2020年1月19日日曜日

ウンベルト・ゴンザレス(Humberto "Chiquita" Gonzalez)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

メキシコの小さな巨人、ゴンザレス。張正九戦、林正根戦、金光善戦を紹介します。
ウンベルト・ゴンザレス(Humberto "Chiquita" Gonzalez)ボクシング・ブログ「世界の強豪ボクサー」[Google Blogger]

ウンベルト・ゴンザレス(メキシコ)
身長155cm:スイッチヒッター(両構え)

ウンベルト・ゴンザレス 12R 判定 張正九
(WBC世界J・フライ級タイトル戦、1989年)
ゴンザレス:ジャブと左右フック
張:左右フック
(感想:ゴンザレスがタイトル防衛。身体が小さいゴンザレス。ニックネームは「チキータ(「小さい」の意らしい)」。十代の半ばにボクシングを始め、アマチュアでそこそこ経験を積んでプロへ。次第に対戦相手のレベルを上げていき、世界ランク入り。全勝のまま李烈雨に韓国で挑戦し、判定勝ち。この張との試合は初防衛戦となる。張はかつてこのベルトを保有し、15連続防衛した男。大橋秀行を韓国と日本で二度KOするなど、日本のファンには説明不要の有名ボクサー。韓国で行われた試合。「コリアンファイター」の張が左右フックでガチャガチャ前に出るところをゴンザレスがディフェンスしてジャブと左右フックでカウンター。判定は3-0。張は頭から突っ込むだけで攻撃も不正確。元々そういう戦い方をするうえにパンチにキレがないのでは勝ち目は無かった。「WBC世界J・フライ級タイトル」は張が長期間持っていたということもあって、ゴンザレスの対戦相手には韓国人が多かった。日本人との対決が一度も無かったのが少し残念。)

ウンベルト・ゴンザレス 5R TKO 林正根
(WBC世界J・フライ級タイトル戦、1990年)
ゴンザレス:左ジャブと左右フック
林:左ジャブと右ストレート
(ダウンシーン)
4R:左フックで林がダウン
(感想:ゴンザレスがタイトル防衛。ゴンザレスの四度目の防衛戦。林は韓国王座、東洋太平洋王座(いずれもJ・フライ級)を獲得している。カリフォルニア「グレートウェスタンフォーラム」で行われた試合。攻めるゴンザレス。打ち方が雑な感じだが、拳そのものが強いのか「ガツンガツン」というパンチ。林はサウスポーにスイッチしたりしながら打ち合う。4R、強烈な左フックで林がダウン。5R早々のラッシュでレフェリーストップ。ゴンザレスが圧勝。無敗だったためか、自信にあふれた試合ぶりだった。)

ウンベルト・ゴンザレス 12R TKO 金光善
(WBC世界J・フライ級タイトル戦、1992年)
ゴンザレス:左ジャブと左右フック
金:左ジャブと左フック
(ダウンシーン)
11R:左フックで金がダウン
12R:左フックで金がダウン
(感想:ゴンザレスがタイトル防衛。六度目の防衛戦でフィリピンのローランド・パスクアにKOされてしまったゴンザレス。パスクアを破って新王者になったメルチョル・コブ・カストロ(メキシコ)を判定で下して王座奪回。奪回した王座の二度目の防衛戦。金は1988年のソウルオリンピック・フライ級金メダリスト。ボクシング人気が落ちている韓国。関係者からすれば「金には是非とも世界王者になってもらいたい」といったところ。しかしながら、金は元々そういう選手なのか手数が少ない。前に出ても単発で、ゴンザレスにディフェンスされてしまう。攻めるシーンもあったが、結局は相手を見てしまって後手に回る。11Rにダウン。12R、左フックでダウン。連打を浴びてストップ。残念な試合ぶりだった金。一体何がしたかったのだろう? 後、ゴンザレスはマイケル・カルバハルと軽量級の歴史に残る三試合を行い、最後の試合は王座防衛戦でサマン・ソーチャトロンにKO負け。期待されたリカルド・ロペスとの試合が実現しなかったこと、獲得した世界王座がJ・フライ級のみにとどまったこと、が個人的には残念だったような気もするが、パワーだけではなく、ちょっとしたタイミングを微妙に巧く使って強打を当てる器用さも持つ優秀な選手だった。)

①「WBC World Light Flyweight Title
Humberto Gonzalez vs. Jung Koo Chang」
②「WBC World Light Flyweight Title
Humberto Gonzalez vs. Jung Keun Lim」
③「WBC World Light Flyweight Title
Humberto Gonzalez vs. Kim Kwang-Sun」

張正九(Jung Koo Chang)のページ
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マイケル・カルバハル(Michael Carbajal)のページ

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