2026年5月16日土曜日

ボビ-・キャシディ②(Bobby Cassidy)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ライトヘビー級。キャリア後半のキツい試合。ホルヘ・ビクトル・アフマダ戦、ラモン・ランケリョ戦(三戦目)を紹介します。


ボビ-・キャシディ(アメリカ)

身長180cm:サウスポー

ボビ-・キャシディ②(Bobby Cassidy)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ホルヘ・ビクトル・アフマダ 3R KO ボビ-・キャシディ

(ライトヘビー級戦、1974年1月)

キャシディ:右ジャブ、左ストレート、フック   

アフマダ:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

3R:右フックでキャシディがダウン

(感想:ジミー・デュプリーと決着をつけたキャシディ。アフマダはアルゼンチンのゴドイ・クルス出身。後の世界王者ビクトル・ガリンデスらにKO負けはあったが、地元では好調(ガリンデスに判定勝ちしたことも)。主戦場をアメリカに移してからは全勝。キャシディをTKOしたホセ・ゴンザレスには3-0で勝利。ニューヨーク「マジソン・スクエア・ガーデン」での一戦。フットワークを使うアフマダ。そして右ストレート、左フック。キャシディ(鮮やかなグリーンのトランクス)は誰が相手でも変わらない。ガードを上げて右ジャブ、左ストレート。左でカウンターを取る器用さも。互いにディフェンスしてやや噛み合わない展開。ただ、単発ながらアフマダの斜め下からの左フック、右ボディ打ちにパワー。3R、力強いフックで攻めるアフマダ。左フックからの右フックでキャシディがダウン 。立てず、カウントアウト。アフマダが豪快なKO勝ち。序盤は慎重姿勢で、3Rに一気に爆発した。キャシディはいつもと同じように見えたが、得意の左強打は不発に終わった(残念)。その後のアフマダ。三度の世界挑戦。しかし、ボブ・フォスターとドロー、ジョン・コンテ、ビクトル・ガリンデスに判定負けで王座奪取ならず。)


ボビ-・キャシディ 10R 判定 ラモン・ランケリョ

(ライトヘビー級戦、1978年3月)

キャシディ:右ジャブ、左ストレート、フック   

ランケリョ:左ジャブ、右ストレート、フック

(ダウンシーン)

4R:左カウンターでランケリョがダウン

(感想:アフマダ戦後、連続KO勝ちするなど好調だったキャシディだが、ランケリョにTKO負け。再起戦はランケリョとの再戦で、3-0で雪辱。その後、三連勝でランケリョとの三度目の対決。ランケリョはメキシカン。勝ったり負けたりだが、キャシディと抗争。このところ四連勝中。ラスベガスでの一戦。似た体型(丸っこい身体)。右ストレート、右ボディ打ちで攻めるランケリョ。33歳のキャシディはワンツー、左カウンター、右フックなどを使うがパンチのキレ、パワーがもう一つ。接近戦。ボディの打ち合い。4R、左カウンターでダウンしたランケリョだが、あくまで前進。終盤は接近戦が多い。最終10Rも打ち合い。判定は3-0。キャシディが手数で競り勝った。負けたがランケリョには右ボディ打ちに良さがあった。その後の二人。ランケリョは元WBA世界ライトヘビー級王者マイク・ロスマンにTKO勝ち、後の世界ライトヘビー級、ヘビー級王者マイケル・スピンクスにTKO負け。中堅どころでキャリアを終えたが、ここぞというときに気合いが入るタイプだったようだ。キャシディは次の試合でニューヨーク州ライトヘビー級王者に。更に二連勝で引退。ジュニアミドル級、ミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級で世界ランキング入りできたが、世界挑戦は一度も無し。通算戦績59勝(27KO)16敗3分1ノーコンテスト。引退後はトレーナーに。ドニー・ラロンデ、ロニー・ブラッドリーらを指導。映画『ロッキー』にも出演しているとか。2001年、ニュージャージー州ボクシング殿堂、2013年、ニューヨーク州ボクシング殿堂、2018年、フロリダ州ボクシング殿堂入り。息子はボクシング記者になった。)


①「Light Heavyweight 

Bobby Cassidy vs. Jorge Ahumada」

②「Light Heavyweight 

Bobby Cassidy vs. Ramon Ranquello」


ボビ-・キャシディ①(Bobby Cassidy)のページ

(ドン・フルマー戦、トム・ベセア戦、ジミー・デュプリー戦(三戦目))

 

0 件のコメント:

コメントを投稿