2026年3月4日水曜日

ショーン・ポーター(Shawn Porter)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

世界ウェルター級王者。世界を取る前のパトリック・トンプソン戦、フリオ・ディアス戦(初戦・再戦)を紹介します。


ショーン・ポーター(アメリカ)

身長170cm:オーソドックス(右構え)

ショーン・ポーター(Shawn Porter)「世界の強豪ボクサー:ボクシング・ブログ」

ショーン・ポーター 6R TKO パトリック・トンプソン

(スーパーウェルター級戦、2012年)

ポーター:左ジャブ、右ストレート、フック   

トンプソン:左ジャブ、右ストレート、フック   

(感想:ポーターはオハイオ州アクロン出身の黒人。ウェルター級にしては小柄で、ニックネームは「Showtime」。オリンピックを目指したが代表選考会で敗れ、出場ならず。プロではこれまで18連勝(13KO)、24歳。決定戦で北米ウェルター級王座獲得、防衛にも成功。トンプソン戦はノンタイトル戦。トンプソン(39歳)はネブラスカ州の黒人で、18勝(8KO)17敗1分。2002年に遅めのプロデビュー。タイトル戦の経験は無し。勝ったり負けたりだが戦い続けており、根性はありそう。直前の試合はKO勝ち。アトランチックシティでの一戦。リズムを取りながらジャブ連打、右ストレート、フックのポーター(打ち方、後ろ姿がレイ・マーサーに似ている)。中間距離では良いが、接近戦では雑な攻め。ただし、左ボディ打ちに迫力。トンプソンは左のガードを下げた構えで応戦。接近されてクリンチ。2Rにハプニング。大きな左フックを空振りしたポーターが転倒。その後も攻めるポーター、応戦するトンプソン。6R、左フックが効いたトンプソン。攻められ、左フックが入ったところでレフェリーストップ(ダウンシーンは無し)。ポーターが勢いで勝利。しかし、接近戦に難あり。距離を上手く取る戦い方をマスターする必要がある。トンプソンは特別な強味が無い選手だった印象。これが事実上のラストファイト。ブランク後にカムバックしたが、判定負けだった。)


ショーン・ポーター 10R 引分 フリオ・ディアス

(ウェルター級戦、2012年)

ポーター:左ジャブ、右ストレート、フック   

ディアス:左ジャブ、右ストレート、フック   

(感想:トンプソン戦後、決定戦でNABOウェルター級王座を獲得して20連勝(14KO)のポーターが元世界王者と対戦。40勝(29KO)7敗のディアスはメキシカンで、元IBF世界ライト級王者。シャープなパンチ、左のテクニックに定評があるが、パワーはそこそこ。世界王座から陥落後はTKO負けするなどピークを過ぎている印象だが、どんな動きを見せるか? ロサンゼルス「スポーツ・アリーナ」での一戦(リングアナはジミー・レノン・ジュニア)。ポーターが左ジャブ、右ストレート、斜め下からの左フック、コンビネーション(ワンツーからの左フックなど)。ディアスは慎重姿勢。ディフェンスしながらワンツー、振りの大きい左フック。接近戦。相手のガードを崩そうとするポーターだが、パワー不足。しかも残念なことに攻めと守りが分かれる攻防分離型のボクシング。ディアスは打ち返すが、元々パンチがある方ではない。次第に手数を増やすディアス。互いにディフェンスしながら連打。時折パンチを当てるポーター、左のテクニックのディアス。10R終了。勝ったような表情のディアス陣営。ポーターは不安な表情。判定は僅差のドロー(ダウンシーンは無し)。連勝記録が止まったポーター。パワー不足、攻防分離型の戦い方が災い。この欠点は解消しなければならない。ディアスは惜しかった。序盤から攻めれば結果は逆だったかも。後、両者は再戦。)   


ショーン・ポーター 10R 判定 フリオ・ディアス

(NABOウェルター級タイトル戦&IBF北米ウェルター級王座決定戦、2013年)

ポーター:左ジャブ、右ストレート、フック   

ディアス:左ジャブ、右ストレート、フック   

(感想:ポーターがタイトル防衛&獲得。初戦後、共に一試合。ポーターは判定勝ち。ディアスは判定負けだったが、実力者アミール・カーンを追い込んでの敗北。タイトルを懸けた再戦はどんな内容となるか? ラスベガス「MGM Grand」での一戦。基本的な動きは同じだが、今回のポーターはパワーを込めて連打。左のガードを下げた構えからジャブ、ワンツー、アッパー気味のフック、左右フックボディ連打。ディアスはやはり当てる巧さがあり、左フックなどを合わせる。しかし、ポーターの攻めの勢いを止めるほどではない。互いにディフェンスしながら接近戦での攻防。力強さのポーター、テクニックのディアス。10R終了。判定は3-0(ダウンシーンは無し)。やや粗いが、ポーターが攻撃力で勝利。ディアスもよくやったが、パワー不足なのが残念。その後の二人。ディアスは次の試合でキース・サーマンにTKO負けで引退。ポーターは次の試合でIBF世界ウェルター級王座獲得。初防衛に成功。しかし、ケル・ブルックに判定負けで初黒星と共にIBF王座陥落。キース・サーマンのWBA世界ウェルター級王座に挑戦したが、判定負け。WBC世界ウェルター級王座を獲得したが、IBF王者エロール・スペンスとの王座統一戦に2-1で敗北。ラストファイトはテレンス・クロフォードのWBO世界ウェルター級王座への挑戦でTKO負け。ディフェンスにやや甘さ。王者にはなれたが、安定王者にはなれなかった。)


①「Super Welterweight 

Shawn Porter vs. Patrick Thompson」

②「Welterweight 

Shawn Porter vs. Julio Diaz」

③「NABO Welterweight Title & vacant IBF North American Welterweight Title

Shawn Porter vs. Julio Diaz」


フリオ・ディアス(Julio "The Kid" Díaz)のページ

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