2020年11月13日金曜日

ドニー・ニエテス(Donnie Nietes)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

軽量級で四階級制覇、ニエテス。ポンサワン・ポープラムック戦、ファン・カルロス・レベコ戦、井岡一翔戦を紹介します。

ドニー・ニエテス(Donnie Nietes)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ドニー・ニエテス(フィリピン)

身長160cm:オーソドックス(右構え)

ドニー・ニエテス 12R 判定 ポンサワン・ポープラムック

(WBO世界ミニマム級王座決定戦、2007年)

ニエテス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ポンサワン:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

4R:右ストレートでポンサワンがダウン

(感想:ニエテスがタイトル獲得。強打者ニエテス。ニックネームは「Ahas」。タガログ語(フィリピンの言葉)で「蛇」の意。「蛇のような鋭い攻撃をする男」なのかと思ったがそうではなく、所属ジム「ALA」のオーナーが飼育するヘビの世話係だったことが由来とのこと。ジムのアシスタントとして働いていたが、20歳でリングに上がることに。デビュー以来、敗北や引き分けもあったが、WBOのアジア王座(ミニフライ級)を獲得、防衛。そしてこの王座決定戦。タイのポンサワンはこれまで全勝。デビュー二戦目でPABAのミニマム級王座を獲得し、防衛を続けている。フィリピンで行われた一戦。似た戦い方をする二人。ジャブ・ストレート、接近して左右フックでの打ち合い。共に手数が多く、アグレッシブ。4R、右ストレートでポンサワンがダウン。判定は3-0。この二人の間に大きな力の差は感じられなかったが、強いて言えばニエテスの方がパンチ力があった(特に右ストレート)。ポンサワンは後、かなり苦労した末にWBA世界ミニマム級王座獲得。)


ドニー・ニエテス 7R TKO ファン・カルロス・レベコ

(IBF世界フライ級タイトル戦、2018年)

ニエテス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

レベコ:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(ダウンシーン)

7R:左フックでレベコがダウン

(感想:ニエテスがタイトル防衛。WBO世界ミニマム級王座を防衛し続けたニエテス。WBO世界ライトフライ級王座も獲得し、二階級制覇達成。その王座も防衛し続けた後、決定戦でIBF世界フライ級王座獲得、三階級制覇。このレベコ戦は初防衛戦となる。レベコはアルゼンチンの選手で、これまで39勝(19KO)3敗の二階級制覇王者(WBA世界ライトフライ級、フライ級)。WBA世界フライ級王座を井岡一翔に奪われ、再戦ではKO負け。IBF1位として、カリフォルニア州「ザ・フォーラム」でニエテスのIBF王座を狙う。ジャブからの左フック連打で攻めるレベコ。ニエテスは一発一発を強打。6R終了間際、右ストレートでよろめくレベコ。7R、左フックでダウン。立ったがストップ。ニエテスが得意の左フック・右ストレートに強さを見せた試合。レベコは左を器用に使い、手数も多く、動きも悪くなかったが、パンチ力で負けた(同じように打ち合ってもパンチがある方がポイントを取り、KO勝ちのチャンスも大きい)。その後、レベコは数年のブランク後にカムバック。再び世界戦に出場できるかどうか、といったところ。)


ドニー・ニエテス 12R 判定 井岡一翔

(WBO世界S・フライ級王座決定戦、2018年)

ニエテス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

井岡:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:ニエテスが四階級制覇。IBF世界フライ級王座を返上したニエテス。WBO世界スーパーフライ級王座決定戦に出場し四階級制覇を狙ったが、引き分け。今度は井岡を相手に改めて決定戦。三階級制覇王者同士のマカオでの注目の一戦。細かくジャブ・連打を使う井岡。ニエテスは手数が少ない。互いにボディ攻撃。一発のパワーでニエテス、手数で井岡、といったところ。最終ラウンド終了時、ニエテスはセコンドにかつがれて勝利をアピール。判定は2-1。ニエテスのパワーが評価されたか(ダウンシーンは無し)。個人的には井岡が手数で勝ったと思ったが、リングサイドの二人のジャッジはニエテス。何か地味な「四階級制覇」。ニエテスにはパンチ力とタフさがあった。多少打たれるのを覚悟で思い切って倒しに行って欲しかったところ。その後、ニエテスは王座返上。新王者になった井岡に挑戦。冴えない試合ぶりで判定負け。なぜパッとしない試合をやってしまったのかは謎であるが、年齢的なものが原因だと思われる。ニエテスの凄さはパンチ力と18年に渡って負け無しだったこと。マニー・パッキャオ、ノニト・ドネアと並ぶ「フィリピンの鉄人」である。)

①「WBO World Minimumweight Title

Donnie Nietes vs. Pornsawan Porpramook」

②「IBF World Flyweight Title

Donnie Nietes vs. Juan Carlos Reveco」

③「WBO World Super Flyweight Title

Donnie Nietes vs. Ioka Kazuto」 

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