北)。カラー写真、マクギガン、「シャムのリング」、「万華鏡」、「WHO's WHO」に特に注目の一冊です。

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ボクシングマガジン1985年9月号

(コメント)

カラーポスターはマイク・マッカラム。注目は「チャベス vs. メイウェザー(初戦)」。カラー3ページ(後に再戦)。カオサイは元WBC王者オロノをKO(左フックを打つカオサイの写真が迫力)。カウィが二階級制覇(後、イベンダー・ホリフィールドと熾烈な試合を展開した)。ロドルフォ・サバティニにインタビュー(イタリアのプロモーター。ニノ・ベンベヌチの試合をプロモート。好きな選手はカルロス・モンソン。近年のボクシングを語る)。「新<世界>の顔」は「フリオ・セサール・チャベス」(オリバレスに憧れたサッカー少年。ドン・キングと契約し、無名のまま世界王者に。当面の目標はカマチョ戦、とのこと)。「テレタイプ」にメルドリック・テーラーのエピソード(試合後、対戦相手が脱獄囚だったことが判明。その男は「ロベルト・メディナ」という偽名で試合をしたが、張り込んでいた警察に逮捕された)。梶間正夫の「世界リング万華鏡55」(「ボクサーがグループを作って興行した話」「スタンリー・ケッチェルの気の強さと弱さ」について)。「WHO's WHO」は「ウバルド・サッコ」「リー・ロイ・マーフィー」「ジェローム・コフィ」。WBA世界J・ウェルター級王者のサッコ。父親もボクサーだった(次の試合でパトリツィオ・オリバに王座を奪われて引退)。マーフィーはIBF世界クルーザー級王者。ズバ抜けたパンチ力(チサンダ・ムッティ戦でのダブルノックダウンが有名)。コフィはバンタム級の世界ランカー。アマチュア時代は優秀な成績。慎重なファイトをする選手、とのこと(後にジェフ・フェネックのIBFタイトルに挑戦して敗北。その後も日本で葛西裕一と対戦するなど長くリングに上がり続けたが世界王者にはなれなかった。)。チャベス、カオサイのカラー写真、「万華鏡」、「WHO's WHO」に特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1985年7月号~12月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1985年10月号

(コメント)

カラーポスターはミルトン・マクローリー。カマチョとピントールが二階級制覇(カラー写真が貴重)。「サラゴサ vs. ロラ」は渋い名勝負。「新<世界>の顔」は「ピンクロン・トーマス」(プライベートでのトラブルを乗り越えWBC世界ヘビー級タイトルを獲得。少年時代の話、プロ入り後のケガ、について)。梶間正夫の「世界リング万華鏡56」(「ジョー・ルイスのトレーナー、ジャック・ブラックバーン」「ジャック・デンプシーとジャック・カーンズの出会い」「チャンスを奪われたマックス・シュメリング」「マイク・ジェイカブと契約したジョー・ルイス」のエピソード)。「WHO's WHO」は「ロニー・スミス」「レネ・アルレドンド」「カール・ウィリアムス」。スミスはWBC世界J・ウェルター級王者。ニックネームは「稲妻」(初防衛戦でレネ・アルレドンドにKO負け)。アルレドンドは兄弟もボクサー。ワンツーが武器(浜田との試合でおなじみ)。ウィリアムスはラリー・ホームズに善戦したヘビー級(後にマイク・タイソンに挑戦してワンパンチKO負け。打たれ弱さがあった)。カマチョとピントールのカラー写真、「万華鏡」、「WHO's WHO」に特に注目の一冊です。

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ボクシングマガジン1985年11月号

(コメント)

カラーポスターはフリオ・セサール・チャベス。ラリー・ホームズがまさかの敗北。ホセ・スライマンのインタビュー記事(日本人ボクサーは「野性味」に欠けるところがある、IBFは全く信用できない、など)。マクギガンが初防衛に成功(タイトルを獲った試合もモノクロでの報道だった)。「L・ヘビー級の歴史」(スピンクスがホームズに勝ったことをうけて、ヘビー級に挑んだL・ヘビー級を紹介する記事。ビリー・コン、ボブ・フォスター、など)。「オーストラリアのボクシング事情」(IBF王者ジェフ・フェネック、バリー・マイケルらが活躍。2つの団体が独自に王座を設け、対立関係にある。ジャック・ジョンソンの試合が行われるなど、長い歴史を持つ地域でもある)。「新<世界>の顔」は「ジョン・ムガビ」(ハグラーに挑むミドル級。モスクワ五輪で銀メダル。少年時代、プロ入り後の快進撃、について)。「ダイジェスト」は「海外ファンの声」(ロベルト・デュランのカムバックには反対、ラリー・ホームズはサミングの名人、トーマス・ハーンズはジェームス・シュラーにKOされるだろう、との声が)。「WHO's WHO」は「トレバー・バービック」「ジェフ・フェネック」「デービー・ヒルトン」。バービックは「大物食い」のヘビー級。左右フックに威力あり(後にWBC王座を獲得し、マイク・タイソンの挑戦を受ける)。フェネックはIBF世界バンタム級王者。ニックネームは「人間ダイナマイト」(後に三階級制覇)。ヒルトンはウェルター級。ボクシング兄弟の長男。ガッチリしたパワーファイターであるが動きは速い、とのこと(後にWBC世界S・ミドル級王座を獲得。弟マシューはIBF世界J・ミドル級王者に)。ホームズ、カラー写真、ムガビ、「WHO's WHO」に特に注目の一冊です。

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1985年7月号~12月号「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ボクシングマガジン1985年12月号

(コメント)

カラーポスターはカオサイ・ギャラクシー(WBAベルトにも注目)。カラーページは浜田、カーロス・エリオット、六車の試合。クーヨ・エルナンデス、ルペ・サンチェスのインタビュー、いつもは普通のページの「新<世界>の顔(今回はマイケル・スピンクス)」がカラー。クーヨ「日本のボクサーはテクニックが足りない」、サンチェス「メキシコではボクサーの数が多いため競争が厳しい」、という趣旨の発言。スピンクスはカラー4ページ(内縁の妻を事故で亡くしたスピンクス。L・ヘビーを統一し、ラリー・ホームズを破って世界ヘビー級王者に。黒人ゲットーで過ごした少年時代、アマチュア時代、兄レオン、プロ入り後の快進撃についての記事)。サパタが二階級制覇。ネルソンが圧勝。「マーフィー vs. ムッティ」はダブルノックダウンで有名な試合。梶間正夫の「世界リング万華鏡57」(「さまざまなトレーニング方法」「ジャック・デンプシーが世界王者になった試合の舞台裏」について)。「WHO's WHO」は「バーナード・ベントン」「アレクス・ブランチャード」「グレグ・リチャードソン」。ベントンはWBC世界クルーザー級王者。海兵隊出身。ジョー・フレージャーのような試合ぶりではあるがパンチはない、とのこと(初防衛戦で元王者カルロス・デ・レオンに敗北)。ブランチャードはL・ヘビー級の世界ランカー。モハメド・アリっぽい動きをするが打たれ強くない、らしい(後に世界王者になるデニス・アンドリュースと引き分け、ラルフ・ロッシジャーニに判定勝ち。ただし、世界挑戦は一度もしていない)。リチャードソンはバンタム級。北米王座、全米王座を持つ。ニックネームは虫の「のみ」。フットワークは速いがパンチはない(後にWBC王者として来日。辰吉との試合で有名)。カラー写真、「万華鏡」、「WHO's WHO」に特に注目の一冊です。 

雑誌の紹介:ボクシングマガジン1986年1月号~6月号

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