2020年12月23日水曜日

ウィルフレド・バスケス・ジュニア(Wilfredo Vázquez Jr)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

親子で世界王者、バスケス・ジュニア。WBO世界S・バンタム級王座獲得。マービン・ソンソナ戦、ノニト・ドネア戦、石本康隆戦を紹介します。

ウィルフレド・バスケス・ジュニア(Wilfredo Vázquez Jr)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)

身長166cm:オーソドックス(右構え)

ウィルフレド・バスケス・ジュニア 4R KO マービン・ソンソナ

(WBO世界S・バンタム級王座決定戦、2010年)

バスケス:左ジャブ、右ストレート、左フック

ソンソナ:右ジャブと左ストレート

(ダウンシーン)

4R:左ボディフックでソンソナがダウン。

(感想:バスケスがタイトル獲得。プエルトリコ・バヤモン出身のバスケス。三階級王者ウィルフレド・バスケスの息子。元々は法律家を目指したほどの勉強家だったが、一家がお金を必要としていたこともあってボクシングを始める(家族思いの青年)。アマチュアを経験することなくプロデビュー(フロリダ州で1RでKO勝ち)。その後、WBAやWBOの地域王座を獲得するなど、これまで17戦全勝(14KO)。初の世界挑戦。フィリピンのソンソナは14勝(12KO)1分で無敗のサウスポー。WBO世界スーパーフライ級王座を獲得したことがあるが体重を作れず、王座剥奪。階級を上げてバスケスと勝負。バヤモンで行われた試合。ジャブからの右ストレートが得意なバスケス。ソンソナもジャブを使いながら左ストレートを狙う。ディフェンスもできるバスケスがブロックしながら右ストレートを決める。ソンソナは狙いすぎで手数が少なめ。4R、ソンソナをロープ際に追い込んでバスケスが左ボディフック。ダウンしたソンソナは立てなかった。フィリピン人がボディ一発でKO負け。昔よくあったパターン。タイミングのいいパンチだったのは間違いないが。)


ノニト・ドネア 12R 判定 ウィルフレド・バスケス・ジュニア

(WBO世界S・バンタム級王座決定戦、2012年)

バスケス:左ジャブ、右ストレート、左フック

ドネア:左ジャブ、右ストレート、左フック

(ダウンシーン)

9R:左フックでバスケスがダウン。

(感想:ドネアがタイトル獲得。三度目の防衛戦でホルヘ・アルセに敗れたバスケス。その後、アルセが王座を返上し、その決定戦に出場することに。フィリピンの英雄ドネアは日本でもおなじみの有名選手。当時、フェルナンド・モンティエル(メキシコ)をKOしてWBC・WBO世界バンタム級王座を獲得して三階級制覇したばかり。直前の試合ではオマール・ナルバエス(アルゼンチン)を破ってバンタム級王座の初防衛に成功している。テキサス州で行われた注目の試合。これまで21勝(18KO)1敗1分のバスケス。27勝(18KO)1敗のドネア。右ストレートからの左フックがパワフルなドネア。バスケスはその圧力に押される。3R、大振りの左フックを食ってバスケスがグラつく。中盤からバスケスは手数を増やしていく。8R、試合中にもかかわらずヒザ屈伸するドネア(かなりの余裕?)。9R、左アッパーからの左フックでバスケスがダウン。最終ラウンド、思い切って前に出るバスケスだが、判定は3-0。パワーに差があった。フィリピンのボクサーはパンチを振り回すタイプが多く、前半は強いが後半にバテてボディを打たれてKOされることがよくある。バスケスが中盤以降に手数を増やしていったのは、後半に勝負するつもりだったのだと思われる。負けたが良いジャブ・ストレートを打っていたバスケス。一発当てていたらどうなっていただろうか?)


石本康隆 10R 判定 ウィルフレド・バスケス・ジュニア

(WBOインターナショナル・S・バンタム級王座決定戦、2013年)

バスケス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

石本:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

8R:右ストレートでバスケスがダウン。

(感想:石本がタイトル獲得。ドネアに負けた再起戦でインター王座を獲得したバスケス。マカオで初防衛戦。挑戦者はこれまで21勝(5KO)6敗の石本。日本スーパーバンタム級王座に挑戦したが判定で敗れたことがある選手。世界的な選手バスケス相手にどんな試合をするか? 石本が細かい連打とボディ攻撃。バスケスは右ストレートと左フックを狙う。接近戦での打ち合い。8R、右ストレートでバスケスがダウン。最終ラウンドは石本が押し気味。判定は2-0。バスケスが敗北。ジャブ・右ストレートが良かったが、ダウンが影響したと思われる。石本はパワーがあるタイプではないが、しっかりブロックして、右フックもいい感じで当たっていた。思わぬ敗北を喫してしまったバスケス。その後は勝ったり負けたりで世界王座返り咲きならず。もっと活躍していてもおかしくないほどバランスが良く、強い右ストレートを持つ男だったが、世界タイトルを獲ったのは一回だけだった。)

①「vacant WBO World Super Bantamweight Title

Wilfredo Vázquez Jr vs. Marvin Sonsona」

②「vacant WBO World Super Bantamweight Title

Wilfredo Vázquez Jr vs. Nonito Donaire」

③「vacant WBO International Super Bantamweight Title

Wilfredo Vázquez Jr vs. Ishimoto Yasutaka」

ノニト・ドネア(Nonito Donaire)のページ

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ウィルフレド・バスケス(Wilfredo Vazquez)のページ 

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