2026年6月3日水曜日

アイク・ウィリアムス(Ike Williams)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

世界ライト級王者。伝説の強打者。エンリケ・ボラニョス戦(再戦)、ボー・ジャック戦(初戦)を紹介します。


アイク・ウィリアムス(アメリカ)

身長175cm:オースドックス(右構え)

アイク・ウィリアムス(Ike Williams)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

アイク・ウィリアムス 15R 判定 エンリケ・ボラニョス

(世界ライト級タイトル戦、1948年)

ウィリアムス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ボラニョス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:ウィリアムスがタイトル防衛。ジョージア州ブランズウィック出身の黒人強打者ウィリアムス。パワーに加え、左のテクニック。NBAライト級王座獲得後、ニューヨーク州公認世界ライト級王座も獲得して王座統一。マネージャーとモメたこともあったが、新たなマネージャーの下で活動。その強さを讃えられ、後にボクシング殿堂入りしている。ボラニョスとは結局、王座を懸けて三度対戦が行われ、これが二度目の対戦。初戦はウィリアムスのNBA王座が懸けられ、TKOでウィリアムスが防衛。その後、NBA王者ウィリアムスがニューヨーク州公認王者ボブ・モンゴメリーを破って世界ライト級王座を統一。統一王座を懸けてボラニョスと再戦。挑戦者ボラニョスはメキシコ・ドゥランゴ出身。1941年デビュー(判定勝ち)。カリフォルニアを主戦場に移し、人気選手に(カリフォルニアはメキシカンが多い)。1944年、マヌエル・オルチスにTKO負け。その後も敗北はあったが、その相手に雪辱するなど好調。ウィリアムスに挑戦してTKO負け。そこからはカリフォルニア州ライト級王座を獲得、防衛するなど負け無し。勢いでウィリアムスに二度目のチャレンジ。ロサンゼルスでの一戦。ジャブを連打して相手との距離を詰めるウィリアムス。ボラニョスは足で距離を取りながらジャブ、左フック、ボディ打ち。共に左のパンチをよく出す。接近戦では両者とも力強いが、ウィリアムスが攻める姿勢で優勢か。10R、パワフルな右ストレート、左フックをヒットさせるウィリアムス。15R終了。判定は2-1(ダウンシーンは無し)。ウィリアムスの攻める姿勢が評価されたか。ボラニョスは正確な左ジャブを打っていたが、受け身の姿勢。ウィリアムスはどのパンチも強く、ジャブが多かった。三戦目もウィリアムスが勝利、タイトル防衛。その後もボラニョスは多くの試合をしたが、勝ったり負けたりになった。) 


アイク・ウィリアムス 6R TKO ボー・ジャック

(世界ライト級タイトル戦、1948年)

ウィリアムス:左ジャブ、右ストレート、左右フック

ジャック:左ジャブ、右ストレート、左右フック

(感想:ウィリアムスがタイトル防衛。伝説の試合。挑戦者ジャックはジョージア州オーガスタ出身の黒人。ファイタータイプで、これまでニューヨーク州公認世界ライト級王座を二度獲得。ボブ・モンゴメリーとのライバル戦が有名。ジャックとしては統一王者ウィリアムスに勝利するとともにかつて自分が持っていた王座を取り戻したいところ。ペンシルベニア州フィラデルフィアでの一戦。力強い攻めを見せるジャック。ジャブを連打して、思い切りのいい打ち方でフック、かち上げるような右アッパー。ウィリアムスはジャブ、ストレート、左右フックで迎え撃つ。ジャックの振りの大きいパンチは迫力はあるが、隙が大きく、疲れる戦い方。6R、左フック連打をキッカケにウィリアムスがラッシュ。コーナー付近で滅多打ちされるジャックをレフェリーが救った。ウィリアムスがパワフルに勝利。時にはクリンチしながらジャブを打ち、相手が疲れたところで一気に仕留めるクレバーさを見せた。ただ、ウィリアムスがラッシュしているときに打つのを止めてレフェリーに「試合を止めろ」とアピールをしていたのが気になった。相手のダメージが大きく、自分が優勢だったとしても相手から目を逸らすのは非常に危険。両者は後に三度対戦。結局、ウィリアムスが3勝1分だったが、互いにラストファイトの相手になった。)  


①「World Lightweight Title

Ike Williams vs. Enrique Bolanos」

②「World Lightweight Title

Ike Williams vs. Beau Jack」

 

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